能登半島の港が海底の隆起によって陸地になってしまい、船が出せなくなっている場所がある。

これを見てもこれまでの地震とは全く異なっていることが分かる。

これまでにあった地殻変動を伴う地震は陸地の断層が隆起(逆断層)したり沈降(正断層)したり横ずれしたりするといったことはあったが、海底が4mも隆起して港が使えなくなったということはあまりなかったはず。

 

【参考】2024年1月6日の記事

 

地学 第19回 世界の絶景ポイント ~地球の活動がもたらす景観と災害~

 

 


能登半島では1万年前から数千年間隔で地殻変動によって3回隆起していたという記事がある。

単なる巨大地震ではなく、大規模な地殻変動だったらしい。

数千年に一度の巨大地震が元日に起きたというのであれば、確率的にはかなり低いのだろう。(元日にこの極めて稀な直下型地震が発生してしまったために、家族が実家に帰省していたタイミングで巻き込まれてしまい、犠牲が大きくなってしまった。)


【参考】2024年1月5日の記事
1日に発生したマグニチュード(M)7・6の能登半島地震と同等の規模の大地震が、能登半島北部では数千年間隔で繰り返し発生していた可能性があることが、産業技術総合研究所の分析で分かった。約1万年前から現在までに、地殻変動で3回隆起していた能登半島北部の日本海沿岸が、今回も同様に隆起していたことから判明した。
石川県輪島市西部で最大4メートルの隆起がみられるなど、特に能登半島北側で大きな変動があった。
数千年スケールの発生間隔かもしれない

 

 


今回の地震は数千年に数回起きる地形を変えるような地震だったという専門家の解説も出ている。

超レアケースだから誰も見たこともないような現象が起きたということらしい。
また、5chには今回の地震の規模をモーメントマグニチュードで統一して表すと直下型地震としては過去最大だったという書き込みがある。

【参考】2024年1月6日の記事
この周辺では地形を変えるような大地震が数千年に数回あったとされ、今回は同様の大きな地震が起きたと考えられる


【参考】
0023名無しのひみつ
2024/01/07(日) 03:59:08.74ID:w8n9Ue5y
今回の能登半島地震の規模、同様に内陸直下型地震で大きな被害を出し規模も大きかった阪神淡路大震災や熊本地震などと比べれても抜けて大きい。
これらの地震を、地震の規模を一番正確に表せるモーメントマグニチュードで統一して表すと、能登半島地震はMw7.5だから阪神淡路大震災のMw6.9や熊本地震のMw7.0と比べてもかなり大きいと分かる。
Mw7.5という規模と比べられる内陸直下型地震を日本の地震で挙げるとすれば、同タイプでは観測史上日本最大と言われる明治時代の濃尾地震である。
濃尾地震の規模はM8.0という数字で有名ではあるけども、これは一昔前の手法である断層の長さと地震規模の経験則や関東大震災の震度分布との比較から推測された数字であり、きちんとモーメントマグニチュードを計算して求められた研究ではMw7.3~7.4と導き出されている。
http://www.sharaku.nuac.nagoya-u.ac.jp/data/laboall/reports/2003nobi/nobi-distr/pdf/09sato.pdf
能登半島地震はMw7.5だから濃尾地震すらも上回って日本観測史上最大の内陸直下型地震だった可能性もあるのである。
この見方を補強する材料として、地震の規模とほぼ比例する断層の大きさで見ても濃尾地震は約80km~100km程に対して能登半島地震は約120km~150kmと、ここでも濃尾地震を上回っている。
この結果から今回の地震は少なくとも濃尾地震クラスであったと見るべきであり、つまり輪島市や珠洲市など能登半島北部はそれだけの巨大な直下型地震に見舞われたという事である。
この事実を見れば、人口密集地ではないことを除けば阪神淡路大震災や熊本地震など近年起きた直下型地震を上回る尋常じゃない類の被害も予測されるのだ。実際に地震発生から5日6日経った今でも被害の全容を掴めていないのは半島の先という地理的要件以外にも、広範囲のあちらこちらで早期復旧は困難なほどの道路の寸断や港の損壊など凄まじい被害を出している事もあるだろう。
【能登地震】沿岸部の海底85kmが隆起して露出、海岸が最大200m海側にせり出す…国土地理院が解析 [すらいむ★] (5ch.net)

【参考】
地震は地下の岩盤がずれて起こるものです。この岩盤のずれの規模(ずれ動いた部分の面積×ずれた量×岩石の硬さ)をもとにして計算したマグニチュードを、モーメントマグニチュード(Mw)と言います。一般に、マグニチュード(M)は地震計で観測される波の振幅から計算されますが、規模の大きな地震になると岩盤のずれの規模を正確に表せません。これに対してモーメントマグニチュードは物理的な意味が明確で、大きな地震に対しても有効です。ただし、その値を求めるには高性能の地震計のデータを使った複雑な計算が必要なため、地震発生直後迅速に計算することや、規模の小さい地震で精度よく計算するのは困難です。

気象庁|震度・マグニチュード・地震情報について (jma.go.jp)

 

 

 

 

 

 

今回の地震で志賀原発の変圧器が爆発したとか、変圧器の配管から油が漏れたとか、モニタリングポストが使えなくなったとか、そういった報道があるが、地震で変圧器が爆発するというのは不自然のように思える。

変圧器の爆発について当初は「爆発音がして焦げ臭い」と報じられたが、後で「変圧器内の圧力を下げる装置の作動音と漏れ出た油の臭いだったという」などと訂正されている。

この作業員は爆発音と装置の作動音の区別もできず、焦げた臭いと漏れ出た油の臭いの区別もできない人物だったされている

「放射線モニタリング情報共有・公表システム」を見ると能登半島北部のモニタリングポストが表示されていない。

その場所は志賀原発からは離れた場所ではあるが、モニタリングポストが使用不能になっているのであれば何らかの放射能汚染が起きていたとしても自分でガイガーカウンターを使わないと放射線を測ることができない。

放射線モニタリング情報共有・公表システム (nsr.go.jp)

 
 

【参考】2024年1月4日の記事

志賀原発は運転停止中で、地震による過酷事故は起きなかった。ただ、測定できないモニタリングポストの早期復旧は難しい状況だ。

 

【参考】2024年1月5日の記事

運転員が変圧器の保護装置の音を「爆発音」と誤解したことなどから政府が火災発生と発表し、北陸電が釈明する事態もあった。

 

【参考】2024年1月2日の記事

地震の揺れで1号機と2号機の変圧器の配管が壊れ、計約7100リットルの油が漏れ出た。影響で外部から受電する系統の一部が使えなくなったが、別の系統に切り替えて電源を確保した。変圧器を点検した作業員は当初、「爆発音がして焦げ臭い」と報告したが、変圧器内の圧力を下げる装置の作動音と漏れ出た油の臭いだったという。火災は起きていないとしている。

 

【参考】2024年1月6日の記事

質疑応答で挙手しても当てられなかった記者が「原発について質問させてください」「地震から3日目でいまだ総理が原発について一言もコメントしないのは異常です」などと声をかけ続けたが、一瞬ニヤリと笑って立ち去ってしまった。

 

 

 

 

 

地震調査委は「今までは珠洲市を中心とした活動だったが、ある意味、能登半島の全体が地震の活動域になる。これまで強い揺れを感じなかった場所でも地震が起きる」と言っている。

また、「一方、一部の研究者が指摘する地下からの流体の上昇と、これまで知られていた活断層との関係は不明です。」ともニュース記事に書かれており、流体が地震の原因だとする主張は一部の研究者が唱えている説に過ぎないらしい。

 

【参考】2024年1月2日の記事

 

 

 

日本は北海道から関東までの太平洋側が地震多発地帯であり、北海道北部や九州地方北部~中国地方は地震が少ないというデータがある。

大雑把に見れば、明らかに日本海側は太平洋側よりも地震が少ないため、油断していた面もあるのかもしれない。

 

地震の年表 (日本) - Wikipedia

 

 

 

一部の専門家によれば、今回の能登半島地震は去年と同様に地下の流体が断層の隙間に入り込んだことで長い断層が動いたのだと解説している。

しかし、なぜ流体によってM7.6という巨大なエネルギーが発生したのかについては解説していない。

少し調べてみると、記録が残っているだけでも、能登半島では1700年代から度々巨大地震が発生しているが、今回の地震が最も規模が大きかったらしい。
これは沖の方で発生した地震なのか、直下型地震なのかの違いもあるのだろうが、能登半島の場合はそれに加えて巨大な断層が複数あるらしく、それが大きく動いたことで内陸から沖の方にかけて岩盤が大規模に破壊され、ここまで被害が拡大したのだろう。
しかし、最も気になることは、今回の地震は非常に広範囲に強い揺れが伝わっているということであり、約280kmも離れている福島県郡山市で震度4を観測している。(揺れを感じる直前にスマートフォンに緊急地震速報もあった。)

能登半島で発生した地震によってこのような揺れの伝わり方があったことは今までになかったはず。(数千年前にはあったという話になっている)

2年連続で発生した福島県沖地震でも、関東の方まである程度強い揺れが伝わったらしいが、今回の能登半島地震はそれどころの強さではなかった。

【参考】2024年1月1日の記事
金沢大の平松良浩教授(地震学)の話「地下の流体が要因とみられる一連の活動の中でもマグニチュードが大きく、長い断層が動いているとみられる。一連の活動によって周辺の活断層や、地下に隠れていた断層が新たに刺激され、動かされた可能性もある。これだけの地震規模だと、引き続き大規模な余震が起こる可能性がある。断層地震であるならば、連鎖反応的に大規模な地震が再び起きる可能性もある。収束時期が見通せないので、しばらくは備えが必要だ」

 

【参考】
主な地震
1729年 能登・佐渡地震 マグニチュード6.6-7.0
1892年 能登地震 マグニチュード6.4
1933年 七尾湾地震 マグニチュード6.0
1993年 能登半島沖地震 マグニチュード6.6
2007年 能登半島地震 マグニチュード6.9
2020年 - 継続中 能登群発地震 最大マグニチュード7.6
2023年 令和5年奥能登地震 マグニチュード6.5
2024年 令和6年能登半島地震 マグニチュード7.6
関連項目
1799年 金沢地震 マグニチュード6.0-6.7
1930年 大聖寺地震 マグニチュード6.3
1952年 大聖寺沖地震 マグニチュード6.5
能登地震 (曖昧さ回避) - Wikipedia

 

 

 

毎日新聞は、なぜ今回の地震は阪神淡路大震災と同じぐらいの被害になってしまったのかについて報じているが、その理由として次のように書いている。


「能登半島地震では、木造家屋や中低層建物の全壊や倒壊を引き起こしやすい周期の地震波が発生し、被害を拡大させた可能性が指摘されている」


「今回の地震で石川県穴水町や輪島市、珠洲市などで1~2秒の周期の強い揺れが観測された。周期に強さも加味すると、穴水町で観測された揺れは1995年の阪神大震災に匹敵するほどだった。」


「1~2秒の周期の揺れが起きる要因の一つは地盤の軟弱さで、河川によって運ばれた土砂などの堆積(たいせき)物で作られた平野や、埋め立て地などで起きやすい。さらに震源の位置や断層破壊のメカニズム、震源から被災地までの地震波の伝わり方、地震の規模も大きく関係する。」


この記事では(要因の一つとして)能登半島の地盤が軟弱だから地震波が1~2秒の周期になり、深刻な被害になったと解説しているが、能登半島の地盤が今回だけ軟弱になったというわけでないなら、今回の異常な揺れ方の説明にはなっていない。

能登半島ではこれまでも規模の大きい地震が多かったが、これほどまでに深刻な被害をもたらす揺れ方ではなかった。

この記事では地震の規模よりも地盤の方に問題があったことを特に問題視しているような内容になっている。

また、約280kmも離れた郡山市で震度4の揺れがあったが、これは能登半島から福島県までの地盤の問題ではなく、ただ単に地震の規模が異常なまでに大きかったからではないかといった感じがする。(数千年前にもこのようなことがあったらしい)

郡山市でも緊急地震速報が出たが、揺れ方もそれなりに強く感じたことを覚えている。

さらに言えば、これも感覚的な話だが、この記事にもあるように、今回の地震は阪神淡路大震災と似ているような印象を受ける。

関西テレビNEWSの動画では、80歳ぐらいの被災者も「80年生きたけど初めて」と証言している。

wikipediaで確認できる限りでは、能登半島で1729年から2024年までの主な地震の規模が書かれているが、M7.6というのは295年間の中で1度もなかったし、能登半島の歴史の中で今回のような極めて深刻な被害について言及する記事も今のところ見当たらない。

毎日新聞の記事では

 

「2011年の東日本大震災では宮城県栗原市で震度7を観測したが、1秒以下の短い周期の揺れがほとんどで、観測地点の近くに全壊した建物はなかった。一方、阪神大震災の際、JR鷹取駅周辺(神戸市須磨区)は震度6強で1~2秒周期の揺れが強く、周辺で6割近くの木造家屋が全壊したという。」

 

とあるように、今回の地震も阪神淡路大震災も1~2秒周期の地震波だったために同じような揺れ方になり、深刻な被害を受けたということらしい。
関西テレビNEWSの動画に出ている専門家は、震源の深さが「ごく浅い」ことが威力が増した原因だと指摘しているが、これは確かにそうなのだろうと思える。

阪神淡路大震災の時も震源の深さは16kmであり、発生した場所も海岸線のすぐ近くだったし、規模もM7.3だったのだから今回の地震と条件が似ている。

この専門家は今回の地震は阪神淡路大震災の時よりも3倍から8倍のエネルギーを放出した地震だったと言っているが、「3倍」と言っているのは阪神淡路大震災のM7.3よりも今回の地震が0.3大きいからなのだろう。

しかし、「8倍」というのはどういう理由で言っているのか分からない。

震源の深さについて気象庁は後に速報値の「ごく浅い」から「深さ16km」に更新しているのだから、気象庁の更新されたデータが事実なのであれば震源の深さは阪神淡路大震災と同じだったことになる。

阪神淡路大震災と最も大きく異なっているのは地盤が緩いことなのかもしれないが、その時の被災地と今回の被災地でどの程度、地盤の違いがあるのかについては詳細が不明であるため比較できない。

阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)と今回の地震の揺れの伝わり方を見ると、確かに今回の方が広範囲に伝わっている。

また、この専門家は日本海側特有の「入り組んだ断層」が今後も地震注意の根拠としている。

つまり、能登半島では今後も強い揺れの地震が長く続くだろうと解説している。

関西テレビNEWSの動画では石川県珠洲市の耐震化率は51%であり、全国平均の87%と比べて極めて低いと指摘している。

これまでの間、大丈夫だったのは単に運が良かっただけなのか、それとも1~2秒周期の地震波というレアケースだったために運が悪かったということなのか、どちらの解釈が正しいのかと言えば、専門家に言わせれば当然、前者の方であり、どこで1~2秒周期の揺れが襲うのかは分からないのだから耐震補強を進めるべきだと毎日新聞の記事では解説している。

しかし、能登半島ではこれまでに何度も大きい地震は発生しており、能登半島が1~2秒周期の地震波が発生しやすい場所だったのであれば、今回のような深刻な被害も度々あったのではないかと思ってしまう。

毎日新聞の記事では「度重なる地震で建物に疲労蓄積」という可能性も指摘しており、確かにこれも説得力があるが、実際のところ、どの程度の耐震強度の低下があるのかについては書かれていない。
(横倒しになって全壊した「五島屋」は1階部分が駐車場になっていて、開口部が大きいために耐震強度も不足していたと専門家は解説している)

 

2024年1月3日の記事

 

2024年1月4日の動画

 

【参考】

・阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)

気象庁|「阪神・淡路大震災から20年」特設サイト (jma.go.jp)

 

・令和6年能登半島地震

元日に能登半島で震度7の大地震 大津波警報も 建物倒壊や大規模火災で甚大被害、救助活動続く | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」 (jst.go.jp)

 

・東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)

気象庁|平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震 (jma.go.jp)

 

【参考】
マグニチュードの変化 地震エネルギーの倍率
+0.0            1.000 倍
+0.1            1.413 倍
+0.2            1.995 倍
+0.3            2.818 倍
+0.4            3.981 倍
+0.5            5.623 倍
+0.6            7.943 倍
+0.7            11.220 倍
+0.8            15.849 倍
+0.9            22.387 倍
+1.0            31.623 倍
+1.5            177.828 倍
+2.0            1000.000 倍
マグニチュード+1で地震のエネルギーは31.6倍に (enjoy.ne.jp)

 

 

 

石川県輪島市は古くから人が住んでいる場所なのだし、「輪島朝市」は日本三大朝市の一つとなっている。

つまり、少なくともそれぐらいの期間においてここまで能登半島で壊滅的な被害を受けた地震というのは恐らく記録にないのではないかと思える。

(珠洲市の耐震化率が低かったというのも、これまでの間は大丈夫だったということにもなる。)

 

2024年1月2日の記事

 

確かに能登半島では活断層が多く、地震活動も活発ではあったが、今回の地震は元日に発生していることと、陸から沖にかけて広範囲にわたる岩盤の破壊があったことに違和感がある。

地下に存在する「流体」が上がってきて断層の隙間に入り込み、大きく断層がズレ動いて岩盤が広範囲に破壊されたといった主張をしている専門家が数名いるが、ここ数年間、能登半島では地震が多かったのだから、ここまで極端に断層が大きく動くほどのひずみが溜まっていたのかどうか。
専門家は「ひずみがたまった領域の断層」がまだ残っていたと解説している。(この説明が事実なのであれば、能登半島ではいつまで経ってもひずみが解消されないということになるのかもしれない。最近では福島県沖や能登半島のように、異常に地震活動が活発な地域があり、今までとは違った異変のようなものを感じる。)

 

【参考】
加藤愛太郎・東大地震研究所教授(地震学)によると、一連の群発地震も、地下深くから上昇した流体が起こしている。断層の隙間(すきま)に入り込んですべりやすくさせたり、体感できないほどゆっくり断層をすべらせたり、長時間かけて岩石を変形させ、地震を起こすひずみをためたりしているとみられる
加藤さんは「これまでの群発地震活動によって、ひずみがたまった領域の断層の一つに流体が入り込んですべりやすくさせ、地震につながった可能性がある」とみる。
石川有三・静岡大客員教授(地震学)によると、能登半島では水平方向に力がかかるため、地下深くから上がってきた流体が地上に抜けず、水平に広がりやすい。すると断層面に流体が入り込んでひずみがたまったり、割れやすくなったりするという。
後藤忠徳・兵庫県立大教授(地球物理学)は、10本弱の一連の活断層が一斉に動いた可能性があると指摘する。「動いた距離は数十キロ超にわたるのではないか」と話した。
ただし、動いたのが能登沖の海底活断層なのか、それとも未知の断層なのかはわかっていない流体が関与したかどうかについても、気象庁は「わからない」と説明している
平松良浩・金沢大教授(地震学)は「流体が関与したこれまでの地殻変動で、周りの断層に地震を起こしやすくする力がかかっていた。今回の地震はそうした力を受けて起きた地震だ」と説明。流体が断層に入り込んだとする見方は、あくまで可能性の一つだとみる。

 

 

 

 

 

※ 北朝鮮も含め、世界各国からお見舞いのメッセージが来ている。

令和6年能登半島地震(各国・地域等からのお見舞い)|外務省 (mofa.go.jp)