こんにちは。aonoです。

 

 

皆さんは

スキルアップのために

毎日何かしら

勉強をしていますか?

 

 

ある統計では、

サラリーマンのうち

自主的に勉強している

人の割合は30%弱

という結果だそうです。

 

 

つまり、勉強している

という皆さんは稀有な

存在なのです。

 

 

皆さんの職場を

見渡しても、

勉強している人というのは

そう多くないと思います。

 

 

おそらく、

皆さんが帰社して

勉強している間、

 

お酒を飲んだり

YouTubeを見たり、

 

のんびり過ごしている

に違いありません。

 

 

それにも関わらず、

頑張っている割には

何もしていないはずの

同僚の方が評価されて

いたりしませんか?

 

 

もしかしたら、

その理由は

勉強方法以外にあるかも

知れません。

 

 

 

 

私もある時期から

習慣的に勉強するように

なりました。

 

 

社会人4年目

くらいの頃です。

 

 

当時の私は

仕事に行き詰まり、

土日も会社に出て

仕事をしていました。

 

 

土日はオフィスに

誰もいなくて、

電話も掛かってこないので

じっくりと仕事ができます。

 

 

そうすると、

普段は忙しくて

気付かなかったのですが

 

社内に色んな

マニュアルや関連書籍が

あることに気付きました。

 

 

それで、折角なので、

それらを参照しながら

抱えている仕事を

していきました。

 

 

すると、

業務知識が身に付き、

スキルが急激に

伸びるのを実感しました。

 

 

その頃、課長と

折り合いが悪く

嫌われていたのですが、

 

仕事ぶりが認められ

一緒に飲みにつれて

行ってもらえる様にも

なりました。

 

 

特定の分野に関しては

逆に課長から相談を

受けることも多くなりました。

 

 

同僚の自分を見る目が

変わり始め、

それまでと扱われ方が

ガラりと変わりました。

 

 

「優秀な人」として

扱ってくれるようになり

上司から期待を掛けられ、

非常に気分が良かったです。

 

 

そういった経験もあり、

勉強することに

味をしめた私は、

 

その後も勉強を継続

するようになりました。

 

 

勉強する内容ですが、

最初は抱えている

案件に関するものを

勉強していました。

 

 

そして、徐々に

マニュアルや専門書を

片っ端から読んでいく

ようになりました。

 

 

勉強している時は、

非常に前向きな気分でした。

 

 

今勉強していることを

同僚から偶然相談され、

即答する自分を

イメージしていました。

 

 

イメージの中では、

「こんなこと、よく知ってますね」

と同僚に言われて、

 

上司からも

「流石によく勉強しているね」

と褒められていました。

 

 

「こんなこと、

 あの先輩も絶対知らない」

「同期はこんな専門書

 絶対読んでないだろう」

 

等と考えながら

良い気分に浸っていました。

 

 

しかし、ある頃から

今一つスキルの伸びが

感じられなくなりました。

 

 

 

 

むしろ、何もしていない

はずの同僚達の方が

伸びていました。

 

 

私は、以前の様な

伸びを実感したかったのと、

称賛が欲しかったため

より勉強量を増やしたり

レベルの高いものを学びました。

 

 

自分に足りない部分を

ピックアップして、

それを勉強するために

使用する専門書や

マニュアルを準備して

一気に消化しようとしました。

 

 

また、社内資料等で

勉強になりそうなもの

があれば

ファイリングして丁寧に

保管していました。

 

 

業務知識だけでなく、

マネジメントや

リーダーシップに関わる

本等も集めました。

 

 

しかし、あまりにも

量が膨大で

そのうち追いつかなく

なります。

 

 

暫く勉強していると

「以前勉強したけど、

 この辺りはどうだったけ?」

と前に戻ったり、

 

後日勉強予定だった知識が

今抱えている案件で必要

になると

「とりあえず最低限だけ見て

 後日ちゃんと勉強しよう。」

と先延ばしにしました。

 

 

そして、

中途半端になってしまい

「最初からやり直そう」

と同じことを繰り返します。

 

 

そのうち、私は

別部門へ異動が決まり

消化しきれなかったものを

大量に残したまま、

 

使うことなく押し入れに

しまい込むこととなりすます。

 

 

何が問題だったのかと、

今になって振り返って

思うことは、

 

一つには、

アウトプットを前提に

していなかったことでした。

 

 

 

 

勉強し始めた当初は

抱えている案件を解決

するために

勉強していました。

 

 

勉強したことを

即実践しているので

業務知識がスムーズに

身に付いたのです。

 

 

また、何もしていない

と思われた同僚達は、

実は抱えている案件を

解決するために

業務時間中にマニュアルや

関連書籍にあたったり

人に聞いたりしていたのです。

 

 

だから、伸びていた

ということに気付きました。

 

 

もう一つは、

完璧主義に陥っていたことです。

 

 

私はマニュアルや書籍を

最初から最後まで全て

理解して覚えようとしていました。

 

 

関連書籍もすべて読んで

ノートにまとめて

きちんと消化しようと

していました。

 

 

しかし、マニュアルだけでも

1000ページ以上はありますし、

その他資料や関連書籍まで

含めると覚えるまでに

社会人生活が終わってしまいます。

 

 

しかも、

マニュアルに書いてある内容は

実務を通さないと理解できない

ものも多く含まれています。

 

 

それを予め頭に入れておく

というのはそもそも無理だった

と思います。

 

 

 

 

そして、

そこにも関わるのですが、

もう一つには、

自己肯定感の低さが

挙げられると思います。

 

 

当時の私は、

業務知識だけでなく

マネジメントや

リーダーシップ、思考術、

仕事術、会話術等々

色んなものに

手を出していました。

 

 

なぜこんなに色々な

ものに手を出したのか

と言うと、

 

これは自分に対する

無価値観からくるもの

だと考えています。

 

 

つまり、自分に価値が無い、

~でない自分に価値が無い

という信念があるため、

 

何かにつけて、

自分に足りないものが

目についてしまい、

 

そして、その都度

「マネジメントを勉強しなきゃ…」

「リーダーシップを…」

「会話術を…」

「論理的思考を…」

 

と色んなものが必要に思えて

次々に手を出してしまうのです。

 

 

しかも、全て完璧に

消化しようとします。

 

 

業務知識についても

「あ、これ知らない…」

と思うものが目に入ると

知らない自分を許せずに

色んなマニュアルを全て

目を通そうとします。

 

 

これは、どこまで行っても

際限がありません。

 

 

なので、もし

同じ状況にある方に

アドバイスできると

すれば、

 

色々なものを学ぶ前に

「まず、自己肯定感

について学んだ方が良い」

ということです。

 

 

そうでなければ、

いくら学んでも

次から次へと足りないものが

目に入ってきて、

欠乏感に苛まれることとなります。

 

 

その方法については、

ここで説明するには

テーマが大きすぎるため

割愛させていただきます。

 

 

また、それと並行して

アウトプットを前提に

学ぶことを意識してください。

 

 

最も手っ取り早いのは

今の仕事や問題の解決に際して

「今よりも一歩踏み込む」

ということだと思います。

 

 

専門書を調べてみたり

詳しい人に聞いてみたり

過去の事例を調べてみたりと、

 

自然体ではなく、

取りえる最善のプロセスで

やってみることで

スキルが伸びてくると思います。

 

 

将来のために学んでいるので

今の仕事等でアウトプット

できない方は、

 

SNS等で発信するなり

勉強会を開くなりしてみましょう。

 

 

勉強している割に

成果が感じられない方は

是非実践してみてください。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。