思い出し映画30作目『恋愛適齢期』③ネタバレラスト編 | 脳の活性化を狙って過去に観た映画を必死に思い出すブログ

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映画のタイトルから内容や出演者など思い出し書きするブログです。監督・俳優から次の記事へと連鎖。記憶が鮮明な時はネタバレの可能性大!それ以外にDVD・劇場で観た映画の感想や俳優ネタ、映画関連のフィギュアや趣味ネタも時々。

前記事『恋愛適齢期』②笑い回収ネタバレ編 の続きで
     ↓
今回『恋愛適齢期』③ネタバレラスト編

※ネタバレありますので
 【ネタバレ注意】表示してます。
※いつもながら曖昧な思い出し。
 すいません^^;

※「記憶違いやで!w」といった
  コメもその他のコメも大歓迎!
  頂いたツッコミコメは
  記事にフィードバック!
  画像は難しいけどね^^;
※画像は後に追加・・・?

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前回の続きをそのまま書いていきますね。
前回記事りんくは記事最上部にあります↑



その記憶は違うよ!って時や
解釈が間違ってるんでは?って時は
ツッコミコメよろしくお願いします。


じゃあ、思い出して行きまーす。
複線がいっぱいあるんですねえ。








【ここからネタバレ閲覧注意!!】




↓   ↓   ↓   ↓








さあ、一通りエッチも済ませた
キートンとニコルソン。


でも、寝る時は一人じゃないと
寝られないニコルソン。
それでずーっと過ごしてきた。
やから、彼女の気持ちを知りながら、
寝室を出ちゃうんです。


この映画全編通して?言えるんですが、
キートンの表情、1秒ごとにコロコロ
変わるシーンがあるんです。
笑顔で誤魔化そうとする顔と、
でも本音の寂しさが隠せない顔が
何度も急変するんです。
笑える時もあるけど、
胸が締め付けられる時もあります。
この、「寝る時は一人で」って場面も
こんな顔をします。


でもね、人と寝るのが嫌なんじゃない。
本当に経験してこなかっただけ。
そしてニコルソンは、
彼女が寂しいであろうことも
よく感じ取ってはいるんです。
部屋を去るときも、
キートンは観客側に向いている
(ニコルソンには背中を向ける)ので、
キートンが今にも泣き出しそうなのは
こちらには丸分かり。
ニコルソンは振り返って背中を見る。


一度部屋に戻った後、
彼は彼女の寝室入り口に来て
少し行ったり来たりしてからノック。
で、「君と一緒に寝てみたい」って。
そして、今までほんの3~4時間しか
眠れなかった2人が
8時間も眠りこけて(笑)


朝起きて、あわてて
時間を調べようとしても、
2人とも老眼で時計が見えない(笑)
で、2人でメガネをかけるけど
この時かな?お互いのメガネを
間違って持ってっちゃう。


でもね、この関係は
彼がこの別荘にいる間だけ。
出て行ったら、それで終わりって
お互い分かってる。
でも、覚えてたらパリで会おうね
みたいな約束をするんです。
アレ?ベッドでしたんかな?その話。


でね、ここら辺から
“男と女”の平均値的なものを、
観ていて感じた。
言わば、出来るだけ多くの人に
共感させる為に、彼ら2人の考え方が
多くの女性、男性に当てはまるように
そんな、性格になってて。
男性は理屈っぽく、
簡単に記念日を忘れる。
女性は感情的で、
記念日は絶対に忘れない。


それが、このニコルソンが
別荘を出て行く別れのシーンで
感じたことかな。
男性は覚えてないことを
さも覚えていたかのように
誤魔化すし、
それに気付いた女性は
誤魔化されたことに
気付かないフリをする。
この駆け引き。



・・・よし、また別のシーンの記憶が
戻ってきたぞ。なんとなく。
ちゅっか超大事なシーンやし!


別れてから、キートンは誰とかな?
食事に来てるんですが、
また若い女性と食事に来てる
ニコルソンを見かけて、
むっちゃ辛くなる。
店を飛び出して、
「私、バカみたいだわ」って。
追いかけてきたニコルソンと
言い合いになるけど、
ここでも理屈と感情がぶつかる。


「も少し時間を掛けて・・・」
というニコルソンに、


「今すぐじゃなきゃダメなの!」
とぶつけるキートン。


生まれて初めて知った強い感情。
込み上げてきて抑えきれない。
彼らは戸惑い、振り回されてしまう。
コントロール出来ないんです。
好きで好きでどうしようもない気持ちを。


そして、このシーンは泣いた。
「この気持ち、分かる?」って
キートンが尋ねるんですが、
もちろんニコルソンには分からない。
この映画、キスシーンがすごく多い。
でも、このシーンが一番好きです。
気持ちを分かってくれないニコルソンに
顔をしわくちゃにしながら、
すごく強いキスをするんです。
そしてその後、ニコルソンを
強く抱いて、その瞳を真っ直ぐ見ながら


「“愛する痛み”よ!!」


痛いほどその気持ちがこっちに
伝わってくるんで、さすがに泣いたわ(笑)
忘れられんわ。


その後か先か忘れたんですが、
この時の経験を舞台の脚本に
そのまま活かすんですけど、
キートンが超泣きながら、
書いてる最中の本が
どんどん完成に近付いていくシーンも
めッちゃ笑えますよ。


彼女ね、常に号泣です。
大声で泣きます!
「アハハハ~~~ン!!」(泣)
シャワー入ってる時も、仕事中も、
寝てて目が覚めたと思った瞬間も、
「アハハハ~~~ン!!」(泣)
PCはカタカタ打ちながら、
作品が完成に近付いて
めっちゃ笑っては、
突然、あの恋を思い出して、
「アハハハ~~~ン!!」(泣)
メガネを掛けると、それは
彼の忘れていったメガネ。
「アハハハ~~~ン!!」(泣)
観てる側からは最高に笑えます。
一緒に泣いちゃダメ(笑)
監督の狙いは笑いです!
本気の恋が出来てるんやねって、
良かったねって、笑ってあげて下さい。


舞台のタイトルにも、その内容にも、
全部ニコルソンの迷言を使っちゃう。
で、喧嘩別れする。笑えるけど。
これが女性の強さやね。


それからいくらか時間が経って、
その間に今まで付き合ってきた女性に
自分とは何なのかを
ニコルソンは尋ねに回る。
この男はこの男で不器用なんです。
ホンッマに分かってないんです。
自分の感情が。
でも正直なんです!
それでいいんです!
で、やっと分かって、
久しぶりにピートに会いに行って、
彼女の居場所を聞くと、パリだってさ。
やっぱりすっかり忘れてやがった(笑)


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キートンをレストランで見つける前に、
彼女が先に自分を見つけてソワソワ。
自分を待ってたもんだと思って、
自信たっぷりに「約束したろ?」
みたいなノリ。
でも、実はキアヌと来てた(笑)。
ヘコむニコルソン
でもバレないように誤魔化す。
結局、2人と一緒に食事まで
してしまい、それなりに楽しむ。
そこら辺はやっぱ男?
大人?かな?


その最中です!


また時計が見えないから、
それぞれ例のメガネを出すんです。
ずっと大事に持っててしまった
お互いのメガネをね。笑いながら、
「それそれ!探してたのに!」
「これでまた一つ整理出来たよ」
この2人の間にある特別なものを
脇役のキアヌが見つけるんやわ。
彼が何かに気付いたって表情を
しっかり観客に見せてくれる。
キアヌの立場で見るとすごく切ない・・・。


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↑写真が良くない・・・


タクシーで帰る2人を見送ったニコルソン
ひとり、橋の上で・・・
何か笑顔になってたけど、何でか忘れたw
で、次の瞬間泣いてるし。
結局、引きずるのは男・・・か(笑)


すると、タクシーの止まる音が。
振り返ると、キートンが立ってる。
キアヌは、キートンがニコルソンを
愛してるんだって分かったんだそう。
潔くて男前や。理想や(笑)


ここで、ニコルソンが
何故パリまで来たのかが分かるんですよね
自分も生まれて初めて
“恋をしてる”んだってことを
彼女に伝えに来たんです。
ロマンチックに本当のキスをする2人。


そして、キートンとニコルソン、
ピート夫婦とその赤ん坊でレストランに
来て楽しむシーンでおわり。









↑   ↑   ↑   ↑




【ネタバレおわり】







キアヌに関して触れてないけど、
奴もやっぱりすごい上手い。
ヤキモチ妬くシーンが
多分2、3箇所あるよ。


女ってどんな生き物で
男ってどんな生き物なんか?
それをたった2時間にキレイに収め、
多くの人に共感させ、笑わせ泣かせる。
しかも、すごく丁寧に作られてる。
カット一つひとつがね。
また、観る度に変わる。
誰の立場で観るかによっても
感覚が変わる映画。


でも、すごいよ、ホンマに。
ただ、おやすみって言うだけやったり、
PCでチャットするだけやのに、
その中で素直になりたいけど、
なれずにいる、この切ない描写が
カットひとつひとつ丁寧に編集されてる。


恋愛の適齢期なんて
決まってないんやって事っス!(笑)

ジジババ映画なんて言わずに見て下さい!
恋愛の基本です!(笑)
キモ男でサーセンw


次はジャック・ニコルソン繋がりで
『アフューグッドメン』でごわす!


次の記事は↓をクリックです!
『アフューグッドメン』①あらすじ・たわ言編


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