ともぞうのブログ 昨日の自分を超えてゆけ!

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読書日記 スポーツの育成システム、アフォーダンス、クオリア、ディープ・プラクティスについて勉強中です。

いろいろとありましたが。

無事に大会終了。

今日は、大会新と、県高校新が誕生しました。

次の大会が楽しみです。

昨日の、次男の試合は。

県内の強豪校相手に。

これまでで一番惜しい試合というか。

初めて、背中が見えた試合だったのではないかと思います。

 

近年において一度も勝ったことがなく。

得点を取っただけで大騒ぎのチーム相手に。

試合終了30秒前までは0-0。

 

このままPK戦か、という場面で失点。

0-1で負けたそうです。

 

モラタのようなプレーを目指す次男にとっては。

身長差で負ける相手の、ヘディングの競り合いでは負けてしまうそうですが。

それを今後どうしていくかがカギでしょうね。

 

早熟、晩成ありますので。

 

身長を大きくするためにできることは何か。

夜更かしをすることではなく。

睡眠をしっかりとること。

これは実践できてきました。

 

あとは、自分たちの実力より上のチーム相手に。

どう戦う機会を増やすか。

(それはコーチの仕事とも言えますが)

その意味で。

ワクワクして試合に臨む機会が増えたのか。

 

試合後の話をしてくれるようになりました。

ここは通用して。

ここが通用しなかった。

ここを変えたい(自分が)。

ここを変えさえたい(チームが)。

 

そんな話をするようになりました。

送迎の時間も、貴重な時間ですね。

 

そして、夜には、妻を送迎。

今朝は、次男を練習会場へ送ってから。

陸上の会場へ。

 

審判を6月の大会へ向けて、急ピッチで育てなければなりません。

この本に従って。

いろいろな場面を想定したテストをして。

成長してもらうしかありませんね。

 

 

実家に行って来たら。

父親が使用していたパソコンが新しくなっていました。

 

そしたら、起動の仕方はボタンで分かったけど。

終了の仕方が分からない、と。

操作を教えたけど。

覚えられない、ということで。

大丈夫なのかなぁ~。

使い方が変わると、心配なんでしょうね。

何度も使えば、大丈夫な気がしました。

今日の大会は、無事に終了しました。

大会新は1つだけでしたが。

好記録です。

 

また、追風参考記録でしたが。

とんでもない記録も生まれました。

 

無事に終了できて良かったです。

同時並行の、高校総体の準備は。

一つの学校が申込を忘れていたことが分かり、作業ストップ。

明日に作業再開です。

GWの前半で、片をつけたいところです。

独断と偏見で選ぶ スポーツ選書100

2022/08/13更新

 

これまで読んできた3000冊近くの本の中から、お勧めの100冊を紹介していきたいと思います。

少しずつ紹介していきますので、順位はその都度、入れ替えます。

また、読んでいない本はランキング外ということで。

 

第11位 マシュー・サイド=著,山形浩生・守岡桜=訳『非才!』(柏書房)

 

2010年刊行の本です。

 才能と努力に関する膨大な書物です。

 付箋をたくさん張りました。

 何度も読み返しながら、理解していきたいと思います。

 

第12位 ベン・リンドバーグ,トラビス・ソーチテック=著,岩崎晋也=訳「アメリカン・ベースボール革命」(化学同人)

 

 

定価3520円(税込)が高いと感じるか、安いと感じるか。

 買うまではドキドキしていましたが。

 バウアーについて詳細に書かれているのを見ただけで、買って良かったと思います。

 久しぶりです。

 付箋を100枚近く使った本は。

 私が生涯読んできて、ベスト10に入ります。

 MLBが、つい最近までは育成の機能を果たしていなかった、と言えるでしょう。

 選手を見つけてくる、スカウティングとしてしか育成が機能していなかったのです。

 そこに、バウアーたちが成長するドライブラインのような映像分析、数値のデータ分析を活用することで、指標が確立されていっている過程だと思います。

 過渡期には、情報を制する者が勝つ、というように。

 ものすごいスピードで、革命が起こっていると感じました。

 

 この本にも出てきますし、他の学習本にも出てくる。

 「ランダム学習」もしくは「インターリーブ学習」。

 

ずっと同じ学習を繰り返す、「反復学習」「ブロック学習」では

直後のテパフォーマンステストではいい成績を出しますが。

時間が経過すると、パフォーマンステストの成績が落ちます。

ランダム学習、つまり同じ練習を繰り返さないことで、

新しい技術の習得には時間がかかるかもしれませんが、

忘れにくい技術として習得されていく、ということですね。

 

習いたてのバスケの選手なら。

同じフォームで繰り返しシュートが打てるように練習したら。

後は、1万回のレイアップを繰り返すよりも。

いろいろなシュートを組み合わせて練習することで。

より忘れにくい技術となるということです。

 

確かに、同じパターンのシュート練習を繰り返すというのは、

サッカーではあまり見かけなくなりましたので。

経験的には知っていることなのでしょうが。

それを科学的な実験の結果、そうなることが分かって。

実践で応用している人は少ないかと思います。

 

早速、ソフトボールのティーバッティングの練習する生徒に、

ボールの重さが異なる3種類のボールを、ランダムに打たせる練習をしています。

ボールの質感、飛ぶ感触、ボールの軌道は、ボールの種類ごとに異なります。

それを感じながら練習することで。

フォームの安定を図ります。

ウェイテッドオールを使うのと、同じ発想です。

 

第13位 デイヴィッド・シェンク=著,中島由華=訳『天才を考察する』(早川書房)

 

 この分野の本を最近読んでいますが。

 同じような論文や、研究の成果を知ることができます。

 多くの引用を集めているようで、科学的根拠を基に論を展開しています。

 自分なりの考えをまとめてみたいですね。

 

 練習の大事さを考えている指導者は、必ず読むべき種類の本だと思います。

 当たりの内容でした。

 環境がいかに大切かを、多くの論文を基に考察しています。

 科学的根拠が多い本といえます。

 

第14位 デイビッド・エプスタイン=著,中室牧子=訳『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』(日経BP)

 

いや~これは大ヒットです。

 読むべき本、歴代30位内に入っても、おかしくないと思います。

 

 1万時間も大事ですが。

 幅を持つ。

 試行錯誤をする。

 そんな時間も大切なのだと気づくことが出来ました。

 早速、教育で実践していきたいですね。

 

 同じことを、同じプロセスを用いて繰り返し学習することを、心理学者は「ブロック学習(blocked practice)」と呼ぶ。ブロック練習をすれば、その時の成績はとてもよくなる。しかし、知識を柔軟にするためには、さまざまな状況で学習しなければならない。その手法は、「多様性学習(varied practice)」と呼ばれ、研究者は「インターリーブ」あるいは「インターリービング」と呼ぶ。p133

 

第15位 デイヴィッド・エプスタイン=著,福典之=監修,川又政治=訳『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?』(早川書房)

 

 2016年に文庫文化されたものです。

 遺伝子がスポーツの結果に影響をもたらしていることは事実です。

 そのことを踏まえたうえで、努力という遺伝子のスイッチを入れる作業が大切なのだと気づかせてくれます。
 興味深い分野の本です。再度、読み直してみたいと思います。

 

第16位 アンダース・ハンセン=著,御舩由美子=訳「一流の頭脳」(サンマーク出版)

 

 当たりです。何度も読み返すと思います。

 付箋紙、軽く30枚以上ついています。

 

 心拍数を上げるジョギングが、脳にいい影響を与えるということですね。

 早速、子どもたちに伝えていきたいと思いました。

 

第17位 ダグ・レモフ,エリカ・ウールウェイ,ケイティ・イェッツィ=著,依田卓巳=訳『成功する練習の法則 最高の成果を引き出す42のルール』(日経ビジネス人文庫)

 

 成功する練習の秘訣が満載です。

 まあまあの内容だと思います。

 スポーツの上達だけではなく、勉強の面での教師の指導、という形で例が出てきます。

 学習について変化を求めている人向けの内容だと思います。

 スキルに名前をつける、というアイデアを実践していきたいですね。

 

第18位 江川びん成「実践スポーツ心理学」(現代心理学ブックス)

 

  なんと、1989年発刊で、1990年に読んでいます。

 ということは、私が初めて読んだのは13歳という中学1年生の1月になります。

 

 それにしても、いい本と出会っていますね。

 今読んでも、色あせない内容です。

 というよりも、近年勉強して理解してきたことは、ほぼすべて書かれています。

 読んでいて、おいおいって感じになったくらいです。

 アフォーダンス、コーディネーション、クオリア、上達論と勉強してきて、心理学の分野から説明すると、

 こうなるのかという理解をすることができました。

 読み直して、幸せな気分になりました。

 

第19位 金子明友・朝岡正雄=編著『運動学講義』(大修館書店)

 

 昔読んだのを、思い出して読み直しました。

 運動をするだけだったのが、運動を教えるにはどうしたらいいかを考えるきっかけになった本です。

 朝岡先生には、大学時代に大いにお世話になりました。

 そして、授業で刺激を受けた数少ない先生の一人です。

 

第20位 宮本省三,沖田一彦ほか「セラピストのための基礎研究論文集(1) 運動制御と運動学習」(三秀舎)

 

 脳と運動制御、姿勢制御について勉強している中で出会った本です。

 高すぎて、今だと買わないですね(笑)。

 科学的根拠が多く、1997年刊行の本ですが、いまだに使える知識が多いと思います。

今日は早く帰れたので、次男のリハビリの送り迎え。

前回、1時間かかると言われたのに、45分くらいで終わっていたので。

今回は少し早めに到着するようにしたら。

着いた時間に、スマホに終わったよ、って連絡が。

すぐさま着いたよって送ったら、すぐに外に出てきました。

 

前回の反省を生かす。

実践できて、少しだけホッとしました。

 

なるほど。

聞いたことがこれまでなかったので、知らない世界です。

そうなんですね。

 

知らないままで過ごしていくところでした。

 

子どもがサッカーをしている以上。

サッカーの世界を知っておく必要性を感じました。

 

まだまだ、世界には知らないことがたくさんありますね。

 

独断と偏見で選ぶ スポーツ選書100

2022/08/13更新

 

これまで読んできた3000冊近くの本の中から、お勧めの100冊を紹介していきたいと思います。

少しずつ紹介していきますので、順位はその都度、入れ替えます。

また、読んでいない本はランキング外ということで。

 

第1位 佐々木正人「新版 アフォーダンス」(岩波書店)

 

 

 スポーツの世界に、生態心理学という分野から見る視点を与えてくれた本です。

 分厚くなくて、今見返すと、大量に付箋を貼るというレベルではないのですが。

 アフォーダンスという言葉に触れるキッカケなので。

 この本と出会っていなかったら、ここまでいろんなスポーツのこと、身体のことについて勉強することにならなかったと思うので。

 

第2位 マージョリー・H・ウーラコット,アン・シャムウェイ=編,矢部京之助=監訳「姿勢と歩行の発達」(大修館書店)

 

 卒業論文を書くために、調べた本です。

 バランストレーニングに関する論文が、多数出ています。

 その科学的根拠を基に、書かれている本です。

 子どもの発達、姿勢制御、バランストレーニング、視覚情報からのフィードバック、アフォーダンスに関心がある人向けです。

 

第3位 アンダース・エリクソン,ロバート・プール=著,土方奈美=訳『超一流になるのは才能か努力か?』(文藝春秋)

 

 トレーニングに関する本としては、この10年で一番に良かったと思っている本です。

 結論から言えば、努力が大切ということです。才能がすべてではない。

 「限界的練習」というものを提唱しています。

 1万時間の法則で有名になった、バイオリニストの研究についての詳細についても触れています。

 ゴルフの練習、暗記の練習、子どもへの指導などについても知ることができます。

 

 指導者を目指している人、および現指導者、子どもを成長させたいと思う保護者は必読だと思います。

 スポーツだけではなく、勉強に関しても応用できる話の詰まった本です。

 時々読み返しますが。

 1冊の本の中で、30か所以上も付箋を貼るような本に出会えたことを素敵に思います。

 現役選手時代に出会えていたら、もう少し努力していただろうと感じています。

 

第4位 ラスムス・アンカーセン=著,清水由貴子/磯川典子=訳『トップアスリート量産地に学ぶ 最高の人材を見いだす技術』(阪急コミュニケーションズ)

 

 2012年の発刊です。2015年に読んだ中で、一番の本に出会えた感があります。
 ページ数も多くて、読み終えるのに1週間かかりました。
 付箋紙を久しぶりに大量に使いました。

 スポーツに携わる人、育成システムに関心のある人、世界を目指すコーチ、選手の可能性を引き出したいと思っている人には、とてもお勧めの本だと思います。
 残念ながら、遺伝で競技力が決まるのではなく、環境がとても重要なんだ、という読後感を感じています。
 日本語での題名とは、少し違う感覚ですが。

 指導について、かなり考えさせられる内容でした。
 今日から、私はコーチとして目覚めたのかもしれないような気になりました。

 

第5位 ブラッド・スタルバーグ,スティーブ・マグネス=著,福井久美子=訳『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』(ダイヤモンド社)

 

 すごいですね。2017年に日本で刊行されたみたいですが。もっと早く読めばよかった、という衝撃を受けています。

 

 おそらく、私が読んだ本の中で、手元に残したい10冊に入るレベルの、とても中身の濃い本だと言えます。

 

 ①負荷+休息=成長

 ②自分にあったルーティンを作り、1日を自分で設計すること

 ③目的

 

 この中でも、休息の大事さを再確認できました。

 オフ、という表現を使いますが。

成長のために休息する、という考え方をすることが大事だと思いました。

 

 マインドセットを変えること。

 そして、マインドフルネス瞑想法を早速、実践しています。

 

 変化しすぎたのか。

 職場で、「大丈夫ですか?何かありましたか」と言われるくらい、心配されました。

 頑張って、成長したいですね。

 

第6位 ダニエル・コイル=著,清水由貴子=訳『天才はディープ・プラクティスと1万時間の法則でつくられる』(Pan Rolling)

 

 2019年、最高のスポーツ指導者向け本だと思います。

 1ページの中で、2か所も付箋をつけたいと思ったような本は、最近ではお目にかかったことがないです。

 最終的に50か所以上の付箋が張られることになりました。

 科学的な根拠が多い本だと言えます。

 最近勉強している、努力が大事、シリーズ系の本ですね。

 アフォーダンス、ディープ・プラクティス、どう結び付けて、説明できるか考えていきます。

 

 指導者、コーチ、誰かを成長させたいと思う人は、ぜひ読むことをお勧めします。

 

第7位 ニコライ・A.ベルンシュタイン=著,工藤和俊=訳,佐々木正人=監訳『デクステリティ 巧みさとその発達』(金子書房)

 

 何度目かの読書です。

 いつも、金づちのフォームに関する記述を読んだ記憶だけあって。

 ずっとアフォーダンス関連の本を探していたのですが。

 このデクステリティの巻末に、ちらっと記載していたのですね。

 

 先日、次男とプリンターを置く台を作成していて。

 『金づちを、釘がまっすぐ入るように打ち付けて」という指示を出した所で。

 いろいろとひらめきまして。

 あー、なるほどという感じでした。

 ちなみに、この本は、運動生理学とコーディネーショントレーニングに関して理解があり、

 かつ、アフォーダンスについて勉強して、さらに運動学を学んでいると、より理解が深まります。

 逆に言うと、各種の勉強を積んでから挑むべき作品と言えるでしょう。

 この本を理解できたら、次のステップへ進んで大丈夫だと思います。

 

 この本をお勧めするのは、この本の書評をブログで公開していた時期に、

 訳を担当した工藤和俊さんから、直々にメールが届いて嬉しかった、というのもあります。

 確かに難解です。でもわかる人には、たまならい本です。

 私が学生時代に、この本の存在自体は知っていましたが、まだ日本語訳されていませんでした。

 なので、翻訳された年に、すぐに購入して読んだほど、待望の本でした。

 

第8位 スティーヴン・コトラー=著,熊谷玲美=訳「超人の秘密」(早川書房)

 

 

 この本は、スポーツの指導者、教育に関わる人は絶対に読まなければならない本だと思います。

 数ページを見ただけで、ヤバいと思いました。

 他の本を読んでいる次期だったのですが。

 慌てて、この本にスイッチして読み始めました。

 使った付箋が軽く100枚を超えました。

 たぶん、私のこれまで読んだ中でベスト10に入る内容で、刺激を受けました。

 

 解説としては、エクストリームスポーツのフロー体験が、いかになされてきたかに焦点を当てています。

 そのフロー体験こそが、さらなる学習を促すこととなり。

 成長を導いてくれるのです。

 いや~この考え方を応用して指導すると、どんな選手が育つのだろう。

 ワクワクしかありません。

 

 死ぬ気でやれ。

 その意味が分かる気がしました。

 

 

第9位 ジョッシュ・ウェイツキン=著,吉田俊太郎=訳「習得への情熱―チェスから武術へ―上達するための、僕の意識的学習法」(みすず書房)

 

 2015年刊行の本です。

 まず、読むのに1週間かかりました。

 分厚い本ですが、中身がすごいです。

 正直、スポーツに関する本の中で、人生で出会ったベスト5に入るレベルの本だと思います。

 それは、本を開けた瞬間から分かる感覚でした。

 

 この本は、スポーツの上達を目指す選手、および上達を支援するコーチにとって、

 とても有益だと思います。

 この本を、指導者としている限り、何度も読み返したいと思います。

 

第10位 ジョフ・コルヴァン=著,米田隆=訳『究極の鍛錬』(サンマーク出版)

 

 2010年刊行の本です。
 アメリカで売れた本というのが納得でした。
 才能ではなく、努力が大事という話を、科学的に教えてくれます。
 もっとこの本の内容を勉強して、育成について本を書きたいですね。

2024/4/25/ 3127.幸野健一「PASSION 新世界を生き抜く子どもの育て方」(徳間書房)

 

 

 いいですね、パッション。

 パッションを持って、人生を送りたいという熱い気持ちになりました。

 今の日本のスポーツ界において、知っておいて欲しい内容が詰まっている感じでした。

昨日は、次男を整骨院に迎えに行き。

寝る前は、体中が痛い妻のマッサージ。

いくつか整体や、整骨院に通いましたが。

すぐにまた痛くなるので。

私のマッサージでも、気休めにはなるようです。

 

慌ただしい毎日です。