未来少年を考察する #30 | まきむく通信(どうでもいいこと書いています!)

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Since 30.September.2012

少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。

 

そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。

 

今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。

未来少年を考察する 初回記事へ

 

 

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未来少年を考察する #30

第14話「島の一日」前後編

 

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楽しいパーティが終わり、その翌日の朝。

 

メルーザおばさんの家にて。。。

コナンが起きてみると、横で寝ていたジムシーがいない。そしてコナンの着ていた服がない。すっかり寝坊をしていたようである。インダストリアから脱出するためにいろいろと頑張った疲れがコナンを寝坊させたに違いありません。

 

ラナもすでに朝からいちご摘みに出かけていたようで、籠にいちごをいっぱいにしてちょうど戻ってきたところです。

 

ジムシーは朝早くから、新しい弓矢を作っていました。自分たちの着ていた服は洗濯してもらい、代わりに小奇麗な服を着せてもらいました。

 

メルーザおばさん夫婦と一緒に朝食を食べる。

ハイハーバーの豊かな生活が垣間見れます。しかしながら、会話のなかに、昨晩食べたお肉料理は、この村ではとても貴重品で毎日は食べれないとのこと。この村は麦の栽培を基本にしてなりたっているようです。

 

パンと、果物、コナンとジムシーは満足気です。

そして、今日からラナがさっそく働きに出るというのです。ラナの働いている場所が風車村という場所。村のはずれの谷にあります。

 

若い、村の女の子たちがたくさん同じように働いているということで、コナンとジムシーも喜んで見学に行くことになりました。

ラナは、その風車村の機織り場で、以前も仕事をしていたとのことで、久しぶりに村にもどりさっそく仕事に復帰するのです。

 

高度文明が崩壊した世界では、生産性が低下しており全員がなんらかの労働をしないと村の生活が維持できないのである。この村では『働かざる者、食うべからず」ということなのである。

 

風車村、村のはずれにあり、この辺りでもっとも風が吹き抜ける場所であるからということで、風車が設置されその動力を利用して麦の粉ひきからはじまり、さまざまな仕事場を集めるようになった場所のようで、通称、風車村というのだとか。。。

風車だけでなく、煙突から黒い煙がでているように、いろいろな作業場があるのである。

 

ラナが通うことになる作業場は若い女性の仕事場である機織り場ではたくさんの若い女の子が集まっていた。

コナンと、ジムシーはその女の子に囲まれてタジタジ。。。

 

ここからは、ラナと分かれて、風車村の責任者らしいパルコンさんに村を案内してもらう。

 

この風車村では、風の動力を利用してさまざまな工場が稼働している。製粉所や、鍛冶場、製パン工場、製材所などがある。

 

製粉所をのぞいてみるとバラクーダ号のクルーであるパスコが働いていた。

 

製パン工場では、グッチさん。

 

そして、鍛冶場では船長とドンゴロスが、みんな働いていることに、コナンとジムシーは圧倒される。

社会性がまだ備わっていないと思われる、コナンとジムシーもこの村にきて少しづつなにかを感じつつあるという感じである。

圧倒されるふたり。。。

 

最後に、ラナの働いている姿をみて。。。

ふたりは、この島では働かないとこの島にいることができないと悟る。

そんななか、ジムシーは自分はなんの能力もなく、働くことができないと言う。一方、コナンはポジティブシンキングで自分の得意なことを仕事にするといいと言い。コナンは海に漁に行き、ジムシーは森で狩りをすればいいのだという。

 

そうと決まれば、彼らはすぐに行動に移します。

いつもの、服装に戻り、コナンは海へ、ジムシーは山へ出かけていった。しかし、残念なことにマタギというか狩りというのは膨大な大地と森があって初めて成り立つ仕事であるのである、こんな小さな島では生息している動物はごくしれており、狩りという職業が成り立つとは思えない。。。このあたりがジムシーの痛いところなのだ。

 

コナンは海の中へ、やはりこの辺りは魚の宝庫のようで豊かな漁場となっていた。

コナンは海のなかに通路を見つける。

 

その通路を進んでいくと、網が張られていたり人為的なところであることがわかる。海面に上がってみると。。。なんと!

コンピューターらしいものと、近未来的な乗り物が納められていた。

この洞窟はなにかの秘密が隠されている。。。

上を見上げると丸い穴がぽっかりと。。。

 

 

そんな秘密の場所に出くわしたコナンのもとに、ガルおじさんが現れたのである。「なにおしておる!」と。。。コナンは正直に海の底からたまたまここに出くわしたことを述べる。

 

ここはガルおじさんの魚の生簀なのである。魚たちを養殖して、将来のために備えているのだと。。。そして、この乗り物は今は動くかどうかは知らないが、ラオ博士の乗り物であるという、大変動の直後、ラオ博士はこの船にのり世界中のあちこちの島を探し生き残った人たちをこの島へ運んだのだという。ラオ博士がこのしまで非常に人望と信頼を集めている理由がこのあたりにありそうである。

 

コナンは、ガルおじさんから世の中の仕組みを教えてもらう。それぞれが違う仕事をしているからみんな、さまざまな恩恵を受け合うことができるということ。コナンは少しづつ社会性を学んでいく。

そして、コナンは明日からガルおじさんお手伝いをして漁にでることとなった。

 

一方、山に上がったジムシーは。。。獲物を追って夢中で狩りをしています。

 

そんななか、巨大なイノブタに襲われる。

 

なかなかな頭のいいイノブタで、狩りどころではなく逃げまどうジムシー。しかしついにちょっと偶然的要素が強かったが、この巨大イノブタを仕留めることが出来た。

 

コナンとジムシーの帰りをまつラナ。

 

そこへコナンが魚をもって帰ってきた。

ジムシーは山に狩りにいっていると。。。帰りが遅いのでコナンが探しに出掛けた。

 

ジムシーは先ほどのイノブタを仕留めて丸焼き処理をしているところだ。

 

コナンがジムシーを探し当て、この大物を仕留めたジムシーを褒めている。

 

ハイハーバーの本村に、オーロが怒って現れます。

 

村長に、自分の豚が盗まれたと!カンカンです。そして犯人は弓矢をもっている奴だと!その弓矢はジムシーが落としたものだったのである。

村長は、オーロにジムシーの一件をしらないため、そんなことはない。この村に非はない。犯人などいないと告げます。

 

そんなことで、村長はオーロと不利な約束を交わすことになってしまった。

大問題に発展しそうなところに、実際に大きな獲物をもって得意げにジムシーとコナンが帰ってきました。

 

村のルールを知らなかったとはいえ大問題に発展しそうで頭を抱える村長。

 

コナンとジムシーは状況が少しづつ呑み込めてきたみたいです。

 

夜中、ふたりは、自分たちの責任をとるために、オーロと直接交渉に向かう。

 

 

つづく。

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