野本由美子です。
FacebookLiveで配信した、
「さそり座の光と闇」の文字起こし版(後編)です。
どうぞお楽しみくださいませ!
牡羊座編(前編)・牡羊座編(後編)
ところで、経営者の方の継続コンサルとその方のメソッドを勉強させていただいている中で気づいたことがありました。
私は星詠みというのは「人事を尽くして天命を待つ」だといつも言っているんですけど。
それは人間が努力していないと天命は受けられないんだよという意味で使っていましたが、これってもう1つ意味があるなと思って。
人事を尽くすというのはそんなに肩に力を入れて頑張ることだけじゃないんだな、というのに昨日気づいたんですよね。
自分を知って、特徴とかクセでやってしまうこと、思い、過去の経験というものを明らかにして、そういう自分なんだと受け入れることなんじゃないかなーと思ったんですよ。
自分は自分なんだと受け入れたことで湧いてくる感情とか見えてしまう未来へのビジョンに抗わずにやっていけばいいんじゃないかな。
全て過去のことはその人にしかない経験・ギフト・やりたいことを裏打ちしてくれるもの。
それがあるから今の自分があると思うんですけど、過去辛いことがあってそこから抜けられない・ひきずっている人もいるかもしれないけど、
その経験があるからいまのご自身があるのだから、それも受け入れることができたらもっと人生スムーズに進んでいくんじゃないかな、ということを昨日思いました。
もちろん自分の目標に向かってがんばることもあるんだけど、これまで私は「がんばる」ことにアクセントを置いてしゃべってきていたけど。
人間、やりたいことが定まったら勝手にやるよねというのかな。
がんばらないといけないと思うんだったら、どこか何か無理していることがあるのかもと疑ってみるというのは1つの手かもしれないです。
無理しているというのはやり方があっていないのかもしれない。
やり方を変えてみたら、もっと脱力していいんじゃないかというのをすごく思ったんです、昨日。
脱力すればするほど上手くいくというか、これまでの学校教育とか親の教えとか「頑張る」ことが力をいれてやる方法のイメージがあるけど、実は逆なんじゃないかな。
力を入れればいれるほど、見えなくなる。
力を抜くと見えてくるものがあったり、いろんな人が助けてくれるとか。
助けてくれる人がいても、力が入っていると手を差し伸べてくれる人がいても「大丈夫大丈夫!」って手を払っちゃったりしちゃうんですよね。
時流としても誰かとやる、しかも厳選した人たちとという感じがあるので、
仲間を見つけるためにも力を抜いて自分の中にある感情・思いを明らかにして受け入れて、人にも伝えて一緒にやっていこうという感じになっていく。
蠍は深い人間関係、深く付き合うってこわいですよね。
責任とか面倒くさいことも出てくるわけで。
自分のバスに誰を乗せるか。
ビジネスでは「誰に何を伝えたいか」をまず考えると言われてますが、まさに今天秤から蠍に向かう時期はこれを考え見定める時期なんじゃないかな。
蠍のウォーミングアップをしているような時期なので。
だから力を抜いた素の自分がどうしたいのかを考えたらいいのかな。
蠍は深いですね。
深く狭くの蠍の次は広く遠くの射手座です。
蠍の人が一体化して考えているのは、次の射手が遠くに跳んでいきたい、広い世界を見るための準備なんです。
行き詰まったら、牡牛座を真似っこせよ!
射手座は12サインのなかでもいちばん寛容、朗らかでおおらかなサインといわれていて、それは1つのサインが極まって次のサインに転じていくので、まるっきり違う性質が出てくるんです。
あとは、蠍は行き詰ったらお向かいの牡牛サインを参考にしたらいいです。
牡牛も蠍も12星座で重いランキング1,2位という感じですが、違いはモノか感情かという感じかな。
牡牛は物質が大事。蠍は感情が大事。
蠍は感情に振り回されてしまうというのが辛いところなんですよね。
1つのものを追求していく深いサインだから抜けられない、1個のものにはまっちゃう。
一方、牡牛は感情よりも感覚・五感を大切にしているので、自分が心地がいい・美味しいとかいいにおいとかを大事にするんです。
情緒ではなくて。
だから行き詰った時は感情・心より身体を使ってみる。
例えば肌触りのいいシーツで寝るとか、美味しいものを食べるとかステキな景色を見るとか香りの良いアロマをたくとか、感覚を使っていくのがブレイクスルーのポイントかなと思います。
悩んでいる時は視野が狭くなっているから、これしかないってなっちゃうけど、視点を広げる・全く違う価値観を真似てみるというのは突破口になるんじゃないかなと思います。
Q.火星はその人の行動力
蠍火星は1つのものをガーッとやっていく
火星とか天体は映画の「インサイドヘッド」みたいに、10個の天体が自分の中に能力があって、適材適所で能力を発揮していくイメージ。
それが蠍だと、蠍の洋服を着ているようなものです。
Q.太陽蠍、月双子
月の双子は12星座のなかでも子どもっぽい性質と言われていて、努力目標の太陽蠍はアダルトな感じなのでギャップがある。
そのギャップをどう表現していくかが人生のテーマではないのかな。
アセンダントは時計の9時の方向にあるものを指します。
その人が生まれたときの東の地平線。
ホロスコープではとても重要なもので、その人の第一印象や無自覚のオーラと見ます。
アセンダントが獅子ということは、人から堂々とした人だと見られる。
アセンダントは自分が望む望まないに関わらず、生かしたほうがいいです。やっぱり見た目とやってることが違和感ないほうが人から見たときすっきりするのでね。
実は私が占星術にはまったのも、アセンダントがきっかけです。
星占いの12サインはタイプ分けみたいなものだとおもっていたんだけど、アセンダントで人の見た目まで分かっちゃうんだ!というのが衝撃だったんですよね。
私アセンダントが射手座なんです。
おおらか・健康的・気さく・人からよく話しかけられる・悩んでなさそうと書いてあって、「あー!!すごいなー!」私の30年間のナゾが解けたぞ。
私人見知りだし、そんなに気さくではないんだけど、営業に配属されたりそういうのはアセンダントの影響だったんだと言うのが衝撃で、そこから学び始めたんです。
蠍の人たちって自分でも重い自覚があって本人は大変だとおもうんですけど、
そういう人たちがいるから、活動的な人たちも安心して動けるし、進化の過程をみても、広い世界に行くためには一回深くかんがえるというのはとても大事なので、是非誇りに思ってほしい。
不動サイン(牡牛・獅子・蠍・水瓶)の人たちの悩みって、多分変われないということだと思うんです。ひとつのことをやり始めたら強いけど、変化に弱い。変化しないといけない環境に置かれるのが辛い。
だから新しいことが始まる時も、スタートダッシュがおそく感じられたり腰が重く感じたりあるかもしれないけど、慎重に世の中を見てくれている人がいるからこそ、0→1でワーッと始めるのが得意な人も、調整が得意な人も動けるので、チャームポイントだと思ってもらいたいですね。
これから拡大のときもやってくるので、楽しみですね!
(完)