フィリピンの地熱発電に期待!
ちょうど一年前に、真山仁の「マグマ」を読んだ。
なかみは地熱発電の話。
・地熱発電はコスト的・技術的に既に実用化段階にある
・だが実用化が進まない。
・ひとつの原因は、温泉地や国立公園など観光資源を損なうのではという誤解
・もうひとつの原因は、原子力利用を進めたいという利権団体のプレッシャー
たしかこんな話で、なかなか面白かった。
小説だから基本はフィクションだったと思うけれど、
今後の日本エネルギー事情を考えたとき、原子力は厳しいものがあると思う。
安全を考えると原発の方がよいのかもしれないが、安心を考える と原発はもう難しいと思う。
だから、地熱発電。
ではどれだけ実現可能性があるのか?
さくっとWikipediaを見ていたら、フィリピンは地熱発電がスゴイことがわかった。
発電量では世界第二位で、発電割合だと世界イチ!
レアジョブのレッスンも、実は14%は地熱発電のお世話になっている計算で、
身近なところだったのでびっくり。
ひょっとして、太陽光発電や波力よりも、最も可能性の高い自然エネルギーなのでは?
そしておそらく、技術は日本からなんだと思う。
英会話レッスンだけじゃなくて、地熱発電の経験も、ぜひフィリピンから日本に輸出してほしいなぁと思う。

なかみは地熱発電の話。
・地熱発電はコスト的・技術的に既に実用化段階にある
・だが実用化が進まない。
・ひとつの原因は、温泉地や国立公園など観光資源を損なうのではという誤解
・もうひとつの原因は、原子力利用を進めたいという利権団体のプレッシャー
たしかこんな話で、なかなか面白かった。
小説だから基本はフィクションだったと思うけれど、
今後の日本エネルギー事情を考えたとき、原子力は厳しいものがあると思う。

安全を考えると原発の方がよいのかもしれないが、安心を考える と原発はもう難しいと思う。
だから、地熱発電。
ではどれだけ実現可能性があるのか?
さくっとWikipediaを見ていたら、フィリピンは地熱発電がスゴイことがわかった。

発電量では世界第二位で、発電割合だと世界イチ!
レアジョブのレッスンも、実は14%は地熱発電のお世話になっている計算で、
身近なところだったのでびっくり。
ひょっとして、太陽光発電や波力よりも、最も可能性の高い自然エネルギーなのでは?
そしておそらく、技術は日本からなんだと思う。
英会話レッスンだけじゃなくて、地熱発電の経験も、ぜひフィリピンから日本に輸出してほしいなぁと思う。
パッと見で大丈夫でも、大丈夫じゃないとき
今朝の日テレで「スッキリ」を観ていたら、
はるな愛が東北の避難所に慰問に行ったときの話をしていた。
はるな愛によると、はるな愛と会って、大泣きした被災者がいると言う。
そして、その被災者が、後からダーっと走ってきて、こう言ってきたとのこと。
「みんな泣きたいけれど泣けない。泣かしてやってくれ」
それをスタジオで見ていた野口健のコメント。
「海外では我慢づよいと表彰されるけれど、感情をださないと自分に向かっていく」
「感情を出した方が、本当はよい」
香山リカのコメント。
「感情が出てきたときの長期的なケアが必要」
そうだよなぁ、と思った。
震災ほどではないが、自分も以前、とても悲しい思いをしたことがある。
事件の直後はとても悲しかった。
事件から1年経って、だんだん大丈夫になってきたと思ったら、第二波がやってきた。
改めて涙が滂沱と出た。
事件を耐え切るために、感情を凍らせていたんだと気づいた。
感情が解放されたからか、改めて泣いた後で、自分自身から虹が出る夢をみた。
その後1ヶ月ほどは、脱皮したての皮膚のようにちょっとした刺激が心に突き刺さる状態が続いたけれど、
それが終わると、すっかり元気になった。
もう大丈夫だと思っていた。
そしたら、第二波の約1年後にまた、第三波がやってきた。
第二波よりも小さいものの、また涙がたくさん出た。
「自分は、まだ悲しかったんだ」
そう気づいた。
パッと見で大丈夫でも、大丈夫じゃない。
そういう状態は、ある。
非常時をサバイブするために、痛みを平時に分散するために、
人間の精神の仕組みとして組み込まれているのだと思う。
たぶん、コミットメントの強い人や、守るべきものがある人ほど、
パッと見だけは大丈夫になりやすいのだと思う。
パッと見大丈夫だから、「助けて!」 というサインを見逃しやすいけれど、
それどころか、本人すらも大丈夫じゃないと自覚していないことが多いけれど、
ちょっとしたサインはところどころ出ている。
なるべく見逃さず、しっかり長期にわたってケアできるようにしたい。
はるな愛が東北の避難所に慰問に行ったときの話をしていた。
はるな愛によると、はるな愛と会って、大泣きした被災者がいると言う。
そして、その被災者が、後からダーっと走ってきて、こう言ってきたとのこと。
「みんな泣きたいけれど泣けない。泣かしてやってくれ」
それをスタジオで見ていた野口健のコメント。
「海外では我慢づよいと表彰されるけれど、感情をださないと自分に向かっていく」
「感情を出した方が、本当はよい」
香山リカのコメント。
「感情が出てきたときの長期的なケアが必要」
そうだよなぁ、と思った。
震災ほどではないが、自分も以前、とても悲しい思いをしたことがある。
事件の直後はとても悲しかった。
事件から1年経って、だんだん大丈夫になってきたと思ったら、第二波がやってきた。
改めて涙が滂沱と出た。
事件を耐え切るために、感情を凍らせていたんだと気づいた。
感情が解放されたからか、改めて泣いた後で、自分自身から虹が出る夢をみた。
その後1ヶ月ほどは、脱皮したての皮膚のようにちょっとした刺激が心に突き刺さる状態が続いたけれど、
それが終わると、すっかり元気になった。
もう大丈夫だと思っていた。
そしたら、第二波の約1年後にまた、第三波がやってきた。
第二波よりも小さいものの、また涙がたくさん出た。
「自分は、まだ悲しかったんだ」
そう気づいた。
パッと見で大丈夫でも、大丈夫じゃない。
そういう状態は、ある。
非常時をサバイブするために、痛みを平時に分散するために、
人間の精神の仕組みとして組み込まれているのだと思う。
たぶん、コミットメントの強い人や、守るべきものがある人ほど、
パッと見だけは大丈夫になりやすいのだと思う。
パッと見大丈夫だから、「助けて!」 というサインを見逃しやすいけれど、
それどころか、本人すらも大丈夫じゃないと自覚していないことが多いけれど、
ちょっとしたサインはところどころ出ている。
なるべく見逃さず、しっかり長期にわたってケアできるようにしたい。
なぜ、守るべき人がいると強くなるのか
スタッフの一人と、
「なぜ、守るべき人がいると強くなる のか?」
という話をした。
そこででた結論。
守るべき人がいると、なによりも成果を優先する必要がある。
だから、成果を出せるようになり、結果として強くなれるのでは?
例えば、仕事で伸ばすべきスキルがあるとき。
そのスキルを伸ばすためには、自分を変えなければいけない。
成果を出せていないという現状を認めなければならない。
スキルを伸ばせない原因を、他人ではなく自分の弱みに見つけなければならない。
どれも、自分に痛みを伴う行動ばかり。
だから、スキルを伸ばすのは難しい。
自分ひとりだったら、スキルを伸ばすことよりも、ちっぽけなプライドを守るかもしれない。
スキルを伸ばす労力よりも、ゆっくり休む方を優先するかもしれない。
でも、守るべき人がいる人は違う。
成果を出せなければ、スキルを伸ばせなければ、自分が大事にしている人が困る。
だから貪欲になる。
労を惜しまず、小さなプライドにこだわらず、入社したての新卒のように貪欲に吸収する。
どれだけ強くなれるかは、どれだけ誰かを大事にできるかで決まると思う。
「なぜ、守るべき人がいると強くなる のか?」
という話をした。
そこででた結論。
守るべき人がいると、なによりも成果を優先する必要がある。
だから、成果を出せるようになり、結果として強くなれるのでは?
例えば、仕事で伸ばすべきスキルがあるとき。
そのスキルを伸ばすためには、自分を変えなければいけない。
成果を出せていないという現状を認めなければならない。
スキルを伸ばせない原因を、他人ではなく自分の弱みに見つけなければならない。
どれも、自分に痛みを伴う行動ばかり。
だから、スキルを伸ばすのは難しい。
自分ひとりだったら、スキルを伸ばすことよりも、ちっぽけなプライドを守るかもしれない。
スキルを伸ばす労力よりも、ゆっくり休む方を優先するかもしれない。
でも、守るべき人がいる人は違う。
成果を出せなければ、スキルを伸ばせなければ、自分が大事にしている人が困る。
だから貪欲になる。
労を惜しまず、小さなプライドにこだわらず、入社したての新卒のように貪欲に吸収する。
どれだけ強くなれるかは、どれだけ誰かを大事にできるかで決まると思う。
講師からのメッセージ
先日講師から募金してもらった際に寄せられた、講師からのメッセージを一部紹介します。
725人が募金してくれたのですが、ここでは10人分を紹介します。
I know this amount that I donate is a bit small but I am donating it with all my heart, and hopefully this and including all the other donations can somehow help to make life easier for the affected ones..
Japan has always been very helpful and supportive to countries that experience tragedies and now that Japan is experiencing this catastrophe, it's time to give back. Thank you Rarejob for putting this up that at least with the very little amount I donated, I'm able to help.
It's heartbreaking to see these things unfold but the world has seen how the people of Japan handled all of these with valiance, discipline and dignity. We believe in your resilience to rise above these as one united country and we will continuously pray for Japan
This is to express my gratitude to the Japanese people for helping us during Typhoon Ondoy. I'm not one of the victims of that super typhoon but I know that many Filipinos were assisted through the donations of the Japanese people. May we continue to have this mutual relationship of helping and supporting each other in times of need
My heart goes out to all the Japanese. I've been crying for days already because of what happened to them. I feel for them. I am worried, too, just like them, because my mother and two brothers live in Japan. So, I hope that whatever amount I donated can reach the affected ones especially the elderly. I hope that my little donation would be able to somehow help them.
No amount of money can ease the pain and burden of the Japanese people who were affected by the earthquake, tsunami and leak. However, may the small amount the tutors will be able to put up help to rebuild even one person's life. The smallest things can make a difference
The Filipino people are all praying for everyone's safety, and comfort for all those the loss caused by this tragedy.
Japan has always been strong and even stronger in times of adversity. Never lose faith and keep helping each other out. We know your country will get through this.
This is going to be my first salary with RareJob. I am new when all this happened. My heart is crying to what happened, and I would like to donate all of what I have earned from the time I started with Rarejob. I know I need the money too, but I know they need it more. I hope it helps.
Please be strong. We are praying for your safety and recovery. Recovery might take some time and it may require lots of hard work. But from the conversations I had with my students here in Rarejob, I came to know how patient and hardworking the Japanese people are so I am sure you'll survive this
フィリピンで台風オンドイの被害が出たときは、生徒様からたくさんの募金をいただきました 。
今回はちょうど逆になります。
ただ単に英会話レッスンを提供するだけでなく、こうした相互の助け合いを促進していきたいと考えています。
725人が募金してくれたのですが、ここでは10人分を紹介します。
I know this amount that I donate is a bit small but I am donating it with all my heart, and hopefully this and including all the other donations can somehow help to make life easier for the affected ones..
Japan has always been very helpful and supportive to countries that experience tragedies and now that Japan is experiencing this catastrophe, it's time to give back. Thank you Rarejob for putting this up that at least with the very little amount I donated, I'm able to help.
It's heartbreaking to see these things unfold but the world has seen how the people of Japan handled all of these with valiance, discipline and dignity. We believe in your resilience to rise above these as one united country and we will continuously pray for Japan
This is to express my gratitude to the Japanese people for helping us during Typhoon Ondoy. I'm not one of the victims of that super typhoon but I know that many Filipinos were assisted through the donations of the Japanese people. May we continue to have this mutual relationship of helping and supporting each other in times of need
My heart goes out to all the Japanese. I've been crying for days already because of what happened to them. I feel for them. I am worried, too, just like them, because my mother and two brothers live in Japan. So, I hope that whatever amount I donated can reach the affected ones especially the elderly. I hope that my little donation would be able to somehow help them.
No amount of money can ease the pain and burden of the Japanese people who were affected by the earthquake, tsunami and leak. However, may the small amount the tutors will be able to put up help to rebuild even one person's life. The smallest things can make a difference
The Filipino people are all praying for everyone's safety, and comfort for all those the loss caused by this tragedy.
Japan has always been strong and even stronger in times of adversity. Never lose faith and keep helping each other out. We know your country will get through this.
This is going to be my first salary with RareJob. I am new when all this happened. My heart is crying to what happened, and I would like to donate all of what I have earned from the time I started with Rarejob. I know I need the money too, but I know they need it more. I hope it helps.
Please be strong. We are praying for your safety and recovery. Recovery might take some time and it may require lots of hard work. But from the conversations I had with my students here in Rarejob, I came to know how patient and hardworking the Japanese people are so I am sure you'll survive this
フィリピンで台風オンドイの被害が出たときは、生徒様からたくさんの募金をいただきました 。
今回はちょうど逆になります。
ただ単に英会話レッスンを提供するだけでなく、こうした相互の助け合いを促進していきたいと考えています。
安全も安心も守る
今回の震災に対応するなかで痛感したのは、安心と安全は違うということだった。
・安全は、物理的なダメージがないかどうか
・安心は、精神的なダメージがないかどうか
これまでは、安全=安心だと思っていた。
だから、安全さえ確保できれば大丈夫だと思っていた。
でも、違う。
「一人でいると不安」
「子どものもとに一刻も早く帰りたい」
余震が来る中、誰かがそばにいたとしても、安全は守れない (=物理的なダメージは防げない)
けど、安心はできる。 (=精神的なダメージはある程度軽減できる)
日本人の多くが地震で精神的に参っている状況を思うと、
安全だけでなく安心を重視するのは、非常に合理的。
企業も、国も、誰かの生活を預かる組織全てにおいて、
安全だけじゃなくて、安心を守ることが大切。
また、なにをもって安全と言えるかは、科学的なモノサシがあるが、
安心の基準は人によってバラバラ。
安全さえあれば安心な人もいるし、すごーく配慮しなければいけない人もいる。
家に帰ったほうが安心な人もいるし、会社に来ているほうが安心な人もいる。
情報を提供されると安心できる人もいれば、情報過多で混乱して不安になる人もいる。
一人ひとりに耳を傾けて、
「この人を安心させるには何が必要か」 を考え、
組織として提供可能なものを見極め、
提供し続ける。
感覚値で言うと、10人に安心を提供するためには、1人が安心の提供に従事する必要がある。
つまり、安心を提供するには、十分な人的リソースが必要。
安全を守ることよりも、安心を守ることの方が難しい。
・安全は、物理的なダメージがないかどうか
・安心は、精神的なダメージがないかどうか
これまでは、安全=安心だと思っていた。
だから、安全さえ確保できれば大丈夫だと思っていた。
でも、違う。
「一人でいると不安」
「子どものもとに一刻も早く帰りたい」
余震が来る中、誰かがそばにいたとしても、安全は守れない (=物理的なダメージは防げない)
けど、安心はできる。 (=精神的なダメージはある程度軽減できる)
日本人の多くが地震で精神的に参っている状況を思うと、
安全だけでなく安心を重視するのは、非常に合理的。
企業も、国も、誰かの生活を預かる組織全てにおいて、
安全だけじゃなくて、安心を守ることが大切。
また、なにをもって安全と言えるかは、科学的なモノサシがあるが、
安心の基準は人によってバラバラ。
安全さえあれば安心な人もいるし、すごーく配慮しなければいけない人もいる。
家に帰ったほうが安心な人もいるし、会社に来ているほうが安心な人もいる。
情報を提供されると安心できる人もいれば、情報過多で混乱して不安になる人もいる。
一人ひとりに耳を傾けて、
「この人を安心させるには何が必要か」 を考え、
組織として提供可能なものを見極め、
提供し続ける。
感覚値で言うと、10人に安心を提供するためには、1人が安心の提供に従事する必要がある。
つまり、安心を提供するには、十分な人的リソースが必要。
安全を守ることよりも、安心を守ることの方が難しい。
レアジョブの講師725人が合計50万円を募金
レアジョブの講師725人が合計50万円を募金してくれた。
感動。
これに会社でマッチアップするので、100万円を赤十字に募金できる。
しかし、725人という人数がうれしい。
近々ちゃんと会社のプレスリリースかウェブサイトかで発表しようと思う。
ただ、なかには、
給与を会社から前借りしているスタッフが1万円以上募金すると言ってきているケースもある。。。
ちょっと無理し過ぎなので、何らかのブレーキをかけるべきではという議論を社内でしている。
感動。
これに会社でマッチアップするので、100万円を赤十字に募金できる。
しかし、725人という人数がうれしい。
近々ちゃんと会社のプレスリリースかウェブサイトかで発表しようと思う。
ただ、なかには、
給与を会社から前借りしているスタッフが1万円以上募金すると言ってきているケースもある。。。
ちょっと無理し過ぎなので、何らかのブレーキをかけるべきではという議論を社内でしている。
ベンチャーにおける緊急事態のマネジメント体制 (危機管理)
先週金曜日からの数日間は、緊急事態のマネジメント体制が問われた。
・震災とそれによる鉄道運休
・原発事故
・輪番制停電とそれによる交通事情の悪化
震災等の危機対応のときには、やらなければならないことが4つあると思う。
1) 事態についての情報収集・分析
2) スタッフについての情報収集・分析
3) 業務についての情報収集・分析
4) 1~3をもとに、誰が、どこまでの業務を、どういうシフトでこなすか、決定・発信
1)について
事態は刻一刻と変わる。
原子力発電所のケースなど、理解が難しいケースも多い。
そんななか、「なにが起きているのか」を、情報収集・分析する必要がある。
頭の回転が早く、事態を客観的に分析できる冷静さを持ったスタッフが望ましい。
2)について
スタッフごとに状況は異なるので、どのスタッフにどこまで任せられるのか、把握する必要がある。
どのスタッフがどこにいるかや、
どのスタッフがどういう精神的・肉体的疲労を持っているかや、
家族など他に優先すべきものを持っているか、など
情報を収集する必要がある。
観察力と配慮を合わせ持った、人への理解が深いスタッフが望ましい。
3)について
限られた人員しかいないので、業務は最低限のもののみとなる。
だがここで問題になるのは、どこまでをやれば「最低限」かということ。
事業を最低限生かし続けるのに必要な業務は何か。
この際切り捨てても、後々でリカバリーがきく業務は何か。
また、緊急事態ならではの対応は何か。
それら業務の切り分けが必要。
業務に精通した、考え深い慎重なスタッフが望ましい。
4)について
以上、1)~3)をもとに、誰が、どのシフトで、どこまでの業務をこなすのか、明確な言葉にして発信する。
シフトに入らなくてよいスタッフは、別の緊急事態に備え、温存する。
これは、トップマネジメントしかできない。
今回の僕自身の対応を振り返ってみると、
・金曜日~日曜日の間は、上記1~4を全て自分でやろうとして、疲弊した
・月曜日に、1~3を別々のスタッフに任せたところ、判断がより的確になった
トップマネジメントは疲弊してはいけない。
的確な判断ができなくなるから。
次回の非常時では、1~3の役割を誰かに迅速にお願いできるようになろうと思う。
・震災とそれによる鉄道運休
・原発事故
・輪番制停電とそれによる交通事情の悪化
震災等の危機対応のときには、やらなければならないことが4つあると思う。
1) 事態についての情報収集・分析
2) スタッフについての情報収集・分析
3) 業務についての情報収集・分析
4) 1~3をもとに、誰が、どこまでの業務を、どういうシフトでこなすか、決定・発信
1)について
事態は刻一刻と変わる。
原子力発電所のケースなど、理解が難しいケースも多い。
そんななか、「なにが起きているのか」を、情報収集・分析する必要がある。
頭の回転が早く、事態を客観的に分析できる冷静さを持ったスタッフが望ましい。
2)について
スタッフごとに状況は異なるので、どのスタッフにどこまで任せられるのか、把握する必要がある。
どのスタッフがどこにいるかや、
どのスタッフがどういう精神的・肉体的疲労を持っているかや、
家族など他に優先すべきものを持っているか、など
情報を収集する必要がある。
観察力と配慮を合わせ持った、人への理解が深いスタッフが望ましい。
3)について
限られた人員しかいないので、業務は最低限のもののみとなる。
だがここで問題になるのは、どこまでをやれば「最低限」かということ。
事業を最低限生かし続けるのに必要な業務は何か。
この際切り捨てても、後々でリカバリーがきく業務は何か。
また、緊急事態ならではの対応は何か。
それら業務の切り分けが必要。
業務に精通した、考え深い慎重なスタッフが望ましい。
4)について
以上、1)~3)をもとに、誰が、どのシフトで、どこまでの業務をこなすのか、明確な言葉にして発信する。
シフトに入らなくてよいスタッフは、別の緊急事態に備え、温存する。
これは、トップマネジメントしかできない。
今回の僕自身の対応を振り返ってみると、
・金曜日~日曜日の間は、上記1~4を全て自分でやろうとして、疲弊した
・月曜日に、1~3を別々のスタッフに任せたところ、判断がより的確になった
トップマネジメントは疲弊してはいけない。
的確な判断ができなくなるから。
次回の非常時では、1~3の役割を誰かに迅速にお願いできるようになろうと思う。
なぜレアジョブは震災後もレッスンを続けるのか?
レアジョブは、震災のあった先週金曜日からずっと、1日も休まずレッスン提供を続けております。
「危機が続いたり、節電が呼びかけられる中、なぜレアジョブはレッスンを続けるのか?」
という疑問をお持ちの方がいるかもしれません。
重要な問いですので、お答えしたいと思います。
なぜ続けるのかというと、
・続けない理由がなく、
・続けたほうがよい理由はあるから
です。
節電は、レッスンを停止する理由になりえない
・基本的に節電をする・しないは生徒様の自己判断で、サービス会社として強制する類の話ではない
・西日本はそもそも節電不要
・東日本は、夜22時以降に受講したり、ノートパソコンで受講したりすれば、迷惑かけずに受講可能
スタッフは、レッスンを停止する理由になり得ない
・「各自の安全・安心が最優先」と伝えており、スタッフを無理に来させているわけではない
・特定のスタッフに負担が集中しないように配慮している
・ただし、スタッフについては、いくら「安全・安心が最優先」とはいえ、適宜「帰れ」「帰れ」と言う必要はある (この判断をなるべく正確にできるよう心がけていますが、ミスはあるかもしれない)
・最悪のケースでは、日本側スタッフゼロでも、フィリピン側スタッフと講師さえいれば、レッスンは提供可能
続けたほうがよい理由はたくさんある
・そもそも多くの生徒様・講師がレッスンを必要としている (平常時と比べても8割程度の予約数あり)
・ビジネスを止めるのは、まだ小さなベンチャーにとってかなりリスキー
・震災でうけた心の傷を、多くの講師が癒せる
(例)
「危機が続いたり、節電が呼びかけられる中、なぜレアジョブはレッスンを続けるのか?」
という疑問をお持ちの方がいるかもしれません。
重要な問いですので、お答えしたいと思います。
なぜ続けるのかというと、
・続けない理由がなく、
・続けたほうがよい理由はあるから
です。
節電は、レッスンを停止する理由になりえない
・基本的に節電をする・しないは生徒様の自己判断で、サービス会社として強制する類の話ではない
・西日本はそもそも節電不要
・東日本は、夜22時以降に受講したり、ノートパソコンで受講したりすれば、迷惑かけずに受講可能
スタッフは、レッスンを停止する理由になり得ない
・「各自の安全・安心が最優先」と伝えており、スタッフを無理に来させているわけではない
・特定のスタッフに負担が集中しないように配慮している
・ただし、スタッフについては、いくら「安全・安心が最優先」とはいえ、適宜「帰れ」「帰れ」と言う必要はある (この判断をなるべく正確にできるよう心がけていますが、ミスはあるかもしれない)
・最悪のケースでは、日本側スタッフゼロでも、フィリピン側スタッフと講師さえいれば、レッスンは提供可能
続けたほうがよい理由はたくさんある
・そもそも多くの生徒様・講師がレッスンを必要としている (平常時と比べても8割程度の予約数あり)
・ビジネスを止めるのは、まだ小さなベンチャーにとってかなりリスキー
・震災でうけた心の傷を、多くの講師が癒せる
(例)
誰が、いつ、どのように節電すべきか
節電についてまとめました。
結論からいうと、次のような節電が有効なようです。
・誰が・・・ 関東・東北地方の方のみ
・いつ ・・・ 特に午前9時~午後8時で節電
・どうやって ・・・単純に電気を使わないようにするほか、充電や暖房を深夜中にすませておく
Q.誰が節電すべき?
A.
節電は、関東・東北地方でのみ有効なようです。(富士川以東の静岡県東部含む)
それ以外の地域では、関東への送電部分がボトルネックとなり、厳しい模様です。
送電のボトルネック
出所 http://norihara.livedoor.biz/archives/51670820.html
Q. いつ節電すべき?
A.
主に日中に節電すべき模様です。
特に春や冬においては午前9時~午後8時がピークの模様です。
季節別の1日の電気使用状況
出所 http://www.kepco.co.jp/kids/search/page05a.html
Q.なぜピーク時間帯以外は必要ない?
A.
ピーク時に電力は足りませんが、非ピーク時には電力は足りています。
だから、非ピーク時間帯からピーク時間帯に電力を持ってくるのが理想的です。
ただ、それができるのは揚水用動力のみです。
これは、非ピーク時に貯水池に揚水し、ピーク時に発電する、というしくみです。
そして、非ピーク時に揚水する分の電力は、既に十分にあります。
ですので、非ピーク時にいくら節電しても、ピーク時の電力不足を補えないのです。
出所 http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/fire/sw_index_03/index.html
Q. どうやって節電すればよい?
A.
単純に電気使用量を減らすのはもちろん効果的です。
そのほかにも、充電や暖房など「必ずしもその瞬間にやらなくてよいもの」は午前0時~7時に回すべきです。
出所 http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/juyou/sw_index_02/index.html
例えば、PCのスカイプでオンライン英会話を受講している方なら、次の節電方法が有効といえます。
・PCではなく、電力消費の少ないiPhoneで受講する
・コンセントを外したノートパソコンで受講し、深夜に充電する
・受講する時間帯を24時過ぎなど深夜にする
なお、私は専門家ではないので、間違った点があれば修正をお願いします。
また、リンク元のウェブサイトが既に重かったため、グラフをこのブログ上に載せましたが、
問題があったらそれもコメントにてお教えください。
結論からいうと、次のような節電が有効なようです。
・誰が・・・ 関東・東北地方の方のみ
・いつ ・・・ 特に午前9時~午後8時で節電
・どうやって ・・・単純に電気を使わないようにするほか、充電や暖房を深夜中にすませておく
Q.誰が節電すべき?
A.
節電は、関東・東北地方でのみ有効なようです。(富士川以東の静岡県東部含む)
それ以外の地域では、関東への送電部分がボトルネックとなり、厳しい模様です。
送電のボトルネック

出所 http://norihara.livedoor.biz/archives/51670820.html
Q. いつ節電すべき?
A.
主に日中に節電すべき模様です。
特に春や冬においては午前9時~午後8時がピークの模様です。

季節別の1日の電気使用状況
出所 http://www.kepco.co.jp/kids/search/page05a.html
Q.なぜピーク時間帯以外は必要ない?
A.
ピーク時に電力は足りませんが、非ピーク時には電力は足りています。
だから、非ピーク時間帯からピーク時間帯に電力を持ってくるのが理想的です。
ただ、それができるのは揚水用動力のみです。
これは、非ピーク時に貯水池に揚水し、ピーク時に発電する、というしくみです。
そして、非ピーク時に揚水する分の電力は、既に十分にあります。
ですので、非ピーク時にいくら節電しても、ピーク時の電力不足を補えないのです。

出所 http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/fire/sw_index_03/index.html
Q. どうやって節電すればよい?
A.
単純に電気使用量を減らすのはもちろん効果的です。
そのほかにも、充電や暖房など「必ずしもその瞬間にやらなくてよいもの」は午前0時~7時に回すべきです。

出所 http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/juyou/sw_index_02/index.html
例えば、PCのスカイプでオンライン英会話を受講している方なら、次の節電方法が有効といえます。
・PCではなく、電力消費の少ないiPhoneで受講する
・コンセントを外したノートパソコンで受講し、深夜に充電する
・受講する時間帯を24時過ぎなど深夜にする
なお、私は専門家ではないので、間違った点があれば修正をお願いします。
また、リンク元のウェブサイトが既に重かったため、グラフをこのブログ上に載せましたが、
問題があったらそれもコメントにてお教えください。
なぜ英語の勉強など、継続的な努力ができないのか
よほど素質がある場合を除き、スタッフの仕事スキルの伸びは直線状ではない。
むしろ、努力してもしても成長を実感できないあいだが長く続いたあとで、
急に成果がでるようになる。
だから、成長は階段状に現れる。
この階段状変化は、いろいろな努力全般に共通する。
そして、いろいろなことを説明してくれる
1) ダイエットをすれば異性にもてやすくなって、より素晴らしい人生を送れるのに、そのために具体的なアクションをとれないのはなぜか
2) 勉強は途中でなげだしてしまうのに、ドラクエのようなゲームに夢中になれるのはなぜか
3) 英語が話せると人生のチャンスはより豊かになると知っているのに、英語の勉強が続かないのはなぜか
答えは簡単。
1) 成果が得られるための方法を探すという段階で、試行錯誤してしまうから
2) レベル上げのしくみなど、ゲームは短期的にごほうびがもらえるように設計してあるから
3) 1時間英語を頑張っても、すぐにはごほうびは出ないから
成果は階段状に現れる。
目の前の努力に対してごほうびをすぐもらうことができるのであれば、みんながんばれる。
そうじゃないから、がんばれる人が少ない。
だから、必要なこと。
1) 試行錯誤しなくてもすむように、各人の背景・レベルに合わせてカスタマイズした方法を提供すること
2) 短期的にごほうびがもらえるよう、目標を小さく小さく設定すること (できれば一時間以内に目標達成)
3) 短期的にごほうびがなくても、長期的にはごほうびがもらえることを確信できる環境をつくること
これは、従業員マネジメントでも、講師教育でも、
TOEIC950点への高速道路を日本人1000万人に提供する 上でも、
重要なのだと思う。

むしろ、努力してもしても成長を実感できないあいだが長く続いたあとで、
急に成果がでるようになる。
だから、成長は階段状に現れる。

この階段状変化は、いろいろな努力全般に共通する。
そして、いろいろなことを説明してくれる
1) ダイエットをすれば異性にもてやすくなって、より素晴らしい人生を送れるのに、そのために具体的なアクションをとれないのはなぜか
2) 勉強は途中でなげだしてしまうのに、ドラクエのようなゲームに夢中になれるのはなぜか
3) 英語が話せると人生のチャンスはより豊かになると知っているのに、英語の勉強が続かないのはなぜか
答えは簡単。
1) 成果が得られるための方法を探すという段階で、試行錯誤してしまうから
2) レベル上げのしくみなど、ゲームは短期的にごほうびがもらえるように設計してあるから
3) 1時間英語を頑張っても、すぐにはごほうびは出ないから
成果は階段状に現れる。
目の前の努力に対してごほうびをすぐもらうことができるのであれば、みんながんばれる。
そうじゃないから、がんばれる人が少ない。
だから、必要なこと。
1) 試行錯誤しなくてもすむように、各人の背景・レベルに合わせてカスタマイズした方法を提供すること
2) 短期的にごほうびがもらえるよう、目標を小さく小さく設定すること (できれば一時間以内に目標達成)
3) 短期的にごほうびがなくても、長期的にはごほうびがもらえることを確信できる環境をつくること
これは、従業員マネジメントでも、講師教育でも、
TOEIC950点への高速道路を日本人1000万人に提供する 上でも、
重要なのだと思う。