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はやこま すていしょん!

更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

中央・総武緩行線から京葉車両センターに転属した武蔵野線用E231系0番代MU2編成をやっと撮影することができました。

(クハE230-22・東浦和・2017年12月8日)

E231系MU2編成が武蔵野線で運用を始めてからかなり経つのですが、自分の都合のいい日はいつも朝だけの運用に入っていて、撮影する機会が全くありませんでした。

今日仕事が一段落した後、ネットで調べてみたら、日中の運用に入っているようなので、早速出向いてみました。

あいにくの空模様なので駅撮りをすることとして東浦和駅へ。ここで府中本町行きの1484Eを待ちます。しかし上り列車は遅延している模様。

1348EはM25編成です。

(クハ204-34・東浦和・2017年12月8日)

0番代先頭車・付随車と、VVVF改造された5000番代電動車の武蔵野線標準編成ですね。

1352EはM51編成。

(クハ204-101・東浦和・2017年12月8日)

南武線から転用された編成です。電動車は0番代なので、6M2Tと電動車比率が高くなっています。

続いて5883レが通過。

(EF210-121・東浦和・2017年12月8日)

貨物はほぼ定時かな?

続いて74レが通過。

(EF65 2065・東浦和・2017年12月8日)

10月に国鉄色に戻った釜でした。

でも、貨物が2連続とは! で、JR東日本アプリを見てみると、この後の電車は1分遅延と15分遅延で続行運転になっている様です。

続いて1分遅れ表示の電車がやってきました。これがお目当ての1484Eです。

(クハE230-22・東浦和・2017年12月8日)

顔が銀色なのが、E231系0番代のアイデンティティですね。

撮影後、すぐやってきた15分遅れの電車に乗って西国分寺駅へ向かいました。

ここで1555Eを撮影。

(クハ205-101・西国分寺・2017年12月8日)

M51編成です。

次の1551Eが到着する直前に185系B6編成の修学旅行臨時列車が中線に入線。

(クハ185-212・西国分寺・2017年12月8日)

車内は楽しそうだったな。

ここで上り電車を退避する模様です。

退避後に1551Eが到着。

(クハ204-145・東浦和・2017年12月8日)

15分遅延していたM35編成が府中本町で定刻に復帰して、MU2編成より先に出てきたようです。

続いてMU2編成の1885Eがやってきました。

(クハE231-22・西国分寺・2017年12月8日)

なお、MU2編成には線路設備モニタリング装置を搭載しています。

(サハE231-64・西国分寺・2017年12月8日)

暗くなるとLEDライトや赤外線の光がよく目立ちます。

(サハE231-64・西国分寺・2017年12月8日)

さて、次はもっと条件が良い時に改めて撮影しようと思います。

山手線に増殖中のE235系ですが、量産先行車と量産車の変更点で公式にリリースされていないところに気がついたので確認してきました。

(クハE235-8・五反田〜目黒・2017年10月12日)

E235系の量産先行車と量産車の車内は、一般席の荷棚の高さや優先席・フリースペースの床の配色などに相違点がありますが、もう一つ違いがあります。それがロールバーの形状です。

量産先行車のロールバーはこのような形状。

左右袖仕切部のスタンションポールが荷棚上で繋がってアーチ状になっています。さらに荷棚上のパイプが側構体からのパイプと繋がっていて、左右側構体を繋ぐ形でロールバーを構成しています。

 

これに対して量産車のロールバーはスタンションポールに繋がっていません。

そのため、袖仕切部分のアーチ形状がなくなっています。そして袖仕切部分のスタンションポールは、レール方向に伸びるデザインとされました。

この結果量産先行車と量産車の車内イメージは大きく違っています。このことはプレスリリースに出ていなかった気がするのですけど、なぜでしょう? まぁロールバーの機能は変わらないと言うことなのでしょうけど。

 

相鉄の新型車両20000系の試運転が今日行われているというツイートを見つけたので、撮影しに行ってみました。

(20101・さがみ野・2017年11月28日)

とはいうものの、ツイート以外に情報は全然ありません。過去を遡って見ると瀬谷駅で折り返したことがあるようですので、まずは海老名から急行に乗って見ることにしました。停車していたのは四代目そうにゃんトレイン。

(11004・海老名・2017年11月28日)

ガラガラの車内なのに運転台にかぶり付くという、いかにもな姿で前方注視(笑

途中かしわ台工機所の横を通過しましたが、留置線に20000系は見当たらず。とりあえずは走っていそうですが、大和までは20000系とすれ違いませんでした。

しかし大和駅に到着したところで、海老名方面の表示器に試運転の文字を発見。残念ながら海老名行きには間に合わなかったので、大和駅で20000系を出迎えました。

(20001・大和・2017年11月28日)

これが20000系との初対面。

なかなか精悍な顔つきですね。

停車中にドアの開閉チャイムが鳴った気がしたのですが、実際にはドアは開閉しませんでした。なぜ?

後続の海老名行きに乗車して対向式ホームのさがみ野駅に移動。案内表示に試運転の文字が出てくるので安心して20000系を待ち受けることができました。

(20101・さがみ野・2017年11月28日)

試運転列車はさがみ野駅に停車。するとホームと反対側のドアが開きました。

(20001・さがみ野・2017年11月28日)

なるほど。誤条防止で線路側のドアを開閉していたわけですね。これで大和駅での謎も解決です(笑

この後、かしわ台駅まで移動。実は留置線に7000系がいたので、撮影したくなったわけです。

自分は相模原出身で、相鉄にも縁があったのですが、当時は7000系が最新型でした。だから7000系を見て懐かしく思えたわけです。

そんなわけで、かしわ台駅に到着したら、なんとモヤ700形が停車していました。

(モヤ704・かしわ台・2017年11月28日)

モヤ700形は7000系を改造した事業用車で、入換、車両の牽引、救援、検測に使用されます。

2両編成2本のうちモヤ703+モヤ704は救援資材を搭載しています。

モヤ701+モヤ702は架線検測機能や動揺検知器を装備。

(モヤ701・かしわ台・2017年11月28日)

この車両については改めてブログを上げたいと思います。

当初お目当てだった7000系です(笑

(7710・かしわ台・2017年11月28日)

アルミ車体に赤いライン、赤い貫通扉、自動窓、アウターディスクブレーキ付台車、直角カルダン駆動など、なんだか「ザ・相鉄」って感じがする車両です。

 

そして20000系の試運転列車が入線。

(20001・かしわ台・2017年11月28日)

どうやらかしわ台駅で折り返すようです。

そして20000系とモヤ700形のつかの間の並び。

(モヤ701/20101・かしわ台・2017年11月28日)

そして20000系は再び発車していきました。

(20101・かしわ台・2017年11月28日)

当てずっぽうで来たのに、なかなかラッキーだったみたいです。

 

 

JR西日本大社線は1990(平成2)年4月1日で廃止されましたが、実は全駅のホームが現存しています。

(旧大社駅・2017年11月24日)

大社線は出雲市〜大社間7.5kmの路線でした。当初の目的は出雲大社への参拝客の輸送で、1985(昭和60)年までは関西からの直通列車も運行されていました。

起点である出雲市駅と終点の大社駅の他、出雲高松駅、荒茅駅が設置されていましたが、実は出雲高松駅、荒茅駅、大社駅のホームは現存しています。

出雲高松駅は1912(大正元)年11月15日朝山駅として開業。1932(昭和7)年5月10日に出雲高松駅に改称しました。

(旧出雲高松・2017年11月24日)

最盛期は1面2線の島式ホームを持ち、貨物や荷物も取り扱っていましたが、晩年は1面1線の無人駅となっていました。

荒茅駅は1958(昭和33)年4月1日に開業しました。

(旧荒茅・2017年11月24日)

荒茅駅は開業から廃止まで1面1線の無人駅だったようです。

そして終点の大社駅はホームをもとより駅舎まで保存されています。

(旧大社駅・2017年11月24日)

駅舎は出雲大社を模しているそうです。

駅舎内もなかなか荘厳。

(旧大社駅・2017年11月24日)

ホーム有効長もかなり長くなっています。

(旧大社駅・2017年11月24日)

ここに20系「だいせん」が停車していたんですね。
現在はD51 774が保存されています。

(D51 774・旧大社駅・2017年11月24日)

そんな感じで大社線のホームは全て現存しています。起点の出雲市駅のホームは高架化されて消滅しましたが、こちらは実質的に山陰本線の駅ですので除外できますから、そう考えると全駅のホームが残っているのは凄いかなって思いました。

 
 

 

今日はJR西日本博多総合車両所岡山支所で開催された「山陽新幹線ふれあいデー」に行ってきました。

(923−3007/724-7512/782-7013/522-7002・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)

岡山のイベントは小規模ですが、新幹線に文字通り触れ合えるのが魅力です。

人気ナンバー1はやっぱりドクターイエロー。

(923-7001・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)

今年は1号車側を車両撮影アリアとしていました。

さらに今年は「500 TYPE EVA」も展示されました。

(522-7002・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)

「500 TYPE EVA」を間近でじっくり見ることができる機会はなかなかないので、これはうれしいですね。

お馴染みの700系S編成も展示。

(781-7013・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)

そしてレールスター。

(723-7012・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)

もちろんN700Aも展示されました。

(783-4005・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)

記念撮影の待機列ができはじめるタイミングを見計らって4編成並びを撮影!

(923−3007/724-7512/782-7013/522-7002・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)

これはなかなかいい並びですね。

今回は「500 TYPE EVA」運転台見学の抽選に当たったので、いざ運転台へGO!
運転台は1号車だったので展示・体験ルームも見ることができました。
(521-7002・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
ここには久しぶりに入りました。等身大ポップは真希波・マリ・イラストリアスでした。
(521-7002・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
実物大コックピットはいつ見ても凄いですね。
(521-7002・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
(521-7002・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
そして運転台へ。
(521-7002・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
セキュリティの関係でいろいろ隠されています。これも時代ですかね。
保線車両も展示されています。
電気保全車NMW-2710は毎年いる気がします。
(NMW-2710・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
架線の点検や修繕作業行う保線車です。
 
こちらは高速確認車。
(HSC-500・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
保線作業が確実に終了したことを確認するための保線車で、この車両が走行して安全を確認して、新幹線が走行することができます。最高速度110km/hで走行することができるので高速確認車と呼ばれています。
山陽新幹線の他、北陸新幹線でも活躍しています。
 
検修庫内ではE5編成の床下を見学することができました。
(723-7005・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
床下機器カバーが外されていて、内部を見ることができました。
(725-7605・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
車両展示エリア以外の電留線には、営業運転中の編成が出入りします。こちらもなかなかの人気です。
(723-7011/521-7006/783-2035・博多総合車両所岡山支所・2017年11月26日)
なかなか濃厚なイベントでした。
 

D51 200が牽引する「SLやまぐち号」が運転されたので撮影してきました。

(「SLやまぐち号」D51 200・篠目・2017年11月25日)

D51 200は2014(平成26)年11月から本線復帰へ向けた修繕が始まり、2016(平成28)年10月に北陸本線で試運転を行うべくEF65 1133の牽引で回送中に炭水車の軸焼けにより試運転は中止。再び修復の後、2017(平成29)年5月に試運転を成功させました。

6月には山口線での試運転を実施。そして今回の「SLやまぐち号」を牽引して、本線での営業運転が復活しました。

D51 200の牽引と言うことで、追いかけが可能なポイントは大混雑が予想されたことと、転車台でD51を観察したかったので、今回は篠目駅で撮影した後、津和野駅に移動することにしました。

 

篠目駅には10時頃到着。この時はそれほど人もいなくて、のんびりした雰囲気でしたが「SLやまぐち号」の到着時間が近づいた頃にはたくさんの車が来ていました。そして「SLやまぐち号」は篠目駅を11時57分に発車。

D51 200は赤プレートを装着していました。

(「SLやまぐち号」D51 200・篠目・2017年11月25日)

ヘッドマークの位置が少し高いようですね。

撮影後は、予定通り津和野駅に移動。追いかけ組の車もたくさん走っていましたが、スムーズに到着。難なく転車台脇に車を止めることができました。

SL「やまぐち」号は徳佐駅を遅れて発車した模様で、津和野駅にも10分程遅延して到着しました。

(「SLやまぐち号」D51 200・津和野・2017年11月25日)

D51のトラブルが原因ではなかったようなので一安心。

到着後D51 200は客車の入換を行います。

(D51 200・津和野・2017年11月25日)

客車を駅舎寄りの側線に押し込んだ後、D51 200は構内を移動して転車台に乗って、反時計回りに45°回転。

(D51 200・津和野・2017年11月25日)

そして整備に入りました。
(D51 200・津和野・2017年11月25日)
さて、復活したD51 200を見てみましょう。

(D51 200・津和野・2017年11月25日)

前面で目立つのは前照灯で、LP403形のライトケース内に、LR405形シールドビームが収まっています。

(D51 200・津和野・2017年11月25日)

また、関西エリアでのSL列車牽引を想定して」ATS-Pを搭載しました。

(D51 200・津和野・2017年11月25日)

そのため発電機を大型化し、搭載方法も変わりました。また、バッテリーを隣接して搭載しています。

ちなみにキャブには旋回窓が装備されています。

ATS-Pの車上子は炭水車前端にあるそうです。

(D51 200・津和野・2017年11月25日)

また、炭水車にはATS-Pの電源も搭載。

炭水車の前照灯もシールドビーム化されて、やや位置が高くなりました。

(D51 200・津和野・2017年11月25日)

さらに氷柱切りとカメラが設置されています。

整備が終わったD51 200は転車台で方向を変えて、津和野駅構内へ戻っていきました。

(D51 200・津和野・2017年11月25日)

上り列車は津和野駅を発車直後を俯瞰で狙いました。

(「SLやまぐち」D51 200・船平山〜津和野・2017年11月25日)

D51 200は11月26日には重連運転を行います。

(「SLやまぐち」D51 200・船平山〜津和野・2017年11月25日)

今日もかなり混んでいましたが、明日は確実に今日以上に混みそうですね。

 
 
 

本日はあいにくの雨混じりとなりましたが、滅多に来ることがないエリアですので、頑張って一畑電車を撮影しました。

(デハ2111・松江イングリッシュガーデン前〜松江しんじ湖温泉・2017年11月24日)

まずは出雲大社前駅に行ってみました。ここにはデハニ52が展示されていました。

(デハニ52・出雲大社前・2017年11月24日)

デハニ52とデハニ53は車籍が残っていて、ロケや運転体験に使用するほか、このように出雲大社前駅で展示したりしているようです。

 

2100系は元京王5000系。

(デハ2112・浜山公園北口〜出雲大社前・2017年11月24日)

一畑電車の主力車両です。

(デハ2102・出雲大社前・2017年11月24日)

塗装は一畑電鉄塗装以外にも何種類かあります。なかには京王5000系カラーも存在します。

(デハ2111・大寺〜美談・2017年11月24日)

しかも髭がついた初期カラーを再現しています。

元東急1000系の1000系も3編成在籍しています。一畑電車初のVVVFインバータ車です。

(デハ1002・旅伏〜雲州平田・2017年11月24日)

先頭車改造車なので印象はかなり違いますね。

雲州平田駅には車庫があり、86年ぶりの自社発注車の7000形がいました。

(デハ7001・雲州平田・2017年11月24日)

JR四国7000系に似た車体と、JR西日本225系タイプの前照灯が特徴的です。

(デハ7002・雲州平田・2017年11月24日)

構体と台車を近畿車輛が製造して、偽装を後藤工業が行いました。

現在3両が在籍しています。

(デハ7003・布崎〜湖遊館新駅・2017年11月24日)

2100系ご縁電車しまねっこ号カラーも撮影できました。

(デハ2104・朝日ヶ丘〜松江イングリッシュガーデン前・2017年11月24日)

先ほどの京王カラーの2100系が戻ってきました。

(デハ2111・松江イングリッシュガーデン前〜松江しんじ湖温泉・2017年11月24日)

冬空で宍道湖もちょっと重めなのが残念。今度は夏に来よう!

松江しんじ湖温泉駅には1000系のしまねっこ号Ⅱが留置されていました。

(デハ1003・松江しんじ湖温泉・2017年11月24日)

初めて訪れた一畑電車ですが、なかなか面白かったです。

 

 

伊予西条の鉄道文化館10周年とJR四国30周年のイベントに行ったら1/1プラレールがいました!

(キハ32 3・伊予西条・2017年11月23日)

1/1プラレールと言っても本当のプラレールではなくて、レールに青いプラレール風のプレートを設置して、そこに鉄道ホビートレインを置くというものです。

プラレール風のプレートにはちゃんとツメがついていてなかなかリアルでした(笑

(キハ32 3・伊予西条・2017年11月23日)

ホームからも目立つ場所にあったので、注目度はかなり高かったようです。

(キハ32 3・伊予西条・2017年11月23日)

イベントスタート前に一旦引き上げて、改めて据え付けを行った結果、よりプラレール感が増した印象。

(キハ32 3・伊予西条・2017年11月23日)

そして、会場には本当の鉄道ホビートレインのプラレールも展示されていました。
(伊予西条・2017年11月23日)
12月28日発売だそうです。1/1プラレールと並べてみたくなっちゃいますね(笑
この日はマルチプルタイタンパの実演も行われました。
(伊予西条・2017年11月23日)
そして開館10周年を迎えた四国鉄道文化館の保存車両も見てきました。
新幹線の父とも言われている十河国鉄総裁の出身地であることから0系のカットボディが保存されています。
(21-141・四国鉄道文化館・2017年11月23日)
そして国鉄初の本線用量産型ディーゼル機関車であるDF50形
(DF50 1・四国鉄道文化館・2017年11月23日)
準鉄道記念物です。
C57 44は1次形。
(C57 44・四国鉄道文化館・2017年11月23日)
現役時代は四国を走っていませんが、引退後は西条で保存されていました。
気動車急行の冷房化に貢献したキハ65形。
(キハ65 34・四国鉄道文化館・2017年11月23日)
気がつけば現存唯一のキハ65形となりました。
DE10形の試作機1号機。
(DE10 1・四国鉄道文化館・2017年11月23日)
DE10形の初配置って四国だったのですね。
そしてフリーゲージトレイン第2次試作車。
(GCT101-201・四国鉄道文化館・2017年11月23日)
第1次試作車と共に四国でも走行試験を実施していました。第3次試作車FGTが微妙なことになっている現在、フリーゲージトレインの姿を見ることができる貴重な存在になっています。
伊予西条って貴重な車両がたくさんいるので、何度でも行きたくなります!

12月23日からの営業運転に備えて、量産車の配備が進んでいるE353系ですが、量産2編成目となるS103編成を見ることができました。

(クハE353-3・甲府・2017年11月22日)

「あずさ」で甲府に到着した後、E351系S1+S21編成の「スーパーあずさ」を撮影。

(「スーパーあずさ」クハE351-1001・甲府・2017年11月22日)

お馴染みのE351系とE257系の並びシーンです。

(「スーパーあずさ」クハE351-1101/「かいじ」クハE257-105・甲府・2017年11月22日)

しかしよく見るとクハE351-1101のLED表示器がドット欠けしているみたいですね。

(「スーパーあずさ」クハE351-1101・甲府・2017年11月22日)

「かいじ」が発車した後、2番ホームにE353系S103編成が入線してきました。

(クハE353-3・甲府・2017年11月22日)

E353系の量産編成で気になっていたのは奇数号車の荷物置き場。前回S102編成を豊田で見たときは、荷物置き場側の側面が確認できなかったのですが、今回は確認できました。この写真では2両目ドアと窓の間が荷物置き場のスペースです。

(モハE353-303・甲府・2017年11月22日)

窓がない分車体の白い部分が増えています。先行車はこの部分に窓があるので少し印象が違いますね。

E353系はあっという間に松本方面に走り去ったので、皇族の「あずさ」で追いかけてみましたが、追いついたのは松本でしたw

(クハE353-3/「あずさ」クハE257-1・松本・2017年11月22日)

ホームの反対側からE353系を狙うのは困難でしたが、荷物置き場側の側面を間近で見ることはできました。

(モハE353-303・松本・2017年11月22日)

先行車も量産化改造でこの部分に荷物置き場を設置するわけですが、完全に窓を埋めてしまうのか、E5系、E7系のような簡易的に塞ぐのか気になるところですね。

 

 

JR東日本の近郊型電車のトレードマークともなっている2階建てグリーン車。ここではJR東日本2階建て車両を考察してみようと思います。

(クハE232-3017・尾久〜赤羽・2015年1月3日)

東海道本線と横須賀・総武快速線では国鉄時代からグリーン車を連結していて、結構な乗車率を誇っていました。そこでJR東日本はグリーン車の定員を増やすため、1989(平成元)年から2階建てグリーン車の211系サロ212形、サロ213形と113系サロ124形、サロ125形を導入しました。

(サロ213-1002・上野・2010年10月11日)

(サロ125-6・東京・2005年3月21日)

211系の軽量ステンレス車体をベースとして、デッキ間は車両限界一杯の屋根高さの2階建て構造としています。2階部分の窓ガラスは屋根に合わせた曲面ガラスを採用。2階窓の上辺と平屋部分の幕板高さを合わせてシンプルかつ端正なデザインとしています。また、空調を平屋部分に搭載して、2階建て部分の屋根と一体感を持たせました。

台車は211系同様のボルスタレス台車が基本ですが、サロ124形、サロ125形の一部はインダイレクトマウントのTR69形を装着していました。

113系の淘汰に伴ってサロ124形、サロ125形はサロ212形、サロ213形に改造編入。さらに一部は寒冷地対策を施した1000番代となって上野口のグリーン車として転用されました。現在は全車引退しています。

 

1990(平成2)年に登場した「スーパービュー踊り子用」251系には2階建て車両を3両連結しています。251系の売りはハイデッキ構造による眺望なので、2階建て構造にした1、2、10号車の1階客室はそれぞれ個性を持たせています。

1号車は1階にグリーン席利用客専用のサロン室とサービスカウンターを設置しました。

(「スーパービュー踊り子」クロ250-2・東京・2009年6月9日)

2号車では1階を4人用個室としています。

(サロ251-2・東京・2009年6月9日)

そして10号車の1階はこども室としました。

(「スーパービュー踊り子」クハ251-2・東京・2009年6月9日)

251系はハイデッキ構造を基本として、1階のスペースも活用したといえます。

この逆の発想で着席定員を増やすことが検討され、1991(平成3)年に415系クハ415形1900番代が試作されました。

(クハ415-1901・勝田車両センター・2005年9月4日)

今までのグリーン車や観光目的ではなく純粋な通勤需要の車両です。基本的には211系2階建て車両の構体をベースとして、両開き扉が採用されました。客席はセミクロスシートですが、2階席は4人掛けボックスシートと6人掛けボックスシートを配置しています。

クハ415-1901の運用実績を反映させて、通勤時の着席定員数の確保を目的とした2階建て近郊形電車215系が1992(平成4)に登場しました。

(「ホリデー快速ビューやまなし」クモハ215-4・新宿・2017年11月4日)

215系は10両編成中8両を完全な2階建て構造としました。両先頭車には走行用機器を集中搭載しているため、1階席は平屋部分のみでデッキ間の2階席はハイデッキ構造となっています。機器は床上と床下に搭載しています。

車体は211系をベースに設計されていますが、新たにヨーダンパや車体間ダンパが装備されました。

(サロ215-4・新宿・2017年11月4日)

普通車は4人掛けボックシートを配置しています。一時期は湘南新宿ラインにも充当されたことがありましたが、現在は平日の東海道線の通勤ライナーと土休日の中央線臨時列車「ホリデー快速ビューやまなし号」に使用されています。

 

JR東日本はVVVFインバータ制御車の209系を開発。209系の近郊形バージョンとしてE217系を1994(平成6)年から製造して横須賀線に投入しました。グリーン車は2階建て車両であるのは言うまでもありません。

(サロE216-38・錦糸町・2017年11月16日)

ステンレス車体は209系の製造技術が取り入れられ、ビードレスとなりました。ヨーダンパは現在撤去されています。

1999(平成11)年には豪華夜行列車「カシオペア」用客車E26系が登場しました。E26系はアメリカ大陸横断鉄道をイメージしたステンレス車体と2階建て構造を採用したのが大きな特徴です。その車体構体はE217系2階建てグリーン車をベースにしていますが、車体下部をグレー塗装としてメリハリをつけています。

(スロネE26-101・大沼・2016年8月7日)

その他、ドア配置や台車中心間距離など差異は多いです。また、E26系の寝台車では客室のみを2階建て構造としています。

唯一食堂車のマシE26形のみは完全2階建て構造。

(マシE26-1・函館・2015年11月30日)

2階に食堂、1階に通路と厨房を配置しています。

2000(平成12)年から209系、E217系の後継車となるE231系が登場しました。

(サロE230-1081・御徒町・2017年11月17日)

システム的にはIGBT素子のVVVFインバータや、車両情報管理システムTIMSの搭載など新機軸が盛り込まれていますが、車体的にはE217系と大差ない印象です。なおE231系もヨーダンパが撤去されています。

 

2003(平成15)年にJR四国が「マリンライナー」用として導入した5000系は、JR西日本223系をベースとしていますが、1号車の5100形をグリーン席、普通車指定席合造の2階建て車としました。しかしJR西日本には2階建て車両の実績がなかったため、JR東日本の2階建てグリーン車をベースとしています。

(「マリンライナー」5102・高松・2009年4月6日)

オリジナルの前面に目が行ってしまいますが、側面を見ればJR東日本の2階建て車そのもの。そのため、車体の形態や台車が223系と大きく異なっています。

 

E217系、E231系に続いて2005(平成17)年には常磐線にE531系が導入されました。その前年の2004(平成16)年から上野口の近郊形電車にグリーン車の連結を開始されていましたが、その結果が好評だったため常磐線にもグリーン車を連結することとなり、2006(平成18)年からグリーン車の連結を順次行って、2007(平成19)年からグリーン車の営業を開始しました。

(サロE530-16・北千住・2017年11月17日)

車体は基本的にE231系に準じていますが、ヨーダンパのアームが太くなっています。また、車体下部をグレー塗装としています。

 

E231系の後継車、E233系の近郊仕様の3000番代は2008(平成20)年から営業運転を開始しました。もちろん2階建てグリーン車を連結しています。

(サロE233-3016・上野・2017年11月17日)

E233系も車体下部をグレー塗装としています。

気がつけば首都圏を縦横無尽に走り回る2階建て車両。今後中央線快速への連結も予定されていますが、どのような形で登場するのか気になるところです。