野本由美子です。
FacebookLiveで配信した、
「山羊座の光と闇」の文字起こし版(前編)です。
どうぞお楽しみくださいませ!
牡羊座編(前編)・牡羊座編(後編)
山羊座のサイン
今日の山羊座は10番目のサインになります。
天秤座で広く浅く、蠍座で深く狭く、
そして射手座で広く遠くへというように社会をいろんな深度で見てきたところから、
山羊座に入ると完成を迎えます。
形になる・自分の世界を一旦完成させるというのが山羊座のサインになります。
形をつくる・枠をつくる・完成させるというものなので、リーダーシップの星とも言われています。
実際に山羊座の人ってリーダーが多いと思うし、
私の社会人になって最初の上司は山羊座の方でリーダーらしいリーダーでしたね。
自分で「こうしてほしい」というのを伝えていって目標を達成するという形のリーダーでしたね。
私は月星座が山羊座なんですけど、目標達成とかも山羊座のテーマになりますね。
山羊座は土のサインで具体的な形にするというのが価値観の真ん中にあります。
それをどういう行動形式で実現していくかというと、山羊座は0から1を生み出す活動宮。
具体的な形にするために0から1を起こしていくということは、起業するとか事業を新しく始めていくというエネルギーを持っているんですね。
この言葉を聞いただけでも、リーダーっぽくないですか?
自分で始めて、引っぱっていくというリーダーシップに溢れています、そして野心家。
やっぱり形にするということが価値観なので、厳しいんですよね。
だからしたたかな野心家。
私は月星座が山羊座で、しかも月にいっぱい他の星と関係があるんですよ(アスペクト)。
他の星が月に影響を与えているので、自分のホロスコープの中でもメインになる星になるわけです。
なので、したたかな野心家という素の自分を持っているので、成果主義である自分もしょうがないなと思いますね。
でもこのご時勢、成果主義ってはやらないんですよ。
「がんばらなくていい」とか、「結果ではなくプロセスが大事」とかがいいとされている潮流で、もっとわくわくすることをやろうとか。
もちろんわくわくすることをやるのは大事ですよね、
夢を持つとかビジョンを大きく描くとかがモチベーションの源泉になるというのは大事なことだけど、
具体的な成果にすることがあんまり流行らないみたいな。
今現在は山羊座劣勢みたいな感じがあるかもしれないですね。
山羊座の人って、リーダーシップとか適材適所というのがすごく大事な価値観なので、自分が前に出なくてもいいんですよ。
獅子座とかだと自己表現がすごく大事なサインだから自分が前に出たいという衝動があるんだけど、
山羊座の場合は自分が前に出るよりも適任の人がいるならばその人を前に出したいという衝動があるわけ。
だから、自分がNO2とかに回ったほうが成果が出るのであればそれは厭わないよというのが山羊座の特徴かなと思います。
だからリーダーとして優れているんですよね。
自分が前に出ることが目的ではなくて、その全体を使っていい成果を出すというのが山羊座の考えだから。
だからリーダーシップの発揮の仕方は周り次第。
自分が仕切らなきゃなと思ったら前に出るし、裏方に回ったほうがよいのであれば裏方に回るし、適材適所に当てはめていくのがすごく上手なんです。
そういうタイプのリーダーですね。
その年のカラーを表す土星と木星
さっき言った時代の流れの話なんですけど、空を流れる土星が今は一番おおらかな射手座にあるんですね。
それが12月のクリスマスごろに山羊座に入ります。
その年のカラーを現す星というのは2つあって、ひとつは木星、もう1つが土星なんですね。
木星というのは12年に1回でホロスコープをぐるっと回るので、1つのサインに大体1年滞在します。
土星は2年半くらいいるので、長い時流の流れを象徴します。
今年は10月に木星が蠍座に、クリスマスに土星が山羊座に移動するので、
今年の年末はイヤーカラーを象徴する星が2つも移動するから、世の中の動きというのも変わってくるんですよ。
今木星と土星がある天秤と射手は風と火のサインで両方とも軽いんですよ。
意味としても知的好奇心とか直感ひらめきという感じなんですけど、
今度の蠍と山羊は水と土のサインで、水は感情を表すサイン、しかも蠍は深く狭く1点集中型なんですね。
そして土は具体的な形にするという、この2つを掛け合わせるとどうなっていくかというと、一言でいえば本物志向になっていくということですね。
ターゲットは狭くなるし、深いものになるし、具体的に誰に何をやっていきたいのかを問われるような流れになっていくんじゃないかなと思います。
天秤座の美意識によるキラキラした感じとか射手のビジョンとかは実際に目に見えるものではないですよね。
どちらかというと理想というか美しい世界に生きていきたいんだというのが大事だったところから変わっていくので、キラキラした起業家みたいな方たちは淘汰されていくんじゃないかなと思いますね。
そういうハリボテみたいなものが通用しなくなっていく流れなんですよね。
だからこそやっぱり自分が誰に何を提供したいのかだったり、自分の専門分野を磨いたりちゃんと形にするということを見据えて活動していくのが大事だなと思います。
山羊座生まれの人は、自分の太陽や月があるところに今空をめぐっている土星が戻ってくるという周期になるのでとても磨かれるでしょうね。
土星は形にする・減らしていく星なんですよね。
人のイメージで言うと、木星はやさしいおばさん。
いいよいいよーと盛り上げてくれる感じなんだけど、
土星は厳しい部長のおじさん。
ちゃんと儲かるのかとか、世の中にニーズあるのかとか、審査が厳しいんですよね。
でも厳しい部長が判子を押して承認してくれたものは確実なわけですよ。
ちゃんとしているというか。
だから太陽や月が山羊の人は単純にいいことがあるということじゃなくて、厳しい視点があってそれを乗り越えると自分らしいいいものができるかなというイメージなので、がんばりましょう!
こういう風に時流の星というのは活かしていくといいですね。
木星の拡大もいいことも悪いことも両方拡大していくということを踏まえて、
じゃあどうしたらいいのかと行動していくのが大事かなと思います。
でもまぁ月や太陽が山羊の方はしたたかな野心家なので、戦略を立てましょう。
戦略を立てて対策を練るというのが得意は人たちだと思うので、
是非戦略を練って叶えましょう。
土星が来るって試練がくるとか減らしていくとか、恐れる人もいるんですけど、でも逆なんですよね。
どんな星でもめぐってくるというのはチャンスなんですよ。
だっていつもと違うわけだから。
だからチャンスと思って活かしていったらいいし、
活かすためにはその星の特徴を知って、自分がやりたいことを明確にして、戦略を立てて、行動するということかな。
今日の私のしゃべり口も山羊座っぽいね。(笑)
山羊座は冬至から始まるサインなので、始まるエネルギーを持っています。
しかも冬って春とか夏と違ってギュッとこう収縮していく感じね。
春に種を植えて夏に育ち、秋に収穫したものを冬は貯蓄というか次の春へ向けて準備をするという季節だから、
そういう点から考えても、秋に収穫したものをどうやって食べようかとか溜めていこうかとか戦略を立てる時期に生まれているんですよね。
山羊座の人は成果主義なので、成果を出さないとだめなんですね。
私も会社員のころは営業で毎月ノルマが課せられて。そこで目標達成をするということを学ばせてもらいました。
ホロスコープに書かれてあることはその人のポテンシャル、潜在的に持ってる可能性なんですよ。
潜在的ということは、まだ開花していないんですよね。
人間は行動してトレーニングをして使っていかないとその能力というのは開かれていかないんですよね。
私は月の山羊座の性質が磨かれたのは会社員時代に毎月売り上げ目標を持って、どうやったら達成できるのかを毎月毎月考えて行動していたからです。
だからみなさんも是非行動して磨いてほしいですね。
でも目標を達成するって当たり前だよね。
お腹が空いたからあのパン食べたいとか、トイレ行きたいとか、すごい身近な目標は叶えられるじゃないですか。
目標達成って自分の思いや願望を達成するってことですよね。
具体的に行動して完了させるということだから、目標達成というと仕事してないと関係ないように思われるかもしれないけど、ただ自分の思いを実現するってだけなんだよね。
だから当たり前のことだなって思うんですよ。
私が山羊座の質が強いからかもしれないけど、でも自分の思いを叶えてあげられるのは自分しかいないですよ。
トイレ行きたくなったらトイレ行くとか、水を飲みたくなったら飲むとかそれくらいの感覚で、
自分のこんな風になりたいなという希望を実現してあげるというのが自分を生きるということですよね。
もちろん目標の大きさには違いがあるけど、できるまでやれば必ず達成するから、いちばんシンプルだなって思いました。
だって自分がこうしたいって思うことを実現するだけだから。
それを放棄しちゃうっていうのが自分の人生を生きていないってことなんですよね。
本当はこうしたいがあるのに、家族がどうだとかお金がないとか、時間がないとか、
そういう体のいいいいわけをしてやらないっていうのが自分の人生を生きていないってことだと思うから。
みんな自分のなかに持っているんですよね、思いも経験もスキルも。
忍耐というと重いけど、積み重ねていく能力とかみんな持っているんですよ。
だって牡羊座から始まる物語のように、自分らしさを見つけたり、世の中で通用するのか見極めたり、いろんな人に知ってもらったり、
みんな色んな経験をしているわけですよ。
絶対に思いはあるし、例えば世の中に対してここは違うんじゃないかとかもあるかもしれないし、
私はこれが好きだ!というものがあるかもしれないし、
これは得意とかこれは大嫌いとか全部自分の中にあるということを、
山羊座の世界観では分かっているんですよね。
だから、適材適所なんですよ。
色んなものを持っている一人ひとりを、たとえばこの仕事をいちばんいいクオリティーで成果を出すにはどういう特徴を持っている人たちをどう配置したらいいのかというのを考えているのが山羊座なんだけどね。
やっぱりあるんですよ、それがいちばん言いたいことかもしれない。
みんなつい外側に答えを求めちゃうけどね。
(後編に続く)
後編はこちら↓