『007 スペクター』⑫~ブロフェルドの基地とギネス記録認定の爆破シーン! | 【映画とアイドル】

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叶星のぞみ
カラフルスクリーム
KRD8
新章 大阪☆春夏秋冬

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SPECTRE  (2015) DVD鑑賞⑫

 

 

こういう見せ方も好きですね!

 

サム・メンデス監督は前作『スカイフォール』では最高にスタイリッシュな映像を見せましたが、

あまりにもソリッドな印象があったので、

ボクは本作における、いわゆる‘粋な’メンデス監督の演出の方が好きです👍

 

 

 

ダニエル・クレイグのボンドは、こういう荒涼とした風景が似合います。

もちろん 褒め言葉です^^

 

 

 

悪玉が粋なことをするのも ボンド映画には必要な要素。

 

 

本作の上映時間は2時間28分でシリーズ最長時計

基本長い映画が嫌いなボクは、観る前はそれが嫌でしたが、

本編を観てみるとムダに長いワケではなく、

往年のボンド映画らしいリズムが復活した、意味のある長さになっていてよかったです。

長さを感じさせない流れはお見事。

 

 

 

 

スペクターの基地が クレーターの中に 隠れるようにあるのがいいです!

やっぱり、007の悪玉のアジトにはこういうケレン味がほしい^^

 

 

 

 

 

こういう ボンドの一言をはさむのが演出的に非常に重要w

 

 

 

敵がボンド御一行をおもてなしするのもお約束。

 

おもてなしといえば、‘日本人=おもてなし’ではないですw 

個人の発言で日本そのもののイメージを勝手につけられるのは非常に迷惑。

おもてなしには対価が必要ですよww

 

 

 

 

 

基地のある場所はよかったんですが、

基地そのもののデザインは、ただのコンビナートというか

石油タンクみたいな感じで 遊び心が全く無いのが残念。

 

 

 

内装は外観よりはマシですが、可もなく不可もなくって感じですかねw

 

昔のケン・アダムのセットが懐かしいです。

 

 

 

世界を常時監視しているブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)をすかさず揶揄するボンドがさすがw

 

今は至る所に監視カメラがついてるから、それを悪用されたら怖い気はしますね。

個人情報を守れない企業も多いし。

 

 

 

ヴァルツは演技派だけに、ほどよく抑制の効いた演技でブロフェルドのアブナイ感じを表現しているのはさすがですが、個人的には ケヴィン・スペイシーくらいクセのある役者に演じて欲しかったです。

メンデス監督とのつながりもあるしね。 まぁ、今となっては起用しなくてよかったんでしょうが。

 

 

 

『慰めの報酬』あたりから、巨大な悪の組織の暗躍が示唆されていましたが、

それを牛耳っていたのがブロフェルドという シリーズでも一番の大物だったことで、

ストーリーが続いているクレイグ=ボンドのクライマックスが盛り上がりそうで楽しみです。

製作中の新作は 今のところ不安要素の方が強いですが;^^

 

 

 

 

宿敵ブロフェルドがボンドの義理の兄にあたるという設定はいかがなものか、という気もしますが、

ボンドがスキーが上手いバックボーンを設定に絡めたのはよかったです。

やっぱ スキー・アクション見たかった!!><;

 

 

 

 

この状況下においてもジョークで返せるボンドさすが^^

 

 

 

 

ピンチの脱し方のご都合主義はアリやと思います^^

 

 

 

 

 

 

 

ここからの爆破シーンが、ギネス記録に認定された火薬量だったにもかかわらず

言うほど迫力を感じなかったのはボクだけでしょうか?w

 

でも、公開当時はこのギネス記録が話題になっていたので

宣伝材料としてはよかったと思います^^

 

爆破シーンをCGでやられたらシラけるしね~べーっだ!

 

レア・セドゥちゃんとクレイグが、爆発を実際に目の前にしている臨場感はさすがですグッド!

 

 

 

 

 

次がいよいよクライマックスです―!