D51 200が牽引する「SLやまぐち号」が運転されたので撮影してきました。
(「SLやまぐち号」D51 200・篠目・2017年11月25日)
D51 200は2014(平成26)年11月から本線復帰へ向けた修繕が始まり、2016(平成28)年10月に北陸本線で試運転を行うべくEF65 1133の牽引で回送中に炭水車の軸焼けにより試運転は中止。再び修復の後、2017(平成29)年5月に試運転を成功させました。
6月には山口線での試運転を実施。そして今回の「SLやまぐち号」を牽引して、本線での営業運転が復活しました。
D51 200の牽引と言うことで、追いかけが可能なポイントは大混雑が予想されたことと、転車台でD51を観察したかったので、今回は篠目駅で撮影した後、津和野駅に移動することにしました。
篠目駅には10時頃到着。この時はそれほど人もいなくて、のんびりした雰囲気でしたが「SLやまぐち号」の到着時間が近づいた頃にはたくさんの車が来ていました。そして「SLやまぐち号」は篠目駅を11時57分に発車。
D51 200は赤プレートを装着していました。
(「SLやまぐち号」D51 200・篠目・2017年11月25日)
ヘッドマークの位置が少し高いようですね。
SL「やまぐち」号は徳佐駅を遅れて発車した模様で、津和野駅にも10分程遅延して到着しました。
(「SLやまぐち号」D51 200・津和野・2017年11月25日)
D51のトラブルが原因ではなかったようなので一安心。
到着後D51 200は客車の入換を行います。
(D51 200・津和野・2017年11月25日)
客車を駅舎寄りの側線に押し込んだ後、D51 200は構内を移動して転車台に乗って、反時計回りに45°回転。
(D51 200・津和野・2017年11月25日)
そして整備に入りました。(D51 200・津和野・2017年11月25日)
前面で目立つのは前照灯で、LP403形のライトケース内に、LR405形シールドビームが収まっています。(D51 200・津和野・2017年11月25日)
また、関西エリアでのSL列車牽引を想定して」ATS-Pを搭載しました。(D51 200・津和野・2017年11月25日)
そのため発電機を大型化し、搭載方法も変わりました。また、バッテリーを隣接して搭載しています。
ちなみにキャブには旋回窓が装備されています。
ATS-Pの車上子は炭水車前端にあるそうです。
(D51 200・津和野・2017年11月25日)
また、炭水車にはATS-Pの電源も搭載。
炭水車の前照灯もシールドビーム化されて、やや位置が高くなりました。
(D51 200・津和野・2017年11月25日)
さらに氷柱切りとカメラが設置されています。
整備が終わったD51 200は転車台で方向を変えて、津和野駅構内へ戻っていきました。
(D51 200・津和野・2017年11月25日)
上り列車は津和野駅を発車直後を俯瞰で狙いました。
(「SLやまぐち」D51 200・船平山〜津和野・2017年11月25日)
D51 200は11月26日には重連運転を行います。
(「SLやまぐち」D51 200・船平山〜津和野・2017年11月25日)
今日もかなり混んでいましたが、明日は確実に今日以上に混みそうですね。