山手線に増殖中のE235系ですが、量産先行車と量産車の変更点で公式にリリースされていないところに気がついたので確認してきました。
(クハE235-8・五反田〜目黒・2017年10月12日)
E235系の量産先行車と量産車の車内は、一般席の荷棚の高さや優先席・フリースペースの床の配色などに相違点がありますが、もう一つ違いがあります。それがロールバーの形状です。
量産先行車のロールバーはこのような形状。
左右袖仕切部のスタンションポールが荷棚上で繋がってアーチ状になっています。さらに荷棚上のパイプが側構体からのパイプと繋がっていて、左右側構体を繋ぐ形でロールバーを構成しています。
これに対して量産車のロールバーはスタンションポールに繋がっていません。
そのため、袖仕切部分のアーチ形状がなくなっています。そして袖仕切部分のスタンションポールは、レール方向に伸びるデザインとされました。
この結果量産先行車と量産車の車内イメージは大きく違っています。このことはプレスリリースに出ていなかった気がするのですけど、なぜでしょう? まぁロールバーの機能は変わらないと言うことなのでしょうけど。