アントニオ猪木さんの思い出を語る~今日は豆腐の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は会社はお休み。



先週の金曜日には三遊亭円楽さんが、そして昨日の土曜日にはアントニオ猪木さんという、


40歳代の私にとっては子供の時からずっとテレビで観続けてきた方々の訃報が相次ぎ、大きな喪失感を抱いているところです。




そして円楽さんは今年の8月に高座に一時復帰し、猪木さんも同じ8月に『24時間テレビ』に出演するなど、


ともに病と闘っている真っ最中で元気とは言えない姿ではありましたが、


それを隠さずに堂々と公の場に出て、復活に向けて並々ならぬ意思を感じ取っていただけに、




それからわずか2ヶ月も経たないうちの旅立ちでしたのでよりショックは大きいのであります。



特に私は20歳くらいまではプロレスをよく観ていましたので、猪木さんに対する思い入れも深いものがあります。


まあ、このプロレスラーとしての猪木さんに関しては、多くの方々が思いを述べられていますので、


私はあえてプロレス以外の面に関して、猪木さんに対する想いを綴ってみたいと思います。



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まずは国会議員としての側面でありますが、猪木さんは1989年から1995年と、2013年から2019年と参議院議員を2期12年務めましたが、


ともに比例区で大量の票を集めて当選したことはもちろん凄いですし、


ともに任期満了までしっかり務めたことは当たり前と言えば当たり前のことではあるのですが、




多くのタレント議員が任期期間中、何をやっているかわからないまま辞めていくのに対し、


猪木さんは北朝鮮訪問などしっかりと有権者の目に見える成果を残したことを見ても、


片手間には議員活動をやっていなかったのだと理解できるのであります。



タレントの側面としては、この猪木さんのモノマネだけで芸能界で活動できる人がすでに他界された春一番さんに加え、


アントニオ小猪木さん、アントキの猪木さんなど複数いるのも他では見られない点で、




それだけ複製品やニセモノが大量生産されても十分に売れるだけの強烈なキャラクターを本人が備えている証だと言えます。



あと、東日本大震災の時に避難所で生活をされている人たちや、支援している自衛隊員などに対して、


ビンタをして激励されたのも、よくよく考えればあり得ないほどに凄いことだなと思うものです。




何も悪いことをしていない、困っている方々に対して暴力を振るい続け、


振るわれたほうは泣いて喜んでいる姿を外国人が見たらさぞかし驚いたものだと思います。



このビンタについて「闘魂を注入する」という表現も、誰が最初に言い出したかわかりませんが、うまいものだなと感心するものです。


なお、熊本城マラソンでは9キロ地点くらいに毎年、猪木さんのニセモノが出現するので、




ぜひ、沿道の応援が解禁されて、多くのランナーが闘魂を注入できる状態に戻ることを願いたいと思います。