本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。
昨日の記事の最後で触れた、大迫傑選手から重大発表があるという件についてですが、
今日10時からインスタライブ上で会見があり、GMOインターネットグループの一員として来年元日のニューイヤー駅伝を走ることが発表されました。
実は昨日ブログをアップした後に、GMOのほうでも10時から重大発表する旨のアナウンスを知りましたので、
これはGMO移籍かと私も勘づいてしまったわけですが、
ただ、今回発表されたのは「参画」ということで、大迫傑選手がGMOに所属するわけではありません。
「参画」というのは広辞苑で「事業などの計画の相談に加わること」とありますが、
大迫選手自身は今まで通りにナイキに所属するプロランナーのままで、
ニューイヤー駅伝など実業団主催の大会の時だけGMOの一員として走り、
それ以外は「プレイング・ダイレクター」の立場として、監督やコーチと連携して選手の指導に携わる内容とのことです。
▼本日限定!ブログスタンプ
女子でも新谷仁美選手などが、普段の練習は今まで通りに元のコーチに指導を受けながら行い、
所属は積水化学として駅伝やトラックレースなどに出場するという方式をとっています。
大迫選手は会見で「プロランナーでありながら実業団の大会を走るという活動の幅を広げたい」と語っており、
新谷・大迫という男女のトップランナーがこのスタイルをとることで、今後は同様の活動を選択する選手が増えてくるかもしれません。
大迫選手の今回の報酬が年間3000万円というのも大いに注目されています。
スポーツ報知@SportsHochi東京五輪マラソン6位の大迫傑がGMOに「参画」 推定報酬は年間約3000万円 https://t.co/LP2bZXnEZN #スポーツ #sports #ニュース https://t.co/goOoaslokk
2022年10月04日 11:07
これからプロ野球選手のように、年俸何千万も稼ぐプロランナーが続々出てくるかもしれないと思ってしまいますが、
実際は今回のような金額が払えるのはGMOだからこそで、
大迫選手のような実力もあり、陸上の枠を超えた発信力もある人でないとなかなか難しいことでしょう。
それでもこの大迫選手がプロ実業団ランナーとして道を切り開いていくことで、
あとに続く選手がより稼ぎやすい環境が整備されていくという期待は持てると思います。
日清食品に所属していた2015年以来、8年ぶりに大迫選手がニューイヤー駅伝の舞台を走ることは今から実に楽しみなことであるのですが、
くれぐれもGMOが11月3日の東日本実業団駅伝で予選落ちとならないことを願うものです。
2年前は富士通が予選落ちしたくらい、油断のできない大会なのでなおさらです。
なお、大迫選手は11月6日のニューヨークシティマラソンに出場するので、東日本予選を走ることはないことでしょう。
NYシティからNY駅伝へ、ぜひぜひ実現させて欲しいものです。