『☆レシピで世の中を見れば・・・』

レシピで世の中を見れば・・・

レシピで考えると、出元（使う素材）と、
パーセンテージ（質量での割合）から結果を示さないと、
その味は再現出来ないのだ。
更には、火加減などの温度管理も入って来るのですが・・・

ここがあやふやだと、有名店レシピなんて謳っても、
たとえそれ風に成っても、それでは無いモノが生まれてしまうのだ。
ニュアンスそのものが変るのです。
つまり、辿り着けない。
つまり、国語の能力が低いのだよ。

200回成功して、その味に成ったと豪語しても、
肉適量、塩適量、にんにく適量、醤油適量・・・・
なんてレシピを翳しても、それを同じに再現したいとと思う人に優しくないです。

コツが有って、私になら出来る。
なんてレシピなら、それは横暴です。

つまりは、精神の共存を料る手段ではないのだ。

が。

東京の水で入れたコーヒーも、山梨の富士山の水で入れたコーヒーも、
京都の硬水な水で入れたコーヒーも、シアトル系のカフェでチェーン店なら、
どんな水で入れても、そのブランドの名前を謳ってコーヒーを売る事が出来る。

のも、それはそれなのだ。

人体の模型、人肌のシリコン樹脂、人体から採取した人毛のカツラ、ガラスの眼球・・・
様々なスペシャリストが関わって、
世界最高峰に高めた類い希な人体の再現の大傑作を生み出したとしても、
心臓を動かし、血液が巡り、呼吸が湿り、体温とで温かさを保つ人間には到底敵わないし、
辿り着けないし、そもそも、それこそ求めるニュアンスが異なるので、全くの別物なのです。

なんてね！！！

世の中の光に成る事は、使命を果たす事なんだろうけど、
その使命ってなんなんだろうね？

ブレない人ってカッコいいよな。
それでも、人の何倍も、何十倍も悩んでもがいているのだと思うけど・・・
そんな苦しみから光が射したのなら、その光はきっと偉大なんだと思う。

けど、さらっと光らす人も居るのかもせれませんね。
ニュアンスを変えれば、敷居もニーズも変る。

これが商売の面白い所。
銭を稼ぐ能力の見せ所かとも思います。

おわり。

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