「ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生」という映画を、朝日ホールの映画館でやっていたので見に行った。たまたま時間を持て余していて、1日で安かったのでw




ちょっと前に、ザ・シンフォニーホールの演奏会のチラシを見た気がしたが、まさか、こんな大ケガで苦しんでいたとは・・・


昔、レコード芸術のプレゼントで当たった、彼の「バッハ リサイタル」は、今でもお気に入りのCDだ。「主よ、人の望みの喜びよ」が特にいい。




時間が空いていて、1日でたまたま安かったので気まぐれに見に行ったが、いい映画と出会えて、幸運な日だったと思う。


で、映画のもとになったらしい本も図書館で借りて読んだ。



「なぜピアノしかやってこなかったのかと思う。指揮とか・・・」とは本人の談。


ピアニストが指揮も始める例は、アシュケナージ、バレンボイム、エッシェンバッハなどがある。


ピアニストが指が回らなくなったら、老いを受け入れよ、と言われて、ハイそうですね、とは行かないかも知れない。


ブーニンは、ブラームスの晩年の曲などは弾かないのだろうか?

「6つの小品 Op.118-2」


https://youtu.be/lBnmWWH5Nko?si=z2UwcLjkoe5H7D5x









まず「交響楽団いちご組」というネーミングが素晴らしいw

ライネッケもブルッフも、大好きな作曲家だ。
彼らの交響曲を生演奏で聴ける機会など、そうそうない。
練習は月1回だそうで、それでこれだけ演奏できるのは、大したものだ。

僕が、アマチュアや学生のオケばかり聴きに行くのは、もちろん懐具合のためなのだが、こうして気軽にフラっと聴きに行って、気軽にカンパして、というのも、普通のプロのコンサートとはまた違った趣きで楽しいものだ。

「アマチュアこそ、音楽の本道である。」芥川也寸志

「人生には、生きがいとか、生きる意味とか目的とか、趣味とかか゚必要だ」と言い、そういったものがなければ、「人生が無意味」だとか「生きることが苦痛だ」だと思うそのたびに、人間は、自分で自分を「不幸」だと思い苦しむだろう。


人間以外のすべての動物や植物は、(動物園の動物ですら、)自分が「不幸」だとなどとは微塵も感じず毎日を暮らしている(ように見える)。


人も動物も植物も、ただ産まれ、生き、死ぬ。


それ以上の「意味」や「目的」を考えることは無意味だ。そんなことを「考えざる得ない」肥大化し過ぎた異形の脳を持ったことが、異形の生物である人間の悲劇であり原罪であろう。