こちらの記事の続きです♡
ワイナリー見学の後は、希望された10名の皆さんと、
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのテイスティングもさせて頂きました。
ああ、私はこのグラスがたくさん並んでいるのを見ると、
それだけでなんていうかもう…
これから、感じるものがこんなに出てきますよ♡
っていうような、素敵な誘いに、胸がいっぱいになるのだ。
これを「ワクワク」と呼ぶのかもしれないけれど、
「ワクワク」というよりは、「胸がいっぱい」
もう、すでに、満たされている。
それはきっと、この地球に
生まれてくる前の感覚と同じなんだと思うの。
これから、たくさん感じることがあるんだ!
という喜びで、胸がいっぱい。
ちゃんと「KADOKAWA GROUP 」って書いてあって、嬉しくなった。
この紙に、メモできるんです。
このままオーダーすることも出来ちゃう。
サトーさんが通訳してくれて、ワインの説明を聞きながら、いざテイスティング!
シャルドネの白ワインから!
ここで作られている唯一の白ワイン。
うさぎのシルエットが可愛い。
そして、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの2018年、2015年、Prima Pietra 、と味わっていきました♡
「Rossoって、茶色いなぁ」と思った時に、じわっと涙が出そうになった。
フランスのRougeとは違う
オレンジというか、茶色いというか。
お日様、大地、テラコッタの色、イタリアの赤。
イタリアの赤は、茶色い。
「LAMYノート」を作った時に思ったの。
このノートはイタリアの職人とやりとりをし、イタリアの工場で作ってもらったのですが、
私たちとイタリア人、色の感覚が全然違うんです。
言葉の「赤、青」じゃ思ってる色が伝わらない。
だから、パントーン(色のチップ)で全て指定までしたのですが
それでも、指定したのと同じ色にならないんです。
私はもっとエメラルドのような青緑のチップを指定していたのだけど
綺麗なブルーで来る。
何度「この色とこの色、違いますよね?」と言っても「いや、同じ色だ」と言う。🤣
目の作り、見え方自体が、違うのかも知れない。
もしくは、この微妙な違いは、おおらかな国イタリア人の目には
識別されないのかも????
でね、私はイタリア人がこう見えるなら、
もうこれが私の思うブルーだったんだ。と思った。
そしてとても素敵なノートが完成した。
そのブルーは大人気で、すでに完売した♡
ピンクも残りわずか!
同じ「赤」でも、思う赤はそれぞれなんだよね。
もちろんその繊細な違いで、私たちは「表現」するのだし、私はマニアックな素材が強く、こだわりが強いのだけれど
同時に「まぁ、どっちでも同じか」という部分も持っている。笑
イタリアの茶色い赤を見て、涙が出そうになったのは
私はこういう時間が、とてもとても好きだから。
参加者さんと一緒にいるけれど
みんなそれぞれ集中していて
完全に「個」になっていて、
けれど、向き合う対象は同じ、って言う
「源」と「個」を今ここで体現している時。
例えば、Paris読書会での
などもそうだった。
完全に同じ方へ向くと、天国みたいに感じる。
横の人の顔は見えない。
けれど、同じ方へ集中して向いている。
その感覚がとーっても幸せで、じわっとするのです。
現在社会では、みんな横ばかり見てるからね!笑
横を向くから競争、勝ち負けが発生する。
本来、孤独っていうのは寂しくて耐え難いことじゃないんだ。
私たち、どうせ死ぬまで孤独。
孤独同士、共に素晴らしい人生を生きてゆこう、という
お互いちゃんと「個」で在って、
それでもって真っ直ぐ「縦」の方向を向く瞬間って、
なかなかないんですよね、これが!!
で、この時間はそうだったなぁ♡
みんながワインに集中してる。
みんなが自分の五感で、自分の中を確かめてる。
ただそれだけ。
そして、シェアというか、
「私はこれが好き♡」「これ美味しい♡」「こう思った!」
それだけ。
ただそれだけが、
こんなにも天国のようなことに
私はいつも感動するのです。
人生って、それだけでいいんです。
ほんのちょっとの量なのに、
五感で集中して味わうと、少量で酔う!!
それって真理だと思う。
しっかり感じて味わっていると、そうたくさんの量も刺激も要らないのだ。
たった少しで、こんなにも陶酔できるのだ♡
日常でもそう。
素晴らしい人生を送るために、
そんなに大量の刺激やキラキラをゲットする必要はない。
ちなみに私はコーヒーが好きで、
1日に何度も飲む。
コーヒーの香り、コーヒーがそこにある風景が、大好きだから。
コーヒーを淹れて、テーブルに置いて、
胸いっぱいに香りを吸い込んで、
熱いうちに一口、二口、飲む。
そしていつも大体、ぬるくなって半分以上は残す。(残っちゃう)
コーヒーは体に悪い、とか
一日一回にしたほうが良い、とか
色々言われるけれど
何も、全て胃に納める必要はないのだ。
1日に何度も淹れて、その恵みをいっぱい感じて、何度も残せばいいって思う。
いっぱい感じる、というのは
いっぱいの量が必要なわけでは
決して無いのです。
五感をしっかり開いて
外の世界を感じると
ほんの少しの量で
内側の世界は
無限に開くんです。
何も全部全部
胃袋に入れなくても
糧にすることができるんです。
とーっても良くしてくれたスタッフの女の子と♡制服のニットの色が素敵だった!
ここで、私も3本購入しました!
みんなも色々お好みを買っていました〜!
「トスカーナで自分好みの赤ワインを買う」
こんな、小説の中のようなことが、
私の人生に現れてくれるなんて、
神様ほんとうにありがとう。
と思う。
トスカーナリトリートのこれまでの記事はこちら♡
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今回参加してくれたのはこのみなさん♡
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