とっても楽しみにしていました！
オテル・ド・クリヨンのコンコルド広場に面するバンケットで、マリーアントワネットの魂を感じながらブーケを作れるなんて本当に、本当に、すごい事！！！
それもヴァルダさん本人から♡
（今回はチームに教わる事になっていたので、サプライズでした！）
バンケットに入るとたくさんのお花が用意してありました。
私、そういえば「花瓶」の設定変更が過去にあって、（笑）家の花瓶も透明ガラスのものやシンプルな白のものが増えました。
日本でよく泊まるホテルでも、透明の花瓶ばかり。
前は、花瓶自体が可愛いものやデコラティブなものを選ぶことが多かったんですけど、やっぱりお花が一番綺麗に見えるのってシンプルな花瓶なんですよね。
クリヨンでも、花のフォルムやカラーを損なわないように透明のベースのみ使用してるそうです。
ヴァルダさん直々のレッスン♡
みんな真剣です。
ヴァルダさんは何度も
・楽しむ気持ちが一番大事
・リラックスが一番大事
とおっしゃっていました。
感じたことはたくさんあります・・・
・法律を専攻していたけど、幸せになれないような気がしていた。そうした時に、ヴァルダさんのお祖父さんが人生は一度しかないのだから、心が求めることをするべきだとアドバイスしてくれた。
・即座にフローリストになる決心をし、独学で多くを学び、ヨーロッパ最優秀賞を二度獲得
など、雑誌でヴァルダさんの記事を読んでから、もしレッスン中に質問できる機会があれば、聞いて見たいことがいくつかありました。
でも、ヴァルダさんと同じ空間で、ほんの１時間くらいの間ですがヴァルダさんの花を見る時の目や、話してる時の声の感じとか（言葉はわからないけれど）ずっと感じていたら、質問するまでもないと思いました。
好きだよ
っていう気持ちを、大切に自分の中で育てているんだなぁ。
今回は、お花の乗せ方、ブーケに束ねて行く過程を教わったのですが。
まず、ブーケという「基礎（型）」をしっかり覚えれば、その後自分なりの感性でお花のセレクトや、色などを無限に表現していける。
以前お茶のお稽古のことで書いたことがあります。
├羽生選手のスケートノート♡苦しい時は今まで続けてきたことが一番癒してくれる
├「運も実力のうち」の本当の意味がわかりました。金＆銀メダルおめでとう♡
「型」が生きるのは
そのもっともっと深い奥の部分で「好きだよ」という想いを自分の中でしっかり育んでいるから。
私はそこの部分が「ご自愛」だと思っています。
外側次第で揺らぐことのない土台。
「型」はとっても優秀な男性性。
でも、「型」さえゲットすればいい
っていうことではなく、
好きだよっていう想い、女性性の部分を汲み表現するために「型」がある。
そしてその繰り返しで、自分だけのオリジナルの「スタンス」が生まれて来るんですよね。
私の作ったブーケ。
世間一般での肩書や評価に関係なく、そもそもの「好きだよ」っていう「想い」。
法律の道じゃなくて、独学でフローリストになると決めたその「想い」が「型」の習得や表現に磨きをかけて、世界トップの道が開けたのだろうな。
まさにお稽古♡
ヴァルダさんは何度も
・楽しむ気持ちが一番大事
・リラックスが一番大事
って言っていたけれど、それは「ダラダラ遊びながら娯楽でやればいい」っていう「楽しい」「リラックス」とは全然違って（これは勘違いご自愛）真摯に好きなものに向かうための神聖な姿勢。
とっても冗談交じりで和気あいあいとレッスンしてくれたのですが、「威しさ」もたくさん感じました。
楽しかった。
すごく全てが素敵だった！
とーっても貴重な経験になりました。本当にありがとうございます。
みんなのブーケも素晴らしく素敵！
同じ空間で同じお花から選んでいるのに、ものすごく個性豊か♡
みなさんがレッスンで作ったブーケは、滞在中にそれぞれお部屋で楽しみます。
持ち帰れないので、４日間だけの贅沢ですが・・・本当にラグジュアリー。
今回のフラワーアレンジレッスンが「花時間」のウェブサイトに掲載されました♡
ジョルジェ・ヴァルダ Djordje Varda
ホームページ／https://www.instagram.com/djordjevarda
オマケ。
KADOKAWA担当清水さんはいつも私の変なショットを撮ることに夢中になっています。笑
（載せられないのもたくさん！やめてください。笑）
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