もう10年以上も前、神戸の叔父がまだ生きていた頃の実話☆彡
叔母の四十九日も終わり、生活も落ち着いてきた叔父は世話になったからとご馳走したいと連絡があった。
自分が行きつけの料理屋でフグが食べたいのだが、自分ひとりでは量も多いし行きにくいので一緒に行ってほしいとの事。。
この叔父は色々と性格に問題があって距離を置いておいたのだが、そんな性格からか親戚筋はあまり近づかなくなり見るに見かねて叔母の葬式などの段取りを手伝ったのだが、叔母が亡くなった事で心を入れ替えたのだと思い、お礼の食事会の申し出を受ける事にした。
車で叔父の自宅まで迎えに行き、向かったのは神戸の三宮駅前にある大手デパートの最上階にある和食店。
かなりの高級感がある店だったが、叔父は店に入るなり受付にいた女性店員に「ひさしぶりやな、元気だったか?」 と話しかけていたが、年齢的に耳が遠くなって やたら大きな声で話す叔父にもたじろぐ事もなく「おかげさまで!」 と席に笑顔で案内してくれた。
いつもグルメぶってる叔父は、高級店にしょっちゅう行ってると話をしていたのは本当だったのだと感心しながら席に着く。
注文を取りに来た別の女性店員に向かい、フロア全体に響くのではないかと思うくらい大きな声で「いつものやつ!」と答えたのだが、女性店員は「そうですね、でも間違いがあってもいけませんので念のために確認させていただけますか?」と素晴らしい笑顔で聞き直す。
しかし、納得できない様子でフグのコース料理を注文した叔父は「ここの店員の質が落ちたな、そんな事も覚えておらん!」 とご立腹。。
高級店に予約もなしに飛び込んで、高飛車に振る舞う叔父に若干の違和感を覚えたオイラは聞いてみた。
「そんなにしょっちゅ来てるんだ?」
そしたら、迷うことなく大きな声で答えたさ。。
「いいや、初めて来た!」
女性店員の応対・・・プロだな。。(笑)
その後、この叔父と更に距離を取る事にした事は言うまでもない。。(爆)
過去の[違和感シリーズ]のバックナンバーであります(^^♪
「2020年07月07日 違和感⑪ 多国籍料理&無国籍料理」
写真と本文はまったくカンケーありません(笑)
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