今回の読書会テーマは
【CHANELに学ぶ革命論】
でした。
その後、2回に分けてCHANELが暮らしたアパートを訪ねました。
ここは一般開放されていない神聖な場所で
CHANELジュエラーの、さらに一部の特別なお客様に向けて案内されている場所です。
今回の宿泊先はKADOKAWAスタッフのつてで
オープンしたばかりのオテル・ド・クリヨンに宿泊することができましたが
さらに、そこのコンシェルジュの方が話を通してくださり、特別に来ることができました。
参加者の皆さんが書いているように
CHANELの息づかいが聞こえるようで、
またCHANELの内側が全てさらけ出されているようで感無量だったのですが、
私はまず、本の多さに圧倒されました!
課題図書を読んで、CHANELがどんなに孤児で恵まれた環境に生まれてなくても、感じる事の自由、考える事の自由を比較的早い段階で手に入れていたんだなぁと改めて思いましたが、CHANELのアパートに眠るたくさんの本を見て、それだけじゃなくて「常に成長し続ける」「より良い私を求める」姿勢をビシビシと感じて、私の可能性に嬉しくなりました。
本を旅する。
これ、香港行きのフライトで見た
「美女と野獣」のワンシーンにも出てくるのですが、「パリのデザイナーのお母さん」はCHANELをモデルにしたのかなって思ってたんです。
同じ言葉が出てきてビックリしました。
CHANELの部屋は
色んな宗教もインテリアもごちゃ混ぜで。
仏像、天使、マリア、獅子、植物、鳥、牛、
フランス、中国、エジプト、日本、、、
とにかくカオス。
だけど、カオスの中にある完璧な秩序を感じました。
CHANELがこだわったというとにかく全て「対」にするということや、インテリアのテクニックもあるのかもしれませんが、
やはり
「CHANELが所有している○○」だからだと思うんです。
「○○を所有しているCHANEL」ではなく。
これ、ヴェルサイユ宮殿でも感じ、もしかしたら意識的に「調和」は作れるのかもしれないと思いました。
分からないまま置いておく。
スッキリさせない。
カオス状態でいい。
とはよくセミナーでも言っていますが、それは絶対的に「私主体」だからその中で秩序ができてくるんだと思ったんです。
あとで書きますね💕
アーサーカペルがCHANELにプレゼントしたという仏像と、仏画。
映画で、CHANELがカペルの本を借りてどんどん読んでいくシーンがあり印象的だったのです。
「君がニーチェとはね」
というシーン。
KADOKAWA担当の清水さんと
「ニーチェあるかな?」と探しましたが、言葉が分からず断念
星がついてるから天文学の本かなぁ?
本当に時間があったら、CHANELが読んだ本を全て1つ1つ調べたかった!!
CHANELの伝記や、課題図書の本でも、交流のあった芸術家や思想家はわかるので、影響を受けた人物や思想を知ることができます。
CHANELやたくさんの女優が座ったチェア。課題図書の表紙でも座っています。
1番影響を受けたとされるのはやはりアーサーカペル。
カペルは仏教、ヒンズー教、天文学、スピリチュアルに精通していたと言われていて、CHANELもその 知性に心底惚れていたと思います。
しかしやはり女性ならではの感性が素晴らしかったCHANEL!
「オモチャをあげたつもりが、自由を与えてしまったのだね」というカペルの言葉にもあるように本当の知性とは、知識を認識にまで作り上げる力。
現実化まで持っていく能力だと思っています。
1便の皆さんと
2便の皆さんと
CHANELが詰まった場所
本当にたくさんCHANELから受け取りました。
ありがとうCHANEL!!
まだ全部、吸収できてない。
ゆっくりゆっくり、噛み締めて栄養にしていこうと思います。
CHANEL側の意向で
撮った写真をすべて公開することはできないのですが
Vogueがアパートを訪れた時に作成した動画が公開されているので
ぜひ見てみてくださいね
最後に映画でも出てくるこの伝説の階段。
当時は毎日ここでファッションショーを開催していたそうです。
モデルの動き、ドレスの細部までいろんな角度から見えるように
この螺旋階段を作ったんだって。