自己研鑽に溺れる…
こんにちは。aonoです。皆さん、自己研鑽はしていますか?学生時代は毎日勉強をしていたと思います。部活動では試合に向けて練習したり筋トレを一生懸命やっていたと思います。しかし、社会人になると「練習」や「筋トレ」に相当するものを意識的にやらない人が多いですよね。一方で、「練習」や「筋トレ」に明け暮れていて、「試合」を一切していない人もいます。「練習」や「筋トレ」でいっぱいいっぱいになっていませんでしょうか?もし、心当たりのある方は、あることに注意してください。ーーーーーーーーーーーーーーーー私も「練習」好きでしたーーーーーーーーーーーーーーーー私は学ぶことは好きな方です。強みを発掘するためのツールとして有名な「ストレングスファインダー」というものをご存知の方も多いと思います。私は34の資質の中で一番上位にあるのが「学習欲」でした。何かしら学んでいると、それだけで楽しくなるんですね。そして、仕事でもその資質を活かしていました。10年以上も前のことですが仕事でスランプに陥った頃、毎週末会社でマニュアルや関連書籍を読みながら仕事をして、スランプから脱出した経験もあります。それからというもの、いつも継続して何か学んでいます。何か分からないことがあったり壁にぶつかる度に、本を買い漁って学ぶというのが習慣になっています。最初は会社のマニュアル類を中心に読んでいましたが、徐々に業務に関わる判例をまとめた書籍をたくさん読むようになりました。一冊4,5,000円するような専門書です。私は交通事故の示談交渉を行う仕事をしていましたので、・交通法規・交通事故の損害賠償・自動車保険の約款解釈・医療知識・保険金詐欺への対応・示談交渉の技術 etcこの様なテーマの書籍を何冊も購入して読んでいました。また、ビジネス雑誌も毎月購入して読んでいました。ああいった雑誌は、毎月何らかのテーマで特集をしています。・仕事の効率化・モチベーション・勉強法・思考力・発想力・リーダーシップ・手帳術・話し方 etc…これらをノートにまとめては読み返したり、そこに掲載されている実業家で気になる人の著書を買い集めて読んだりしていました。ちょっと仕事が詰まってくると効率化の本を読み漁ったり、プレゼンの機会があれば話し方の本を読み漁ったり、後輩指導やマネジメントに関わり始めるとマネジメントやリーダーシップの本を漁り始めるという感じです。そして、また発想術の本が気になったり、一周回って効率化に戻ったり…そうこうしている間に、家の本棚が一つから二つになり、三つになり、それでも入りきらず押し入れを使う様になり、それでも入りきらず、年に1回くらい古本屋さんへ大量の本を売るということが続いていました。よく速読の本を書いている人や一部の有名人は「1日に〇冊本を読む」と言っていますが、私は特に本が読むのが速い方ではありません。なので、買った本を消化するのに、だんだんといっぱいいっぱいになってきました。会社の業務知識もアップデートしなければなりませんし、マネジメントや仕事術の本で「読まないといけないもの」が山積みになっています。もう、土日は時間があれば、ひたすら本を読んだりノートにまとめていました。ーーーーーーーーーーーーーーーー本を買うのがやめられない病…ーーーーーーーーーーーーーーーーしかし、そんな状態で色んなテーマの本を並行してたくさん読んでいるとその時は分かった気になるのですがなかなか定着しませんし、実践にも結び付きません。こんなことしても無意味だと薄々感じていました。それで、本を購入するのを一旦止めたのです。むしろ、実際の仕事を振り返ってそこから学ぶのをベースにした方が良いと考えて、日誌の様なものをつけ始めました。毎日、ノートに振り返りをつけて、週末にそれを見返してどうすればよかったか反省する、ということをやり始めました。それはそれで、3年間くらいは継続していました。しかし、その中でも悩むことがあったりすると、やはり、気がついたら書店で本を探しているのです…本当に、気が付いたら書店で本を選んでいるのです。自分でもちょっと病気じゃないかと思う様になりました…。「タバコやお酒がやめられない」という感覚に近いかも知れません。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー学ぶばかりで実践に踏み切れない日々ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー何かを学んでいる時というのは、気分がすごく良いものです。「自分はすごく頑張っている」「周りでこんなに積極的に 学んでいる人はいないはずだ」「すごく真面目な会社員だ」みたいに感じていい気になっています。一方で、それを現実の仕事の場面で活かすことができているかというと、できていないのです。学んでいる時の自分と日常生活の自分は切り離されたようなイメージです。そして、実践ができていないから当然、現実は変わりません。そうすると、やはり思うようにいかないことが次々と目にはいってきます。そしてその度に、「もっとマネジメントが できるようにならないと…」「もっと思考力を鍛えないと…」「もっと発想力を鍛えないと…」と次々と課題を見つけていきます。そして、気付いたらまた本を漁っているという悪循環です。これらは、どれも実践しなければ身につかないものです。それは頭では分かっているのです。しかし、「本を購入したけど、 まだ学び終わっていないから…」「ここまで学んでからやらないと 中途半端になってしまうから…」という感じで踏み出せないでいるのです。いつも「早くこれを学んで、 それからこれをやって、 それからこうやって実践しよう…」みたいな段取りを頭の中で考えています。しかし、キリの良いところまで学び終えるということはありません。なぜなら、日常生活の中で課題を感じる出来事は次から次へと生じてくるからです。そしてその度に、「ああ、マネジメントを優先して学ばなきゃ」「やっぱり、効率化ができていないと 話にならない…」「今はちょっと手を止めて 業務知識を学ばないといけない…」とコロコロと優先順位が変わってしまうのです。こんなことをしていれば、学び終えて実践するまでに会社生活自体が終了してしまいます。でも、それも頭では分かっているのです。中途半端でも着手した方がいいとどこかで思っているのですが、それでも踏み切れていないのです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー実践に踏み切れない理由は…ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーなぜ、踏み切ることができないのか、先日少し考える機会がありました。ここまで読んでいただいている方は察しはつくと思いますが、結論は他人からのマイナスの評価が怖いからです。何かいつもと違う行動をした時のことを考えると、「なんか、あいつポイントずれてるよな」「こいつダメだな」「なんかイタイ奴だな」「情けない男だな」ほんの一瞬ですが、そんな風に周囲から思われている情景やイメージが頭に浮かんできて、それが無意識のうちにブレーキになっているのです。しかし、重要なのはここからですが、こういったマイナスの評価は周りから実際に言われたわけではありません。ひょっとしたら、これまでの経験の中で他人の表情や仕草など何かしらを見て、「マイナス評価を受けているんじゃないか」と感じたことはあるかも知れません。それは、思い起こせばいくらかは出てきます。例えば、会社で初めて勉強会の講師をしたときテキストを何度も読んで頭のでリハーサルをしたにも関わらず、実際に喋ってみるとイメージと違ってなんだかグダグダした感じになってしまい、その時の周囲の表情をみるといたたまれなくなってしまった記憶があります。そういったものが引き金になってマイナスイメージが生じている可能性はあります。しかし、よく考えれば、そんな時だってその人達が何を考えているのか、自分には全く分からないはずです。言葉として受けっているわけでもなければ心の内を読めるわけでもありません。つまり、相手がそう感じているという情報は何も無いにも関わらず、その時の表情や仕草が、何故かそういう風に感じられたのです。その時の表情や仕草を別の場面で見たとしたら果たして同じように思うでしょうか?例えば、トイレに行く途中ですれ違った際に同じ表情をしていたとして、自分のことを「ダメだな」と考えていると感じるかと考えれば、おそらくそんなことはないと思います。それではなぜ、その時はそういう風に感じてしまったのかと言うと、それは自分自身が「なんか、あいつポイントずれてるよな」「こいつダメだな」「なんかイタイ奴だな」「情けない男だな」という評価を、自分自身に対して無意識のうちに下していたからなのです。人は自分の中に持っていたくない感覚を他人がもっているように感じる性質があります。だから、自分が自分のことを駄目だと考えていると、周りが自分を駄目だと考えていると思えてしまうのです。これは、他人の気持ちを推察する時、自分の気持ちを基準に考えるためです。つまり、私は自分自身のことを無意識に駄目だと考えていたことにより、その自分に対する評価を基準にして周囲もそう感じていると捉えていたのです。そして、何かを実践しようとする時、周囲からそういった評価を受けるんじゃないかと感じることで心理的な障壁を感じて実践を避けていたのです。実践を避ければ現実は変わらないため、同じ様な課題に何度もぶつかることになります。課題を感じた時は不安や焦り、困惑を覚えます。その時に、本来は行動することでそれを打破していくしかないのですが、私は心理的に安全な「学ぶ」ということで「自分は頑張っている」という満足感や安心感を得ていたのだと思います。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーマイナスの評価が気になって行動に移せない状態からの脱却方法は…ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー皆さんにも、心当たりがなかったでしょうか?特に内向的な人たちの中には周りの目を気にするタイプの方が多くいらっしゃいますので、こういった傾向が強いのではないかと思います。では、どうすれば状況を変えられるのでしょう。まずは、原因となっている自分の評価を特定する必要があります。つまり、自分が自分のどこを駄目だと考えているのか特定していくことです。気付くことができれば、8割は解決です。そして、更に踏み込んでいくなら、特定した要素をいろんな角度から見ていくことです。例えば、私の場合は声が大きくないのが一つの悩みです。しかし、身近に声の大きな人を思い浮かべてみると彼らが皆上手くいっているわけではありません。声が大きすぎるが故にデリカシーがないと感じられて後輩から嫌われている先輩、同じく電話の声が大きすぎて、周りが自分が電話で話している相手の声を聞き取ることができず、迷惑がられている先輩など、必ずしも自分の反対の性質が上手くいっているわけではないことに気付きます。一方で、声が小さな私は、1対1でじっくりと話をして相手と信頼関係を築いて折衝を進めることを得意にしています。使い方によっては長所にもなるのです。また、私も自分の得意分野に関しては声が大きくなることもあります。私も常に声が小さいわけではないのです。こういった形で自分の凝り固まった思い込みをほぐしてあげれば少し楽になります。一人では分からなければ、お手伝いさせていただきますので、遠慮なくコメント欄よりご連絡下さい。最後まで読んでいただきありがとうございました。