祝日がまた増えるかも。 | マーブル先生奮闘記

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マーブル先生の独り言。2024年1月1日の能登半島地震後の復興をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

体育の日と勤労感謝の日をそれぞれ
11月1日と11月5日に移し、11月3日の文化の日と
併せて秋に大型連休を作る構想が与党内で浮上した。
(11月2日、4日が国民の休日となるため、最低でも5連休、
曜日配列によっては最大9連休となる可能性がある)
参議院選挙対策か。
三つの祝日は体育の日、勤労感謝の日、文化の日。


体育の日
は国民の祝日に関する法律では
「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」
を趣旨とし、1964年東京オリンピックの開会式のあった
10月10日を、1966年(昭和41年)から国民の祝日とした。
2000年(平成12年)からは「ハッピーマンデー制度」の適用により、
10月の第2月曜日となっている。
スポーツ施設の中には様々な催し物を開催する所もある。

勤労感謝の日
は11月23日。国民の祝日に関する法律では
「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことを
趣旨としている。1948年公布・施行の祝日法で制定された。
戦前の新嘗祭(にいなめさい;)の日付をそのまま
「勤労感謝の日」に改めたものである。
新嘗祭は1872年までは旧暦11月の2回目の
卯の日に行われていた。1873年に
太陽暦(グレゴリオ暦)が導入されたが、
そのままでは新嘗祭が翌年1月になって都合が
悪いということで、新暦11月の2回目の
卯の日に行うこととした。
それが1873年では11月23日だった。
しかし、翌1874年からは11月23日に
固定して行われるようになった。
11月23日という日付自体に深い意味はなく、
たまたま日本が太陽暦を導入した年(1873年)の
11月の2回目の卯の日が11月23日だっただけのことである。

文化の日
は、国民の祝日の一つ。
日付は11月3日である。国民の祝日に関する法律では
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としている。
1946年に日本国憲法が公布された日であり、
日本国憲法が平和と文化を重視しているということで、
1948年公布・施行の祝日法「文化の日」に定められた。
日本国憲法は半年後の1947年5月3日(憲法記念日)に施行された。
この日皇居では文化勲章の授与式が行われる。
また、この日を中心に、文化庁主催による芸術祭が開催される。
戦前から文化の日の制定までは、
明治天皇の誕生日であることから明治節(明治時代には天長節)
という祝日になっていたが、これとは関係なく
定められたということになっている。
またこの日は晴天になる確率が高く、
「晴れの特異日」として有名である。

前二つの祝日は動かしても問題ないのかも。
もとは体育の日は10月10日から
ハッピーマンデー制度で動いた歴史もあるし。
勤労感謝の日は歴史的に日にち設定が曖昧。
分化の日は動かせない。


これで正月、ゴールデンウィーク、お盆、秋と
勢ぞろいするけど。
祝日を飛び石にして、その間を国民の休日にして
二つ増やす。お金がかからない経済効果か。