今夜の練習はお休み。
先日の世界卓球で金メダルを獲得した男女混合ダブルスが、東京五輪でも正式種目として採用されることが決まりました。
IOCは男女混合種目の採用を奨励していて、他にも柔道や競泳リレーの混合団体といった日本のメダル獲得が期待される種目も新たに採用となったようです。
そんな中、陸上でも男女混合の4×400mリレーの採用がひっそりと決まりました。
そんな噂、私も全く聞いていなかったので驚いたのですが
、

残念ながら日本にとってはメダル獲得が全く期待できないので、国内では話題にもならなかったのでしょう。
4×400mリレー、通称マイルリレーは男子のほうは1996年のアトランタ五輪で5位、2004年のアテネ五輪で4位に入るなど、
かつては4×100mリレーよりも全然メダル獲得の可能性が高い種目と言われていました。
しかし昨年のリオ五輪では世界ランク上位16ヶ国に与えられる出場権を、ロシアが出場停止になったおかげで繰り上がりで獲得するなど、
今や五輪や世界陸上に出るのがやっとの状況となっています。
マイルリレーの日本記録の更新も1996年で止まったままで、
400mの個人種目だって1991年に高野進氏が出した記録が26年も更新されないまま残っています。
一方、女子のマイルリレーは2008年の北京大会で五輪に初出場しましたが、なかなか世界大会には出場できない状況が続いています。
東京五輪では自国開催であるため、男女のマイルリレーも、そして新種目の混合リレーも出場権は与えられるでしょうが、
現状では8チームでの決勝に進出することさえかなり厳しいことでしょう。
マイルリレーはどの陸上大会でも最終種目として行われる、陸上競技の花形であります。
五輪でも男子マラソンを除けば、すべての競技の最後の最後の種目として実施されます。
日本開催なのに、そこに日本勢の姿がないというのもなんとも寂しいものであります。
あと3年しかないので、今から強化を始めても手遅れしれませんが、
せめて男子のマイルリレーくらいは決勝に進む力をつけて欲しいものであります。
200mや400mハードルなど世界水準に近い種目の選手たちを400m走に転向させたり、
マラソンのように400mの日本記録を更新したら1億円のボーナスを与えるなど、付け焼き刃的な強化ならいろいろと考えらえると思います。
子供の頃は友達と一緒に1粒食べて300メートル走ってみたものです。
本当にキャッチコピー通りならば、141粒あれば誰だって練習せずにフルマラソンを完走できるということで、
おそらくきっと誰かが試しているだろうとYoutubeを検索してみましたが、まだ誰も挑戦していないようでした。
来年の熊本城マラソンに向けて、まったく日ごろ運動をしていない職場の同僚に打診してみようかと思います
。


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