2年後のロシアワールドカップのアジア最終予選が先週から始まりました。日本は初戦のUAEでまさかの逆転負けをしましたが、2戦目のアウェーのタイ戦ではほぼ一方的な内容で勝って11敗となり、得失点差でグループB3位となっています。

 

この2試合では、アジアサッカーの名物が今回の最終予選でも炸裂しているなというのを感じました。その名物とは、クソ審判と厳しい環境です。

 

初戦のUAE戦では、浅野琢磨のシュートがゴールラインを割ったのにゴールと判定されませんでした。確かに判定が難しいシーンでしたが、あのときはコーナーキックからの流れからでしたので、最初から副審はゴールラインの近くにいたはずでした。また、オフサイドラインもゴールラインに近いところでしたので(基本的に副審はオフサイドライン上に常に位置取りしています)、正しく判定して欲しかったです。

 

そして、主審の判定の基準は一定せず、シミュレーション気味のときもディフェンス側の反則をとることが少なくありませんでした。

 

2戦目のタイ戦の主審も相変わらずアジアのクソ審判といった感じで、訳のわからない判定が少なくありませんでした。

 

マスコミの中には中東の主審が中東のUAEよりの判定をしたことで、初戦のレフェリングを中東の笛などと言っていましたが、ただ単にレフェリングのレベルが低かっただけだと思います。過去のワールドカップ予選やアジア大会などでも、度々同じようなおかしなレフェリングがありましたから、今回が特別という訳ではなく、いつも通りのアジアのクソ審判という感じでした。

 

もう一つの名物の環境の厳しさは、気候とピッチ状態です。タイなど東南アジアは高温多湿で、中東では40度近い気温になるなど、アジアでは過酷な気候の下でサッカーの試合をすることが少なくありません。まあ、日本の夏も高温多湿で過酷な状況ですし、この時期に日本で行う場合も環境が厳しいと言えます。この時期にタイのホームで試合をできたのは、日本の夏の暑さに慣れていた分だけある意味ラッキーだったかもしれません。

 

UAEホームの試合は3月ですので最高気温が20度台ですが、サウジアラビアのホーム試合がある(来年の)9月は平均最高気温が40度を超える酷暑の時期ですので、非常に厳しい試合となることが予想されます。

 

来年の8月のオーストラリアとの試合は日本で行いますが、8月末の東京周辺はまだまだ非常に暑い時期です。東京近郊ではなく、涼しい札幌などで開催してもいいのではないでしょうか。


また、日本以外の国の競技場のピッチはデコボコで、芝も剥がれやすかったりかなり伸びていたと、ピッチ状態が劣悪なことが多いです。

 

サウジアラビアとイラクとの試合はイラク国内で試合を開催できないため、マレーシアで行われましたが、タイの競技場以上にピッチ状態が悪かったです。グラウンダーのパスであっても、ピッチがデコボコのためにボールが弾んでしまい、どちらの選手もボールコントロールに苦労していました。

 

以前は日本の競技場も芝の状態が悪かったのですが、Jリーグが開幕してからはピッチの状態がどんどん良くなり、今では世界でもトップクラスといっていいくらい良くなりました。アウェーでは日本の競技場よりもピッチの状態が悪いので、日本の選手にとってはいつも通りにはプレーができないため、美っち状況に合わせたプレーをしなければいけません。

 

 

グループBは、オーストラリアとサウジアラビアが2連勝で勝ち点6、日本はUAEとともに11敗で勝点3、イラクとタイは連敗で勝ち点0となりました。

 

日本の選手にはコンディションにバラつきがあり、特に欧州組はシーズンが始まったばかりということもあって、ベストコンディションとはかけ離れた状態の選手もいました。

 

また、ハリルホジッチ監督がやろうとしているゾーンディフェンスを徹底出来ていない選手も少なくなく、戦術面での熟成も相変わらずできていない状態でした。

 

前回の予選よりも、日本やオーストラリアと他の国の力の差が縮まっていますので、今後もゾーンディフェンスが機能しないようだと、日本は厳しい試合が続きそうです。

 

 

日本が入っているグループBでは、オーストラリアとサウジアラビアが2連勝していますが、圧勝したわけではないようでした。

 

特にサウジアラビアは、タイ戦では試合終了間際の怪しいPKを獲得して勝ち、イラク戦はイラクに先制を許した後も幾つも決定的なピンチがあったのにイラクが悉く決められず、後半に2つのPKで逆転と、2連勝できたのが不思議な内容でした。

 

このグループは、やはり日本とオーストラリアの力が少し抜けていると思います。サウジアラビアを勢いづかせないために、11月に行われるサウジアラビア戦では勝点3を取りたいですね。

 

 

もう一つのAグループでは、イランと韓国が2戦目でそれぞれチャイナとシリアに引き分けています。イランも韓国も初戦は勝っていましたが、日本と同様に順調な滑り出しとは言えない状況です。

 

こちらのグループは日本のいるBグループよりも実力が落ちる国が多いので、2連勝で現在トップのウズベキスタンと、イラン、韓国が上位を争うことになりそうです。

 

最終予選は全部で10試合ある長丁場ですので、1試合ごとに一喜一憂せずに、最終的に2位以内に入ればいいという気持ちで見ようと思います。グループ1位でも2位でもワールドカップ本戦には出場できますので、1位ではなく2位でもいいんです。マスコミは過剰に危機感を煽ったり、逆に極端に楽観的な見方をしたりしますが、皆さんもそれに乗せられないように気を付けてください。



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