美容鍼灸をテーマに行われた現代医療鍼灸臨床研究会（その13）
おはようございます。昨日は結局満員御礼にて論文は夜の作業に。
余りはかどらなかったな～。
スキャンしたCRFとPFLに墨入れの加工ぐらい。
CRFって？
これが御高診願いなのですね。
Consultation Request Form
ミシガン大学、その他の資料からこの呼称が
もっともふさわしいと考えました。
次にRFL
これが診療情報提供書。
Patient referral letter
ワシントン州立大学でダウンロードできる資料あたりがよくできていました。
ちなみにワシントン州立大学のそれは
Patient referral formになっています。
formを使っての情報提供ですし、一般的にFAX後郵送となるので
letterの呼称を用いている他の大学、総合病院の資料から
こちらを選択しました。
基本的には私の臨床の中で作成したオリジナルフォームで
ほぼ機能は果たしていることがわかったので、満足です。
今回の論文作成のための研究活動
（といってもウエブ閲覧が多かったのですが）で
当院のCRFももう少しバージョンアップしようかと思いました。
そういうときはいつも日本の大学病院などのフォームよりも
海外のフォームを参考にします。
また臨床のシステムが少し前進するかな？と。
こういう時は喜びがありますね。
さて、楽しくレポートしていた
現代医療鍼灸臨床研究会の
美容鍼灸をテーマにした講演レポ、
この連載エントリをしている間に
卒業生、業界の諸先生、美容鍼灸をおやりの先生方からの
閲覧や、読者登録、いいね、シェアがありました。
感謝いたします。私の様な者のレポートを読んでくださること。
あと数回になろうなと思いますが、
頑張ってレポートしていきましょう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
さて、昨日はちょっと調子にのって進めていきましたが、
美顔率にたどり着いた土門先生の論理展開を
こちらで勝手に想像して、興奮していたところから（苦笑）
まあ、思いつきで何かのキーワードをつかって
キャンペーンをうまく展開して波に乗ることで
ステイタスを確立することはある意味、簡単なのです。
セルフブランディングを成功させた方々の中には
思いっ切り内容が空っぽだったりする方もおいでです。
もうお亡くなりになりましたが、田中宥久子さんも
カリスマ性を強調することで大きなブームとなりましたが
ブロガー等を使った宣伝戦略をよく使っておられた。
しかし、田中宥久子さんなどのキャンペーンのおかげで
フェイシャル美容の市場底上げは出来たと考えることがいいと思っています。
あの当時、TVの中でモデルさんとなった
お笑い芸人さんやタレントさんのビフォアアフターで
会場のどよめき音声が挿入されて
何となく、すごいね、造顔マッサージ、と思っちゃった方も
多かったと考えます。
しかし、土門先生のまなざしはレジメの中ではなく
後のシンポジウムの中ではっきりと明らかにされました。
それは次回ぐらいに。
今回はちゃんと解剖生理、美容皮膚科学へのアプローチを
された後に導き出された「評価法としての美顔率」についての
レポートをすることにしましょう。
土門先生のスライドは続きます。
まず、先の田中宥久子さんが展開したような
会場から「どよめきの声」が聞こえるような・・・
瞬間的集団ヒステリーを用いた効果の実感の共有
ではなく
その方の頬のラインが上がったとか、
シワ、タルミが消えた、というだけでよいのか？
というところに目を付けられたのではないかと
考えられます。
そこで取り上げたのが
「お顔の黄金率」という概念。
左のバナーにAmazonへのリンクを作りましたが
黄色い可愛いイラストの表紙の本、
レズリー・A. ゼブロウィッツという方が書いた本の邦訳版。
この本に黄金比率について書かれています。
（またまた買っちゃった）
これですね（美容整形外科さんのサイトから拝借感謝）。
↑↑
検索した美容整形外科さんの
ビフォアアフターの写真を沢山見たら
美容整形ってすごいな～と思っちゃいました。
たしかにこういった美容整形で人生を変えられた方もおいでなのですね。
私はそれはそれでいいと思います。
まあ、テレビに出てこられるタレントさんの中にも
整形している方もいらっしゃるということですし。
しかし、本当に美人になっちゃうのね。
話を戻して、
そうか～。
土門先生は
美容鍼、といってシワ、タルミの改善のみを追求するのではなく、
黄金比率に近づけるために何ができるのか？
と言うことに注目されたのです。
そうなると
メタボリックシンドロームや
ロコモ—ティブシンドロームに
ハリだけでアプローチする、という手法だけでは
無理がああって、
実際にはご本人に頑張っていただく
食事制限とか、運動処方を行う事で総合的に患者を診る、
という概念と同じ視線ではないですか。
あ、そんな事も知らなかったの？
といわれると恥ずかしいのですが、
しらんかった。
そこで土門先生は
目標としての「黄金比率の顔」を念頭に
美容鍼灸で何ができるか？を考えられたのですね。
そこで評価に用いる手法が出てきました。
測定項目としてあげられるポイントは
よくある
「ほ～ら、顎がすっきりしたじゃない」
「ねえ、みてみて、目尻のシワが減った感じがするでしょう」
「ほうれい線が目立たなくなったわね～」
みたいな主観的評価と
感動の押し売り（爆）ではなく、
筋拘縮・位置の改善
運動能力の改善
脂肪位置の改善
靱帯位置の改善
筋膜・表層筋位置の改善
心理面の改善
という測定項目を
超音波エラストグラフィー
顔特徴点位置測定
筋電図
動作解析
モアレ写真
3D写真
感情プロフィール検査(POMS)
状態ー特性不安検査(STAI)
で評価したらどうか？というアイディアを出されたのですね。
これは実に納得。
久しぶりに理路整然とした論説を聴いた。
そんなわけで、私が一番感激した
土門先生講演のレポートは
さらに続くのであった（爆）。
おしまい～。
おしまい。
断酒；論文作成などでちょっとばかり「飲みたいモード」です。焼酎で。
腹筋；近頃サボっているなあ。
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あと数回になろうなと思いますが、
頑張ってレポートしていきましょう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
さて、昨日はちょっと調子にのって進めていきましたが、
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レポートをすることにしましょう。
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まず、先の田中宥久子さんが展開したような
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ではなく
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美容鍼灸で何ができるか？を考えられたのですね。
そこで評価に用いる手法が出てきました。
測定項目としてあげられるポイントは
よくある
「ほ～ら、顎がすっきりしたじゃない」
「ねえ、みてみて、目尻のシワが減った感じがするでしょう」
「ほうれい線が目立たなくなったわね～」
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感動の押し売り（爆）ではなく、
筋拘縮・位置の改善
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靱帯位置の改善
筋膜・表層筋位置の改善
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