ウジェーヌ・イザイ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲)」作品27より「第1番」 | クラシックばっか 時空間

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今日 7月16日(金)は、ウジェーヌ・イザイ (イザーイ)の誕生日です。

ウジェーヌ=オーギュスト・イザイ(1858年7月16日 ベルギー リエージュ - 1931年5月12日 ブリュッセル)は、ベルギーのヴァイオリニストであり、作曲家です。


■「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲)」作品27より「第1番」
ーーー (約 9分)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Vn:オスカー・シュムスキー(1917年5月23日 フィラデルフィア - 2000年7月24日)
 

 

 

https://youtu.be/Lv5JryC8bu4

■2019年7月15日 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 


Ysayeは、ヴァイオリン奏者兼指揮者であった父からヴァイオリンの手ほどきを受け、1865年~69年にリエージュ音楽院で デジレ・ヘインベルク、ロドルフ・マッサールに学びました。

ブリュッセル音楽院でヘンリク・ヴエニャフスキに師事し、奨学金を得た後パリへ留学し、ヴュータンにも師事しています。

1879年、ベルリンでビルス管弦楽団のコンサート・マスターに就任し、82年にアントン・ルビンシュテインとともに北欧やロシア、ハンガリー公演を行い成功を収めます。

1883年にパリに戻ると、フランクの「ヴァイオリン・ソナタ」や、ショーソンの「詩曲」、ドビュッシーの「弦楽四重奏曲」など同時代人の作品を初演し、フォーレやダンディなどとも親交を結び、多くの作品を献呈されました。

1886年~98年、ブリュッセル音楽院教授。さらに弟のピアノ奏者のテオフィルの協力を得て、フランスとベルギーの現代音楽を紹介する「イザイ演奏会」を創始します。

 

 

朱赤の蛍光色です。派手です。遠くからも目立ちます。


一方、全ヨーロッパとアメリカで独奏者として活躍し、1918年~1922年までシンシナティ交響楽団で指揮者を務め、指揮や教育の分野での活躍しました。


「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲)」(無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ)作品27は、イザイが既に60代半ばに達していた1923年~24年にかけて、ベルギーの自宅で作曲されたものです。

バッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ」、また、パガニーニの無伴奏ヴァイオリン独奏曲である「24の奇想曲」を念頭において作られたのは言うまでもありません。
 
「無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ」作品27は6曲から構成され、それぞれの曲が別々のヴァイオリニストに献呈されていて、彼らを意識して書かれています。いわば、偉大なヴィルトゥオーソが、6人のヴィルトゥオーソのためにつくった無伴奏ヴァイオリン・ソナタです。

    第1番 ト短調 (献呈: ヨゼフ・シゲティ)
    第2番 イ短調 (献呈: ジャック・ティボー)
    第3番 ニ短調 「バラード(Ballade)」(献呈: ジョルジェ・エネスク)
    第4番 ホ短調 (献呈: フリッツ・クライスラー)
    第5番 ト長調 (献呈: マチュー・クリックボーム(イザイの弟子))
    第6番 ホ長調 (献呈: マヌエル・キロガ(スペイン出身の演奏家))

 

今日の東の空です。不思議です。

 


今日ご紹介するのは「第1番ト短調」です。全部で4つの楽章から構成されています。

1.Grave. Lento assai
2.Fugato. Molto moderato
3.Allegretto poco scherzoso. Amabile
4.Finale con brio. Allegro fermo

 

 

 

手前葉の広いのがパキフィツム「月下美人」。中央=セダム「乙女心」。 左上の小さいのがセダム「虹の玉」(無肥料)。右上の駄温鉢はイネ科の雑草(多分「ニワホコリ」)です。(^^)

 

 

 

 

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見る視点や角度を変えてものを多方面から見るのも、新しい発見につながるかもしれません。忙しい日常生活の中での工夫が大切ですね。

 


訓練、練習によって今まで出来なかったことが出来るようになります。

 



ウジェーヌ・イザイ