未来少年を考察する #14 | まきむく通信(どうでもいいこと書いています!)

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未来少年を考察する #14

少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。

 

そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。

 

今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。

未来少年を考察する 初回記事へ

 

 

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未来少年を考察する #14

第6話「ダイスの反逆」前編

 

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三角塔のまどに、しがみつくコナン。。。ようやくラナの居場所までたどり着けました。しかし近代的なタワーに対して、どう対処するのでしょうか?

三角塔のラナの部屋までたどり着いたコナン。しかし、そこには近代的な強化ガラスの壁が立ちはだかっていました。

 

 

ガラスを叩いてラナを呼ぶコナン。

ラナとコナンは再会を果たすが、ガラス越しの出会いである。かなり強度がありそうなガラスですが。。。コナンは石頭を使って割ろうと試みる。

 

さすがのコナンの石頭でもガラスはビクともしなかった。

そんな、2人の模索の物音を聞きつけ、モンスリーの部下(グズウ)がラナの部屋に入ってくる。

 

ラナが隠す窓辺に寄ってみると。。。コナンの銛が窓枠に刺さっているではないか!コナンがここまでやってきたことを、悟ったモンスリーの部下(グズウ)。

 

おおぉつ。

この窓開くのか!

ちょっと驚きでしたが。。。固定の窓ではありませんでした。リモコンで開閉ができるのです。

 

 

超高層タワーなどの開かない窓、そういう窓のことを「嵌め殺し窓」と言うそうなんですが。。。まどの掃除なども外からゴンドラでしなければならなかったりするので。。。この三角塔では、自動開閉式の窓を採用していた様です。素晴らしい。まぁ、超高層のオフィスタワーはぼぼ、窓は「嵌め殺し窓」のようですが、マンションなどの居住タワーは、やはり、開閉式が多いのだとか。。。たしかに、ラナの部屋は、居住用なんですから、当然といえば当然でした。

 

 

モンスリーの部下ですが、自動小銃をもっているのに慢心したのか?コナンを捕えようと窓を開けてしまいました。コナンは窓枠の上部に隠れています。。。

ラナの捨て身の抵抗もあり、モンスリーの部下(グズウ)は気絶。いつものパターンだ。

 

せっかく開けてもらったので、窓から脱出です。コナンの背中にラナが捉まりますが、これは、かなりの勇気が必要です。バイクの後ろに乗るのとは訳が違います。

 

コナンは超体力優良児なので、大丈夫としても、ラナの握力がどれほど持つか心配です。

コナンはラナを背負い三角塔の壁を移動する。

 

異変に気付いたモンスリーも、緊急体制を敷く。

 

そんななか。。。

地下で飲んだくれていたダイス船長が、ふらつきながら船に戻っている途中に、この三角塔の緊急体制に気づく。。。

ただ事ではない、様子。三角塔に夜に火が入る事に驚いていた。

三角塔、およびインダストリアは節電のために通常夜に電源を落とすようにしているようです。それが決まり。この夜間緊急体制をとる許可をだしたレプカも、委員会に事後で許可をとらねばならないと漏らしていた。

 

しかし、考えるに、このインダストリアは現在、あと数年の燃料がないとはいえ原子炉を燃やして動力を得ているということになっている。原子力は一度、燃やし始めればそう簡単に止められない。朝、晩と区切っては運転できないのである。この日本も震災前に、原発がじゃんじゃんと稼働している間は、夜間に停めることができない原発からの余剰夜間電力をいかに消費して貰おうかとあの手この手で、電力化をすすめていたのも、そういう理由からなのである。

 

このインダストリアではどうなっているのであろうか?思うに夜間は別の工業用電力として特別に電力を回している場所があるのであろう。限られた電力を複数のパートに分けて振り分ける。そういう可能性は考えられる。

 

 

夜間の非常事態態勢が取られ。。。三角塔からはにょきにょきと機関砲塔が飛び出してきた。

凄いですね。。。こちらのサイドだけでも16本の砲座が現れています。およそ32座配備されているということだ。

 

砲座は基本、対空用だと思われる。砲座の通路は上面が解放式となっているので、本当の対空戦闘時にはどうのように運用されているのか?砲座内部に配員されていて大丈夫なんでしょう?たぶんそういうことだな。

 

塔全体が緊急体制となり逃げ道を、コナンは飛び降りるということを選択する。この高さを飛び下りられるから、このコナンは凄いのです。

無事、着地。

ラナも無事です。

 

三角塔の異変に気付いたダイスも三角塔内部に侵入します。

レプカが、モンスリー達に指示を出します。そして、秘蔵の探査装置の使用を決めます。

 

レプカが三角塔の中央コントロール室へ入り、探査装置を立ち上げます。ダイスがこのような精密な機械がまだ使えることに驚いている。

 

探査装置で、コナンとラナの行方は手に取るように、把握される。

三角塔内部になにやら、変わった形の大きな部屋が。。。

 

 

モンスリー達。。。ホバーという名前の乗り物。地面から少し浮いて進む未来の乗り物です。

なんや、かんやとインダストリアには未来の遺構物が、まだまさたくさん存在し使われていますね。

 

 

そして、追い詰められつつあるコナン達が、出くわした場所は、巨大な爆撃機の格納庫。

「巨大な毒蛾」と表現されていますが、この毒蛾のような爆撃機が、世界を滅ぼした戦争で世界中の空を覆ったのです。

 

いつものオープニングにながれるあの爆撃機が生き残っていたのである。

 ↑これこれ。

 

 

この巨大毒蛾に圧倒されるコナンとラナ。

そして、ラナは悟る。レプカ達が、太陽エネルギーを欲しがっている理由は、この爆撃機を再び動かして世界を征服しようと目論んでいるるということを。。。そして、ラナのおじいさんが、レプカ達に協力しない理由が、この毒蛾を再び起こしてはならないと思っているからなのだと。。。

 

ラナとコナンが、爆撃機の下で隠れている。

 

ラナのおじいさんの太陽エネルギーは、宇宙にあげたエネルギーステーションのことだったのだ。

あの大変動で、このエネルギーステーションの居場所がわからななくなったということらしい。

 

 

ここで少し、解説をいれておきます。宇宙太陽光発電(Space-based solar power:略記 SBSP)とは、宇宙空間上で太陽光発電を行い、その電力を地球上に送るというコンセプトである。実際に、実用に向けて先進国では研究開発が行われている。宇宙にソーラーパネルを設置することで、365日24時間の発電をし続けるということが可能となる。発電した電力は、マイクロ波やレーザー波によって地球に転送するという構想。発電衛星と、エネルギーの中継衛星などをつかい、地上に無尽蔵のエネルギーを送りつづけることが可能。まさに、ラナのおじいさんのライアック博士の仕事はこのSBSPだったのですね。

 

 

コナンのおじいさんが死んだことを知るラナ。

 

探査装置で、コナン達は完全に居場所が把握されており、完全に包囲されていた。

 

レプカの催眠ガス銃。いろいろ持ってます。

 

 

 

倒れるコナンとラナ。

 

 

これで、またコナンとラナは拘束された。

 

 

 

つづく。

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