こんにちは。aonoです。

 

 

前回記事では質問にうまく対応できず

徐々に忙しいオーラをだして周りを

遠ざけようとしていく様を書きました。

 

 

 

 

 

 

どうして、この様な状態になってしまうのか、

今回はその原因について書きました。

原因

私の例ではありましたが、

部分的にでも同様に感じるところが

ありませんでしたでしょうか?

 

 

もともと、私はこうなり易い資質を

もっています。

 

 

強みを発見するツールとして有名な

ストレングスファインダーでいうと

 

「自我」

「調和性」

「責任感」

 

を上位の資質としてもっています。

 

 

「自我」は自分を重要な存在と

思いたがる資質です。

 

 

だから、相談されて役に立てる

というのは大好物です。

 

 

また、調和性は周りに合わせがちな

資質ですので、相談されたりすると

相手の意図に合わせて答えを出そうと

頑張ってしまいます。

 

 

そして、責任感はそのままですが

責任感の資質です。

 

 

ストレングスの資質は

「無意識にできる思考・行動のパターン」

と定義されています。

 

 

つまり、思考・行動のパターンであり、

上手く使えば活かすこともできるものの

強く出過ぎると所謂「べき論」になり

自分も周囲も苦しめることになりがちです。

 

 

私の場合、自分を重要な存在と思いたくて

総合職としての責任も果たしたいという

考えもあり、

 

相談された時に完璧に対応したいという

思いが強くなっていたと思います。

 

 

そのためマニュアル類を読破する等、

準備のために

過剰な努力をしていたのです。

 

 

逃げると怖くなる

また、完璧な準備ができないとなると、

その場で何とか答えを出そうと粘るのですが、

それでも答えが出せないと、

 

「そんな自分に直面したくない」

 

という思いから、「忙しい」オーラを

醸し出すという行動に繋がったのです。

 

 

「忙しい」オーラを出して

相談されないようにしようとすることは

相談から逃げている状態です。

 

 

そして「逃げる」という行為は

元々自分にとって脅威となるものから

安全を確保しようとして起こす行為です。

 

 

だから、逃げると余計に相談が怖くなり、

相談が来ると予期するだけで不安を

感じるという悪い状況になってしまうのです。

 

 

もし、同じ様な感覚に陥っている人は

自分が相談を受けた時に何を怖がっているのか

考えてみる必要があります。

 

 

私の場合、即答できない自分や

時間をかけても答えが出せない自分が

相談者から悪く評価されることを

怖がっていました。

 

 

 

 

しかし、その背景には

 

「総合職である自分は、どんな質問も

 即答もしくはすぐに解決できるべき」

 

という思い込みがあることに気付きます。

しかし、この考えは正しいでしょうか?

 

 

人間である以上、完璧な存在ではなく

知らないことがある方が自然です。

 

 

それが腑に落ちてからは、

「分からなければ一緒に考えれば良い」

と自然に思えるようになり、

相談を受けることに対する不安が軽減

しました。

 

 

相談はいつ発生するか分かりません。

 

 

その相談に不安を感じていると、

常に予期不安に襲われる状態となります。

 

 

私は相談に対する不安が減少したことで

職場にいる間の不安感が全体的に減少した

と感じています。

 

 

心当たりのある方は、

是非自分の中のべき論を探してみてください。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。