我が家の愛してやまないかわいい仔たち

 

ふたりを

無事神様のところに戻せたので

パパはママを連れてヨーロッパに出掛けてきますね

 

「ルナちゃんも付いていくよ」

「巴ちゃんも付いていくっ!」

「そうだね、もちろん♬

 家族みんなで行こうね」

 

 

番外編「ヨーロッパ1周旅行2023」は

その1:旅行企画

その2:旅行準備

その3:旅行記

の3部構成

 

大学生の卒業旅行的なノリで24日間の欧州旅に繰り出します!

ルナと巴御前を心にしまい、家族4人の旅です♪

 

今日は「その3:旅行記」18日め④これ、まずいかもしれないね。 

 

ネロとパトラッシュに声を掛け、

ふたりが幸せなことを確認したので、

急いでアントワープ中央駅に戻ろう!

 

10:44アントワープ中央駅発の列車に乗らないといけないので、今時刻は10:16。

ここ聖母大聖堂から駅まで約2km。

普通に歩くと30分はかかるので、戻りも急ぐ。

途中、間に合わないかも、と感じ、余裕をみてうちのおっきな猫と走る。

(ダッシュしていたので、途中の景色は写真無し!)

やった、駅が見えて来た。

もう大丈夫だ。


走るのを止め、この駅までの道を歩く。

無事、列車出発時刻の前に到着。

ただ、プラットフォームは地下3階。

前には、道を塞ぐようにのんびり歩くインド人の家族連れがいるが、なんとか

追い抜き、プラットフォームへ到着。

10:44出発の予定。

ところが、こうやって列車出発前に間に合ったのに、

 

遅延

 

との毎度の表示。

10:44 →10:55 


だってさ。ガーンムキームキームキー

 

まぁ、大丈夫。

10分程度の遅れなら、

アムステルダムの滞在は3時間だけど、そんなに削られるわけではない。

まぁ、でも10:55に駅に着けば良いと分かっていたら、ルーベンスの絵を見たかったな。


で、プラットフォームのベンチに座り待っていると、列車が到着し、無事乗車。

このまま一気に11か国め22都市訪問となるアムステルダムだ!

 

うちのおっきな猫は念願のDelReyのチョコレートの紙袋を抱えてニコニコ。

俺も久しぶりのオランダに行ける、と喜んで車内で過ごしたのもつかの間、

ひとつめの停車駅Bredaでなんと

停車したまま列車、動かず、、、

 

 

車内アナウンスで

 

えー、みなさま。この先のロッテルダムで線路故障により、これ以上先には行けません

みなさま、降りてください

 

おっとっと。

またかよ。ムキームキームキームキー

 

しかも、電車が故障したのなら、

後続の列車を待てばアムステルダムへ到着できるけど、

この先の線路自体に問題ある、

とのことなので、

別ルートでアムステルダムへ向かわないといけないことを意味するムキームキームキー

 

急ぎ、下車した乗客の行先や、

車掌にどうすればいいか確認したいのだが、

どこも車掌は乗客に質問責めになっている。

 

俺も負けじと誰か聞ける人はいないかきょろきょろしていると、

親切な男性紳士が、

あそこの制服の女性に聞いたらいいよ

と教えてくれ、

 

急ぎ、その人が質問責めから解放された瞬間

すいません、アムステルダムへ行きたいんですけど、どうすればいいでしょうか_?

 

と聞くと、

Utrecht  経由で向かう手段がありますよ

ただそのためには、ここからs-Hertogenboschで乗り換えないといけないので、注意してね

 

という会話。

ここBredaブレダーは、

オランダとベルギの間にあるので、たいていの会話はオランダ語かフランス語。

 

英語はなかなか通じないばかりか、

s-Hertogenbosch とか、Utrecht  なんて、

まず皆さん、会話したときに、聞いただけで、なんと言っているか発音分かります?

或いは上記のスペルを見たとき、読めます?

 

聞き取れたとして、

それがその表記だと理解できないし、

表記が分かったとして、路線図が頭に入っていないと

そもそも、その教えてくれた駅がどの路線の駅に該当するのか、

方角含めてまったくわからない。

 

なので、がんばってくらいつき、

以下のような地図をスマホで急ぎ表示して、

どこからどう行けばいいのか、具体的に確認し、

ようやく、以下のグリーン矢印の路線でアムステルダムへ行けるのだ、と理解する。

とにかく、この女性に出会わなかったら、無理だったかもしれない。

既にプラットフォームでは各方面の列車はどんどん出発してしまうし、乗客もどんどんいなくなる。

 

で、どこで乗り換えればいいかという駅は分かったものの、

それがどこ行きの列車がそこに向かうのかまでは分からないなかで、

ひやひやしながら自分の感覚で理解した列車のプラットフォームで待っていると、

先程の制服の女性が俺たちに再度声を掛けてくれて、路線図のある案内版のところ連れて行ってくれて、

上記の行き方を改めて指差しで教えてくれる。

あー、良かった。俺の理解は合っていた。

で、これから来る列車がそこに行く列車だから、それに乗りなさい、と教えてくれる。

アムステルダム行きを待つ乗客もみな、それを待っている状態だとも気付く。

 

ほんと、助かった。

この人はほんとうに親切な方で、泣けるほど嬉しく、丁寧に御礼を伝え、列車に乗る。

うちのおっきな猫もようやく安心できたようで、よかった。

で、ここでわかったのだが、先程の制服の女性、

実は駅員の制服なのではなく、単なる清掃員の女性で、駅員とは無関係ということ。

 

この列車に彼女も乗客として2等車両に乗り込むのを見かけて気付いた。。。

 

で、俺たちは1等車両に乗車したので写真のように空いているが、

上の写真の奥に写っているが

通路に立っている黒人の方が見えるように、

今回、アムステルダム方面の列車が運休になったことで、

この列車はめちゃ混雑していて、2等車両は満席で、立っている人が続出みたい。

先程の女性もその中に申し訳ないけどいるらしい。

 

とにかく、s-Hertogenboschに11:55に到着するのだが、今度は

「ユトレヒト行きの列車がすぐに来るから乗り換えなさい」

という趣旨の車内アナウンスが流れたので、

駅に到着するや否や、ダッシュで降りて、そのプラットフォームへ目掛けて他の乗客たちと一緒に走る。

ところが、掲示板に出ている時間になってもアムステルダム行きが来ない。

ド田舎な街。

どうやらアムステルダム行きは12:58迄無いらしく、この何もないプラットフォームでひたすら待つ羽目に。

さっきの車内アナウンスって、いったい何だったわけ??ムキームキームキー

で、ようやく12:58にアムステルダム行きの列車が到着し、13:55アムステルダム中央駅到着。

 

今日は曇りで、ほんと寒い。

また腹も減るし、体力を奪われた状況でのオランダ入りとなる。

はぁ、ようやくアムステルダムだ。


15:28にはこっちを出ないといけないから、滞在時間を3時間予定していたのに、たった1.5hになっちゃったよ。

何が出来るか、当初の予定を急いで見直し、さぁアムステルダムの街へ出発だ。

(明日に続く)

 

【旅行行程:確定版】

(ラウンド1:東欧南下編)

1日目:羽田からヘルシンキへ(機内泊)

2日目:ヘルシンキ@フィンランド→フェリーでタリン@エストニア(タリン泊)

3日目:タリン観光(タリン泊)

4日目:タリンから航空機でプラハ@チェコ共和国(プラハ泊)

5日目:列車でドレスデン@ドイツ日帰り(プラハ泊)

6日目:列車でウィーン@オーストリア移動(ウィーン泊)

7日目:列車でブラチスラヴァ@スロバキア日帰り(ウィーン泊)

8日目:列車でブダペスト@ハンガリー日帰り(ウィーン泊)

(ラウンド2:湖水丘陵周遊編)

9日目:列車でザルツブルク@オーストリアで数時間観光後、ミュンヘン@ドイツ(ミュンヘン泊)

10日目:列車でインスブルック@オーストリア日帰り(ミュンヘン泊)

11日目:列車でプリーン・アム・キームゼー@ドイツ日帰り(ミュンヘン泊)

12日目:列車でチューリッヒ@スイス(チューリッヒ泊)

13日目:列車でユングフラウ・インターラーケン@スイス日帰り(チューリッヒ泊)

14日目:列車でコモ湖@イタリア経由でミラノ(ミラノ泊)

15日目:列車でピサ観光後、フィレンツェ@イタリア日帰り(ミラノ泊)

16日目:列車でヴェネチア@イタリア日帰り(ミラノ泊)

(ラウンド3:王宮散策編)

17日目:飛行機でミラノからブリュッセル@ベルギー(ブリュッセル泊)

18日目:列車でアントワープ@ベルギーからアムステルダム@オランダ経由で日帰り(ブリュッセル泊)

19日目:列車でブルージュ@ベルギー日帰り(ブリュッセル泊)

20日目:列車でブリュッセルからパリ@フランス、午後ヴェルサイユ宮殿日帰り(パリ泊)

21日目:パリ市内観光(パリ泊)

22日目:飛行機でパリからヘルシンキ(ヘルシンキ泊)

23日目:ヘルシンキ観光後、日本へ出発(機内泊)

24日目:関空@大阪乗継で羽田空港@東京(帰国)