我が家の愛してやまないかわいい仔たち
ふたりを
無事神様のところに戻せたので
「ルナちゃんも付いていくよ」
「巴ちゃんも付いていくっ!」
「そうだね、もちろん♬
家族みんなで行こうね」
番外編「ヨーロッパ1周旅行2023」は
の3部構成
大学生の卒業旅行的なノリで24日間の欧州旅に繰り出します!
ルナと巴御前を心にしまい、家族4人の旅です♪
今日は「その3:旅行記」18日め③フランダースの犬
うちのおっきな猫が大好きなDELREY本店で買い物を完璧に済ませ、今時刻は10:06
アムステルダムへ向かうための列車は10:44にアントワープ中央駅発なので、
今から急いで、フランダースの犬で有名なネロとパトラッシュが抱き合う像を拝みにいかなくては!!
だってそうでしょ。
あんなにもわんちゃんを可愛がり、
幼い子が夢を掴むために旅を歩んだ、
こんなにも絶望感ある、哀しい物語があるだろうか?
ここDELREY本店から、ネロとパトラッシュの抱き合う像までは30分かかる。
でも絶対、何があってもそこにはいくんだ。
行くことが、俺たちの使命だ。
うちのルナと巴御前のためにも、絶対行く!!
急ぐ。
ネロがあれほど見たかったルーベンスの絵が掲げられている聖母大聖堂まで何とか到着した。
ということは、その正門に二人がいるはずだ!
10:18到着!
見えた!
ネロとパトラッシュ。
なんていう幸せな、安らいだ表情をしているんだろう。
二人はもう
ずっと一緒なんだよね。
寒くなんかないんだよね。
気持ちが向き合っていれば、
どんなことがあったって、
一緒に乗り越えられるよね。
なんという幸せな、
そして安らいだ表情の像を作ってくれたんだろう。
この像にはよく日本人が見に来る、と現地で有名らしく、
実はこの日も周囲には小学生の子供たちが大勢周囲で遊んでいたんだけど、
俺たちがこのふたりの像にカメラを向けると、
子供たちは邪魔にならないようによけてくれて、
俺とうちのおっきな猫の二人きりで撮影をさせてもらえた。
ネロとパトラッシュ。
日本にこの物語が初めて翻訳された1908年(明治41)は、
ネロは清(きよし)、パトラッシュは斑(ぶち)と翻訳されていたようです。
ネロ、パトラッシュ、
その名前でよかったよね。
きよしと斑じゃいやだよね。
とにかく、ふたり一緒のこの表情に涙。
さぁ、ふたりが幸せな姿でいることが確認できたので、
俺たちも
ルナと巴御前とうちのおっきな猫と俺、
4人でしっかり幸せに生きていくからね、
そう、ネロとパトラッシュに伝えて
アントワープ中央駅に戻ります!
因みに、ルーベンスの絵画を見たかったけど、残念ながらその時間は皆無になった為、それは次回への宿題にします🥴
(明日に続く)
【旅行行程:確定版】
(ラウンド1:東欧南下編)
2日目:ヘルシンキ@フィンランド→フェリーでタリン@エストニア(タリン泊)
7日目:列車でブラチスラヴァ@スロバキア日帰り(ウィーン泊)
(ラウンド2:湖水丘陵周遊編)
9日目:列車でザルツブルク@オーストリアで数時間観光後、ミュンヘン@ドイツ(ミュンヘン泊)
10日目:列車でインスブルック@オーストリア日帰り(ミュンヘン泊)
11日目:列車でプリーン・アム・キームゼー@ドイツ日帰り(ミュンヘン泊)
13日目:列車でユングフラウ・インターラーケン@スイス日帰り(チューリッヒ泊)
15日目:列車でピサ観光後、フィレンツェ@イタリア日帰り(ミラノ泊)
(ラウンド3:王宮散策編)
17日目:飛行機でミラノからブリュッセル@ベルギー(ブリュッセル泊)
18日目:列車でアントワープ@ベルギーからアムステルダム@オランダ経由で日帰り(ブリュッセル泊)
19日目:列車でブルージュ@ベルギー日帰り(ブリュッセル泊)
20日目:列車でブリュッセルからパリ@フランス、午後ヴェルサイユ宮殿日帰り(パリ泊)
21日目:パリ市内観光(パリ泊)
22日目:飛行機でパリからヘルシンキ(ヘルシンキ泊)
23日目:ヘルシンキ観光後、日本へ出発(機内泊)
24日目:関空@大阪乗継で羽田空港@東京(帰国)