こんにちは!
アロマライフナビゲーター青野由布子です。
私のコーチングセッションでのベースの考えはアドラー心理学です。
これまでも特に大切な理論を紹介してきました。
今日は課題の分離について紹介していきます。
ざっくり言うと、自分の課題と相手の課題を分けて考えること。
「それは誰の課題か?問題の結果を最終的に引き受けるのは誰か?」
他人の課題に入ることは
・相手が自分で問題解決する力を弱めてしまう
・相手を依存させて他責思考にさせてしまう
・相手をコントロールしてしまう
・本人の労力が増える
何もいいことないですよね??
だから自分の課題と相手の課題をまずは分ける必要があります。
自分でコントロールできることが自分の課題、
自分でコントロールできないことは相手の課題。
ちょっと例を挙げます。
この時
痩せたいっていうのも食事指導を守らないのもお客様の課題。
痩せなくて困るのは誰?お客様ですよね。
サロンでの施術で結果を出すこと、自分を責めたりイライラするのはセラピストAさんの課題。
まずは自分の課題(自分でコントロールできること)をクリアにする。
コレが出来るようになると
相手に必要以上に介入しなくなります。
セラピストAさんの課題は
サロンでの施術で結果を出すこと。
自分を責める気持ち、イライラする気持ちを手放すこと。
そこから「共同の課題」に出来るものはないか考える。
「課題の分離」の次には「共同の課題」ってステップがあります。
今回の例なら
「半年続けていただいていますがどうですか?」とお客様に聞いてみる。
ゴールが変わっているかもしれない。
「痩せたい」以外にも何か別のお悩み、ニーズがあるのかもしれない。
聞いてみて、当初の「痩せたい」よりも
「サロンで施術を受けてゆっくりしながら体型が崩れずにいられること」が
お客様にとって価値になっているとわかったとしたら。
色々伝え方を変えたり食事指導を頑張って教える必要はあるでしょうか?
お客様の体重が変わらなくて自分を責めたりイライラする必要はあるでしょうか?
ないですよね。
そこで、お客様が他に困っていることで自分が力になれるものはないかを見つける。
今回の例って起業する前に勤めていたサロンでの
私の実例から出しました。
※最初に勤めていたサロンでは痩身メニューもやっていたのです
お客様が長期出張で来月サロンに来られないってことがありました。
「外食続きで自炊もできなくなる中で体型維持できるように何をしたらいいか」
そうご質問をいただいたことがありました。
そこでいくつか太りにくい食べ方、食べる順番などを指導したことがありました。
あくまでもお客様主体で
「お客様が自分自身で自分の人生をよりよくできる人だ」と信じる気持ちで。
主体論の記事でも書いた
「あなたの人生の主役はあなた、自分の人生は自分で創る」ように
「他人の人生の主人公は他人」です!
介入しすぎず、まずは自分の課題に注力して。
その先に交わるところで協力できることはないか探しましょう。
今日も読んでくださりありがとうございます!