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今回『ダークナイト･ライジング』21
記憶を辿るストーリーネタバレ拾伍
(後編)
※劇場鑑賞後に
思い出して書いているものなので
記憶が曖昧な部分がございますことを
ご了承下さい^^；
※当作品では、
ストーリー上のある設定として
核エネルギー関連のものを使用しています。
※ネタバレありますので
【ネタバレ注意】表示してます。
※画像は撮影合間のものばっかｗ
※コメ返しは、初コメさまも
常連さまも区別一切なく、
３～４日以内にお返ししてます^^
アセアセ(((( ;°Д°))))ｗｗ
【ここからネタバレ注意】
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このシーンやね、
セリーナ役のアン･ハサウェイに
特にギュッと来たのは(●´ω｀●)ゞ
頼まれ事ってのは
市民の退路を断つ為に
ベインたちによって
トンネルに車が積み上げられていて、
それをバットポッドに装備してある武器で
破壊して、通れるようにして欲しいてこと。
バイクのエンジンは掛かってるし
あとは実行するだけなんですけど、
でも、この時ね、セリーナが言うんです。
「お願い、こんな島
もう逃げましょう。二人で。」
まさかこの土壇場で
告白タイムを用意していようとは(笑)
しかも！！
お願いされた！！(ぶふっｗｗ)
僕ヨワい！！そーゆーの(///∇//)ｗｗｗ
守るべき貧しい仲間やたくさんの人々も
きっといたんやろうと、
この人柄から分かりますが、
常に孤独でいつも
(心の中でだけは)逃げてきたんやと思う。
過去からも逃げたいし、
信じるに値しない人々や
ベインによって本当の意味で
腐敗させられたゴッサムからも、
その何もかもから逃げたい、という
そういう耐え難い不安。
そして、それを隠す仮面。
この人もまたマスクを付けてるんですね。
バットマンと同じで。
何かを守る為のマスク。
ブルースの母親の形見を盗んだ時や
ストライバーとの取引の時に
豹変して見せた
魔性の雰囲気を醸し出すあの強さ。
あれが彼女にとっての仮面で
バットマンとは違って、
自分自身だけを守る為の･･･
･･･いや、違う。
バットマンと同じやね。
自分以外の誰かを守るという点、
そして、彼が奈落から
這い出る強さの元となった
“恐怖と常に共にある”という点では。
でも、責任感もあれど、
自発的にゴッサムを「守りたい」という
バットマンと違って、セリーナは
「守らなければ」って
強烈な強迫観念があるように
感じたんです、僕は。
本当は逃げ出したい。
けど、根が真面目で
心根が優しい人なら、
逃げ出したいという
自分がいることに気づいた時、
やっぱりそんな自分を
強く恥じると思うんですよ。
だから、マスクで
そんな自分を隠したとも言えるし、
マスクを被ることで別の自分、
強い自分になれたから
いざ必要な場面で
仮面を付けたとも言える、って。
(仮面と言ってもバットマンもセリーナも
ホンマは心の中にあると思うんやけどね^^)
でも、やっぱバットマンとは
違う道を選んで歩いてきたワケで。
前の記事でも似たようなコト
書いたと思うんですけど、
バットマンは
政府のルール(法律)を破るってだけで
ホンマの悪人をぶっ飛ばす。
警察からは追われても、
市民の味方。
でも、セリーナは
自分の保身もあって
金持ちの上流階級市民を陥(おとしい)れ、
下流階級市民(貧民)を救うという、
安易な道を選んだ。
つまり、
バットマンとセリーナの
決定的な違いは、
“悪に手を貸すか貸さないか？”
そこですよね。
セリーナは、人殺しもしてきたし
悪を倒すとは言え、
加担したのも悪やしね。
そんな彼女やから
あるだけの全てを搾り出して
ゴッサムの為に全てを賭ける
ブルース＝バットマンを見てきて
彼の中に、自分にあるものと
同じものを見出したんやろうし、
自分とは違う、
本当はセリーナ自身も
出来るものならしたかった決断を
ブルースはしていて、
それを貫いてる彼の姿を見て
憧れたんやろうし、
その中に光を見たんやろうし、
そして失いたくないと思ったんやなあと。
(え？チガウ？ｗｗ)
それを、彼女の
「お願い、こんな島
もう逃げましょう２人で」
という一言の台詞で感じたから･･･
グッと来たんだーーっ！(ナハｗ)
鴨川はｗ
潤んだ瞳がタマラン･･･ｗ
「あなたは、ゴッサムに尽くしてきた。
もう十分よ。全てを捧げたわ」
「いや、全てじゃない」
バットマンにフラれたショックを
表情に出さない為に、
またマスク被る！(ちゃいます。笑)
目がウルッとしたままやけど
キュッと表情が変わるセリーナ。
こっちの表情の変わり方も良かろｗ
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【ネタバレつづく】
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