ゆっくり走る日は、たしかに楽です。
脚も残るし、終わったあとも嫌な疲れ方をしない。

正直、こういう日は「これでいいじゃないか」と思う。

でも、そのままペースを少しだけ上げると、話が変わる。
急に重さを感じる。リズムも途切れる。

あれ、さっきまでの気持ちよさはどこにいったんだろう、と。

海外レビューが割れるのも、ここだと思う。
履き心地だけを見れば、かなりいい。
でも、用途を広げようとした瞬間に限界が見える。

だから評価が分かれる。

自分の感覚としても、同じです。
ゆっくりならいい。かなりいい。
でも、それ以上は求めない方がいい。

この靴で全部やろうとすると、どこかでズレる。

結局、答えはシンプルで、少しだけ不親切です。

回復走には強い。
でも、それだけ。

重さはあるし、テンポは作りにくい。
濡れた路面も、ちょっとだけ気を使う。

じゃあダメな靴かと言われると、そうでもない。

むしろ逆で、
「ちゃんと割り切れる人」にとっては、かなりいい。

回復用の一足を探している人。
脚へのダメージを減らしたい40代。
メインシューズが別にある人。

このあたりには、普通にハマる。

逆に、これ一足で全部やりたい人には向かない。
スピードもやりたい人も、たぶん違う。

迷っているなら、もう少し幅のあるモデルを選んだ方が無難です。

ただ、回復用を持つかどうかで、翌日の脚は変わる。
これは、やってみるとわかります。