ベンチャーにおける緊急事態のマネジメント体制 (危機管理)
先週金曜日からの数日間は、緊急事態のマネジメント体制が問われた。
・震災とそれによる鉄道運休
・原発事故
・輪番制停電とそれによる交通事情の悪化
震災等の危機対応のときには、やらなければならないことが4つあると思う。
1) 事態についての情報収集・分析
2) スタッフについての情報収集・分析
3) 業務についての情報収集・分析
4) 1~3をもとに、誰が、どこまでの業務を、どういうシフトでこなすか、決定・発信
1)について
事態は刻一刻と変わる。
原子力発電所のケースなど、理解が難しいケースも多い。
そんななか、「なにが起きているのか」を、情報収集・分析する必要がある。
頭の回転が早く、事態を客観的に分析できる冷静さを持ったスタッフが望ましい。
2)について
スタッフごとに状況は異なるので、どのスタッフにどこまで任せられるのか、把握する必要がある。
どのスタッフがどこにいるかや、
どのスタッフがどういう精神的・肉体的疲労を持っているかや、
家族など他に優先すべきものを持っているか、など
情報を収集する必要がある。
観察力と配慮を合わせ持った、人への理解が深いスタッフが望ましい。
3)について
限られた人員しかいないので、業務は最低限のもののみとなる。
だがここで問題になるのは、どこまでをやれば「最低限」かということ。
事業を最低限生かし続けるのに必要な業務は何か。
この際切り捨てても、後々でリカバリーがきく業務は何か。
また、緊急事態ならではの対応は何か。
それら業務の切り分けが必要。
業務に精通した、考え深い慎重なスタッフが望ましい。
4)について
以上、1)~3)をもとに、誰が、どのシフトで、どこまでの業務をこなすのか、明確な言葉にして発信する。
シフトに入らなくてよいスタッフは、別の緊急事態に備え、温存する。
これは、トップマネジメントしかできない。
今回の僕自身の対応を振り返ってみると、
・金曜日~日曜日の間は、上記1~4を全て自分でやろうとして、疲弊した
・月曜日に、1~3を別々のスタッフに任せたところ、判断がより的確になった
トップマネジメントは疲弊してはいけない。
的確な判断ができなくなるから。
次回の非常時では、1~3の役割を誰かに迅速にお願いできるようになろうと思う。
・震災とそれによる鉄道運休
・原発事故
・輪番制停電とそれによる交通事情の悪化
震災等の危機対応のときには、やらなければならないことが4つあると思う。
1) 事態についての情報収集・分析
2) スタッフについての情報収集・分析
3) 業務についての情報収集・分析
4) 1~3をもとに、誰が、どこまでの業務を、どういうシフトでこなすか、決定・発信
1)について
事態は刻一刻と変わる。
原子力発電所のケースなど、理解が難しいケースも多い。
そんななか、「なにが起きているのか」を、情報収集・分析する必要がある。
頭の回転が早く、事態を客観的に分析できる冷静さを持ったスタッフが望ましい。
2)について
スタッフごとに状況は異なるので、どのスタッフにどこまで任せられるのか、把握する必要がある。
どのスタッフがどこにいるかや、
どのスタッフがどういう精神的・肉体的疲労を持っているかや、
家族など他に優先すべきものを持っているか、など
情報を収集する必要がある。
観察力と配慮を合わせ持った、人への理解が深いスタッフが望ましい。
3)について
限られた人員しかいないので、業務は最低限のもののみとなる。
だがここで問題になるのは、どこまでをやれば「最低限」かということ。
事業を最低限生かし続けるのに必要な業務は何か。
この際切り捨てても、後々でリカバリーがきく業務は何か。
また、緊急事態ならではの対応は何か。
それら業務の切り分けが必要。
業務に精通した、考え深い慎重なスタッフが望ましい。
4)について
以上、1)~3)をもとに、誰が、どのシフトで、どこまでの業務をこなすのか、明確な言葉にして発信する。
シフトに入らなくてよいスタッフは、別の緊急事態に備え、温存する。
これは、トップマネジメントしかできない。
今回の僕自身の対応を振り返ってみると、
・金曜日~日曜日の間は、上記1~4を全て自分でやろうとして、疲弊した
・月曜日に、1~3を別々のスタッフに任せたところ、判断がより的確になった
トップマネジメントは疲弊してはいけない。
的確な判断ができなくなるから。
次回の非常時では、1~3の役割を誰かに迅速にお願いできるようになろうと思う。