壁際鉄道 デュアルからマルチへ | レールは、こころをつなぐ道。

壁際鉄道の電源セクションは従来下記の6つだった。
F1…外回り本線
F2…内回り本線
F3…車両基地6線の一の橋

    待避線からの4線

F4…車両基地6線の内回り

    本線直結の4線
F5…外側待避線
F6…昭和の鉄道模型線


これらの6区間を制御をするために主に下記4つのコントローラーを使用していた。

①F1・F2区間の本線2つに

  対しTOMIX N-1001-CLと

  TOMIX N-DU202-CLの

  2台を「謎の箱 」と称する

  セレクターボックスを介し

  どちらのコントローラーでも

  どちらの線区でも統括制御

  ができる「デュアルキャブコン」方式
②F3・F4区間の車両基地6線に対しては別のTOMIX N-1001-CLを

  TOMIXのセレクターボックスで切り替えて使用
③F5区間は古いTOMIXの5001パワーユニット
④F6区間は昭和の鉄道模型付属のTOMIX N-401


今回給電改良工事 により下記2区間が独立し計8区間となった。
F11…外回り線井中駅~一の橋駅
F12…内回り線井中駅~一の橋駅

ただしこの2区間の給電は、両側の駅構内ポイントの切り替え方によっていろいろ異なるので、単なる元区間と同一の電源を流すだけでは対応出来ないのである。
外回り本線F11は井中駅側からだとF1・F2・F6が、一の橋駅側からだとF1・F2・F4・F5の流れる可能性があり、

内回り本線F21は井中駅側からはF11と同じだが、一の橋駅側からだとF1・F2・F3・F4の流れる可能性があり得るのである。


8電源区間となったものの現状の4コントローラーが有れば運転操作上問題はないので、これ以上コントローラーを増やすことなく、これら8区間を簡単に制御出来る様に「マルチキャブコン」で対応する事にした。

と言うか実際にはそのように対応できる事を確認して今回の給電区間改良工事を行った訳で、先月のみんなの水彩夢広場出展 時には試作段階のその「マルチキャブコン」ボックスを使用していた。



つづく