汚職撲滅というが。
汚職撲滅を掲げる習さん。
去年の12月から早速力を入れ、以前とは比較にならないくらいの
人数が汚職で逮捕されている。この流れに連動するように、
不動産の売買のアンダーグラウンド化や金銭の海外流出も相次いでいる。
ここまでは普通の流れなのだが、この国の面白いところは、
対抗勢力や一般国民が勢いづいて、探偵やらを雇って汚職の摘発に
精をだしていたのだが、なぜか政府がその探偵達を摘発しだした。
中枢にまでこの摘発の流れが及ぶと考えた、お偉いさん達が事前に手をうった格好だろう。
これが中国。汚職なんて無くなるわけがない。
中枢の人間が一番腐敗しているわけだから。
そもそも党員の給与が安すぎる。
そこそこ偉い人間より、日経貿易企業の中国人部長のほうが貰ってるんだから。
大学の英知ある教授が連名で共産党の存在を認めるところから始めた
言論の自由や選挙を認める声明にはどう対応するんだろう。
この声明は共産党の存在を否定していないこと、また過去に採択された共産党の
声明(これ自体が理想化しており、意味をなしていない)に批准していることから、
無下にするわけにもいかないであろう。
未来を司る大学生も見方につくだろうし。
習さんはどちらかといえば能無しなんで、就任以後の経費削減や各種の
民主主義化した法整備も、ブレーンがいるんだろう。
これからの8年は色々な事変が間違いなく起こる。
それにうまく対応できないと、共産党はいつか滅びる。
民主主義は完全ではないが、民主主義はいまのところ一番妥当な統治案であることは
世界が証明している。だからといって中国を急に民主主義にしろとは言わないが、
今まで積み重ねて来た「ひずみ」を修正しないと、取り返しのつかないことになる。
それは格差であったり、つまりは共産党独裁を続けることにより、
色々な美徳、道徳、人徳が失われたことである、抽象的に言えば。
江沢民が死なない限り、これは修正しようがないのだろうが。
中国は一部の人間の陣地取りと化した国である。
日本はまずは今起こりうる事への対応が第一優先だが、
臨機応変に対応する必要があるだろう。
去年の12月から早速力を入れ、以前とは比較にならないくらいの
人数が汚職で逮捕されている。この流れに連動するように、
不動産の売買のアンダーグラウンド化や金銭の海外流出も相次いでいる。
ここまでは普通の流れなのだが、この国の面白いところは、
対抗勢力や一般国民が勢いづいて、探偵やらを雇って汚職の摘発に
精をだしていたのだが、なぜか政府がその探偵達を摘発しだした。
中枢にまでこの摘発の流れが及ぶと考えた、お偉いさん達が事前に手をうった格好だろう。
これが中国。汚職なんて無くなるわけがない。
中枢の人間が一番腐敗しているわけだから。
そもそも党員の給与が安すぎる。
そこそこ偉い人間より、日経貿易企業の中国人部長のほうが貰ってるんだから。
大学の英知ある教授が連名で共産党の存在を認めるところから始めた
言論の自由や選挙を認める声明にはどう対応するんだろう。
この声明は共産党の存在を否定していないこと、また過去に採択された共産党の
声明(これ自体が理想化しており、意味をなしていない)に批准していることから、
無下にするわけにもいかないであろう。
未来を司る大学生も見方につくだろうし。
習さんはどちらかといえば能無しなんで、就任以後の経費削減や各種の
民主主義化した法整備も、ブレーンがいるんだろう。
これからの8年は色々な事変が間違いなく起こる。
それにうまく対応できないと、共産党はいつか滅びる。
民主主義は完全ではないが、民主主義はいまのところ一番妥当な統治案であることは
世界が証明している。だからといって中国を急に民主主義にしろとは言わないが、
今まで積み重ねて来た「ひずみ」を修正しないと、取り返しのつかないことになる。
それは格差であったり、つまりは共産党独裁を続けることにより、
色々な美徳、道徳、人徳が失われたことである、抽象的に言えば。
江沢民が死なない限り、これは修正しようがないのだろうが。
中国は一部の人間の陣地取りと化した国である。
日本はまずは今起こりうる事への対応が第一優先だが、
臨機応変に対応する必要があるだろう。
営業メール。
どこから私の名刺データが回っていったのか知らないが、
最近変なところから営業メールが良く来る。
売上アップとかコンサルとかSECとかそんな内容なのだが、
中には六本木ヒルズに住んでますとか、
うちと契約していただければ高級マンションに住んで高級外車に乗れますとか
そんなのもある。こんな程度の低い内容で仕事を依頼する人なんかいるのかな?
内容を見ていると、とにかく「金、女、贅沢な暮らし」をゲットしませんか?!
的な内容。以前テレビでもそういった成金の人達の特集を見た事があるのだが、
まあそういう人種なんだろう。
なんか刹那的というかね...
ま、こういうのは相手にしませんが。
最近変なところから営業メールが良く来る。
売上アップとかコンサルとかSECとかそんな内容なのだが、
中には六本木ヒルズに住んでますとか、
うちと契約していただければ高級マンションに住んで高級外車に乗れますとか
そんなのもある。こんな程度の低い内容で仕事を依頼する人なんかいるのかな?
内容を見ていると、とにかく「金、女、贅沢な暮らし」をゲットしませんか?!
的な内容。以前テレビでもそういった成金の人達の特集を見た事があるのだが、
まあそういう人種なんだろう。
なんか刹那的というかね...
ま、こういうのは相手にしませんが。
中国ネッスル。
みなさんもご存知の世界的企業ネッスル。
中国語では雀巢と表記します。
読み方はピンインでque chao、チュエチャオと読みます。
chaoのhの部分は息を吐きながら発音するので、
慣れない日本人には難しい発音です。
正確にはチャオとツアオの中間の発音となります。
私はコーヒーが好きで毎日飲みます。
そしてネッスルのコーヒーを飲んでいます。
中国では日本のようにコーヒー文化はまだあまり確立されていないため、
あまり良いコーヒーは売ってません。
スターバックスでも、消費者の95%は甘い飲み物を購入しています。
そして現在ネッスルはベン君のお父さんが総経理を務める徐福記の筆頭株主となってます。
徐福記はおおよそ15年前にベン君のお父さん含め創業者数人が
中国で立ち上げた会社で、今では中国のキャンディ最大手となり
社員20000人、年商65億元(約800億円)、东莞市で一番多額の法人税を納める
企業となり、シンガポールにて上場、企業価値は1500000000USDとなっております。
ネッスルの買収提案を受入れ、今はネッスルの子会社として存在を示しています。
私は毎日ベン君の自宅で家族と一緒に食事をしています。
当然彼のお父さんも一緒です。
疲れてそうな時は話かけませんが、たまに話をすることもあり
勉強になる話も多くあります。息子はちょっと甘えて育ったせいか
結婚を3度もするようになってしまったと良く私に冗談を言うのですが、
お父さんは苦労人だけあって、質素な生活をしています。
今年は日本に行きたいそうなので、アテンドしなければいけません。
私はその辺のどこにでもいる日本人ですが、これからも宜しくお願い致します。
中国語では雀巢と表記します。
読み方はピンインでque chao、チュエチャオと読みます。
chaoのhの部分は息を吐きながら発音するので、
慣れない日本人には難しい発音です。
正確にはチャオとツアオの中間の発音となります。
私はコーヒーが好きで毎日飲みます。
そしてネッスルのコーヒーを飲んでいます。
中国では日本のようにコーヒー文化はまだあまり確立されていないため、
あまり良いコーヒーは売ってません。
スターバックスでも、消費者の95%は甘い飲み物を購入しています。
そして現在ネッスルはベン君のお父さんが総経理を務める徐福記の筆頭株主となってます。
徐福記はおおよそ15年前にベン君のお父さん含め創業者数人が
中国で立ち上げた会社で、今では中国のキャンディ最大手となり
社員20000人、年商65億元(約800億円)、东莞市で一番多額の法人税を納める
企業となり、シンガポールにて上場、企業価値は1500000000USDとなっております。
ネッスルの買収提案を受入れ、今はネッスルの子会社として存在を示しています。
私は毎日ベン君の自宅で家族と一緒に食事をしています。
当然彼のお父さんも一緒です。
疲れてそうな時は話かけませんが、たまに話をすることもあり
勉強になる話も多くあります。息子はちょっと甘えて育ったせいか
結婚を3度もするようになってしまったと良く私に冗談を言うのですが、
お父さんは苦労人だけあって、質素な生活をしています。
今年は日本に行きたいそうなので、アテンドしなければいけません。
私はその辺のどこにでもいる日本人ですが、これからも宜しくお願い致します。
やはり。
やはりDERRICK MAYは良い。
ここ数年良い音楽があまりないので(個人的趣向で)、
またDERRICK MAYを聞き出した。
仕事をしながらの音楽です。
最近はSOUND CLOUDからのMIXを聞いている。
やっぱり好きなんですよね。
DEEP HOUSE, TECH HOUSEが特に好きなのかなと。
ここ数年良い音楽があまりないので(個人的趣向で)、
またDERRICK MAYを聞き出した。
仕事をしながらの音楽です。
最近はSOUND CLOUDからのMIXを聞いている。
やっぱり好きなんですよね。
DEEP HOUSE, TECH HOUSEが特に好きなのかなと。
土曜日。
昨日は朝から叶总のPRO FURNITUREヘ。
新商品の打合せ。
それから海翔に移動し、年末の仕入先との懇親会に私も呼ばれ参加。
午後はちょっと暇になったので、海翔の余总の息子の余炜を呼び出し足マッサージへ。
そして夜はみんなで羊鍋へ。
一年の半分しか店を開けない人気店だそうです。
羊は自然の牧草しか食べさせないため肉質が良いらしい。
半信半疑で食べてみたが、これが結構いける。

店はこの通り大繁盛。手前は海翔の運転手。
年上だと思っていたが、3つくらい年下の30前半でびっくり。
老けすぎでしょう。しかも酒豪。食事後の2件目では50度の酒をラッパ飲み。

羊鍋。味はあっさりで美味しい。肉は全然臭く無い。

リブの焼物。新僵料理の味付けに近い。これも美味しい。

52度の白酒。芽台酒の会社の商品らしい。
グラスの1/5くらいで勘弁してもらい、なんとかお茶を流し込みながら飲んだ。
お酒を飲まない私にとってはこれは飲み物ではない...
PAUL HARNDENのジャケットを着ていたため、
汚れるのが心配で脱いでビニール袋をもらい、その中に入れて保管。
油がついたら取れないですからね...
それからみなさん行きつけの大岭山のお店へ。
無駄に豪華だがレベルは低い...
そこで歌っていたジャマイカ人が部屋に挨拶にきたので、
無理矢理参加させ酒を飲ませる。
もちろん私ものまされ、撃沈。
1人で自宅まで帰れなくなったため、
そのお店が入っているホテル、帝京国際酒店に部屋を取って泊まる。
★5ホテルだったが、お酒を飲まされたら雰囲気も楽しめない。
3時に部屋に入り、10時に起きて朝のバイキングも終わってしまい、
6時間ほど寝ただけでチェックアウト。
余总、叶总、いつもありがとうございます。
昨日付けで东莞市海翔家具有限公司、东莞市海鳴家具有限公司、
东莞市普陀家具有限公司の統括デザイナーに就任。
これから頑張ります。
新商品の打合せ。
それから海翔に移動し、年末の仕入先との懇親会に私も呼ばれ参加。
午後はちょっと暇になったので、海翔の余总の息子の余炜を呼び出し足マッサージへ。
そして夜はみんなで羊鍋へ。
一年の半分しか店を開けない人気店だそうです。
羊は自然の牧草しか食べさせないため肉質が良いらしい。
半信半疑で食べてみたが、これが結構いける。

店はこの通り大繁盛。手前は海翔の運転手。
年上だと思っていたが、3つくらい年下の30前半でびっくり。
老けすぎでしょう。しかも酒豪。食事後の2件目では50度の酒をラッパ飲み。

羊鍋。味はあっさりで美味しい。肉は全然臭く無い。

リブの焼物。新僵料理の味付けに近い。これも美味しい。

52度の白酒。芽台酒の会社の商品らしい。
グラスの1/5くらいで勘弁してもらい、なんとかお茶を流し込みながら飲んだ。
お酒を飲まない私にとってはこれは飲み物ではない...
PAUL HARNDENのジャケットを着ていたため、
汚れるのが心配で脱いでビニール袋をもらい、その中に入れて保管。
油がついたら取れないですからね...
それからみなさん行きつけの大岭山のお店へ。
無駄に豪華だがレベルは低い...
そこで歌っていたジャマイカ人が部屋に挨拶にきたので、
無理矢理参加させ酒を飲ませる。
もちろん私ものまされ、撃沈。
1人で自宅まで帰れなくなったため、
そのお店が入っているホテル、帝京国際酒店に部屋を取って泊まる。
★5ホテルだったが、お酒を飲まされたら雰囲気も楽しめない。
3時に部屋に入り、10時に起きて朝のバイキングも終わってしまい、
6時間ほど寝ただけでチェックアウト。
余总、叶总、いつもありがとうございます。
昨日付けで东莞市海翔家具有限公司、东莞市海鳴家具有限公司、
东莞市普陀家具有限公司の統括デザイナーに就任。
これから頑張ります。
現代の超資本主義。
アメリカ式超資本主義は一番の最善策だった、すくなくとも数年前までは。
この施策は少なくとも成長する市場がなければ機能しない。
それがジリ貧になりつつある今、さまざまなひずみがうまれつつある。
金融政策とリンクした株価至上主義。
できるだけ秒速、最短で企業の価値をあげようとし、そこからひずみが生まれる。
エンロンなんかの破錠はその良い例である。
ステロイドを打ち続けるアスリートに近いものがある。
あと15年もすれば金融という業種は抜本的な改革に迫られるであろう。
そしてアメリカの力も総体的に減少する。
そして国家はローカル化を最善の策と考えるようになるが、
肥大化したグローバル企業がそれに対抗するという構図になるのではないか。
結局のところ、数字の動きで勝敗がきまる業種は実業ではないということ。
思うのは、万能だと思われていた薬が人間の強欲さには勝てなかったということだろう。
現状のまま事態が進めば、資本主義の強者が国家を支配しかねない。
現状先進国には財務体質の良い国家なんてないし、
企業自体が国家に投資しさながら支配下に置くなんていう例もありえる。
そうなれば銀行の金貸しより儲かる。
先進国の人間は幸せを感じず、ブータンの国民はおおむね幸せを感じている。
価値観の変容は人間の本来あるべき生を根本から揺るがしている。
この施策は少なくとも成長する市場がなければ機能しない。
それがジリ貧になりつつある今、さまざまなひずみがうまれつつある。
金融政策とリンクした株価至上主義。
できるだけ秒速、最短で企業の価値をあげようとし、そこからひずみが生まれる。
エンロンなんかの破錠はその良い例である。
ステロイドを打ち続けるアスリートに近いものがある。
あと15年もすれば金融という業種は抜本的な改革に迫られるであろう。
そしてアメリカの力も総体的に減少する。
そして国家はローカル化を最善の策と考えるようになるが、
肥大化したグローバル企業がそれに対抗するという構図になるのではないか。
結局のところ、数字の動きで勝敗がきまる業種は実業ではないということ。
思うのは、万能だと思われていた薬が人間の強欲さには勝てなかったということだろう。
現状のまま事態が進めば、資本主義の強者が国家を支配しかねない。
現状先進国には財務体質の良い国家なんてないし、
企業自体が国家に投資しさながら支配下に置くなんていう例もありえる。
そうなれば銀行の金貸しより儲かる。
先進国の人間は幸せを感じず、ブータンの国民はおおむね幸せを感じている。
価値観の変容は人間の本来あるべき生を根本から揺るがしている。
日本の飲食業。
時間に余裕があるので、またブログを更新。
ここ最近は日本の飲食産業にとても興味を持っている。
参入するとかそういった事ではない。
単純に移り変わりの激しい面白い業界だなという考察的見地からである。
この業界は本当にアイデアと創造性の宝庫である、
しかしブラック企業の烙印を押されやすい業界でもある。
市場規模の上昇が見込めないわけであるからして、
新興企業が売上を上げれば、その分割りを食う企業がでるわけである。
この業界の変容が始まったのは、飲食産業の市場規模の下降が原因であることは
間違いない。ブラック的要因を誘発している原因は厳しい競争と、
市場の供給過多で消費者の厳しい選別にさらされているため、
利益を落とさざるをえない傾向にあり、またその他の経費削減効果も限界値に
近づいているため、利益を維持するために必然的に労働時間を超過せねばらないない
現象が起こっている。経営者が従業員の主体性の低さをあげたりするが、
従業員の権利もまたあり、法律で定められた雇用規則もある。
時間あたりの利益の現象は労働時間の長時間化に直結する。
現代の飲食業はこのバランスが崩れつつあるということだろう。
さらに店舗型の業種であるということ、飲食業はその都度
オーダーをうけたり、食器の洗浄、後片付け等単純に商品を販売して終わりという
形態とは全く異なる特殊性を持っていることがあげられる。
ゆえに一旦流行ってしまえば、その利益はかなり高いものとなるが、
開店時間と席数という縛りがあるため、一定以上の利益を超えることはない。
そのため企業としては他店舗展開が必須となる。
また店舗という現場での商行為で完結されることと、基本が対人サービスであるため
人間関係が構築されやすく、そこでの問題も起こりやすくもある。
現場力が有用な業態なので、中高価格帯の業態においては
人的資源の確保もまた最重要である。
料理の業態で言うとほぼすべて出尽くしているため、そこから+αのアイデアが
今では必要になっている。それは価格の優位性なのかサービスの優位性なのか、
味の優位性なのか、立地の優位性なのか、などなど。
その中で消費者に選別されることになる。
価格の優位性であれば、資本主義経済のセオリーに乗っ取って考えると、
スケールメリットということになる。味の優位性は高級店と比例するが、
個人店にも多く見受けられる。サービスの優位性は高級店にほぼ限られるだろう。
立地の優位性は駅の近くや人間の往来の多い地域となる。
食というものにはトレンドがあり、最近は商品の解釈を狭義に絞って
品質を高める傾向にある。例えば食材で見れば「比内地鶏」などの特産品を打ち出したり、
メニューで見れば、メニュー数を絞って、1品1品のクオリティをあげるなど。
しかし飲食業の難しいところは規模と品質が比例しないことである。
飲食業は「完成品」を仕入れることはできない。
「食材を調理した料理」を出すわけであるからして、複数の店舗を展開するほど
品質のブレがでる確立が高くなる。よってそういった部分の管理は最重要である。
ただ「食材を調理した料理」は個性が著しく反映される点は、アイデアと創造性1つで
資本がなくとも、十分にビジネスができる点はメリットであるといえる。
品質の安定という点に関してはセントラルキッチンの設置などにより解決できるが、
そこでは本当に美味しい味はつくれないという矛盾も存在する。
本物の味は素材と手間ひまのかかった仕事であり、効率化のみを目指した
オートメーションでは普遍的な味以上のものはつくれない。
またこれだけの飲食店が点在する状況ができあがり、以前にはなかった「低価格、高品質」
な商品も増えている。こういう状況下では、同じ業態で長期間継続することが
難しくなっている。ラーメンという業種では以前の有名店があっさり潰れたりといった
現象が顕著に見て取れる。
あと料理という商品は視覚に訴える要素が強いため、広告的な営業効果も大きいだろう。
しかし過剰になってしまうと逆効果になりかねない。
形態は異なるがNOVA的な手法は最終的には破滅する。
色々と書いてみたが、結局のところは単純でそれぞれ個人の価値観で
他と比べて何かが秀でていれば客が集まるお店になるんだろうと思う。
今の飲食業の経営者にはその先が見えるか見えないかの感覚の勝負になるんだろう。
それをビジネスとして構築し、レールの上に乗せられる人が勝者になるだろう。
飲食業においては価値と規模は反比例する。規模を拡大する際、それをどう
補うかがポイントとなってくるだろう。
あと自身が料理人でない経営者のお店はそうしても、規模と売上を重視するあまり
短期的な着地点で終わってしまう傾向にある。
企業=商売なのだから、とても重要なことなのであるが、
飲食店は単なる商品以上の価値を時として持ち得ることができるという点で
付加価値性の高い企業である事に気づく経営者は以外と少ない。
単純に数字だけを追うと、失う物は大きくなる。その価値はお金を落とす客によって
つくられていくわけであるから、企業の思惑と客の思いのギャップが大きいほど、
破錠は早まることとなる。
かくいう私はどういう食生活をしているかと言うと、
日本にいる際は基本は自宅で野菜中心の生活である。30までは外食も多かったが、
健康に関して色々とと知識を身につけるうちに、こうなった。
また外食の場合は、すでに食事をする方も決まって来ているせいか、
千葉県民なのに、場所はなぜか赤羽で、数件にしか行かない。
まずは◯◯。ここは制約が多いお店だが、信じられないくらいの価格と味である。
電話もない、予約もできない、店内にエアコンも無い。ルールに従う。
3年前にT社長に教えていただいてい依頼、お供しているお店である。
次は焼鳥のけむり。◯◯で隣にいた人と仲良くなり、その方がけむりの
社長さんということで、たまに顔を出している。石垣島生まれの店長小濱さんと
スキンヘッドの荒井さんの顔を見に行くためでもあるかな。
もう1つは赤バル。手軽にピザを食べるならここ。それくらいかな...
チェーン店にはあまり行かないし、ここ数年は制約はあるが、それを補う
優位性のあるお店にいく傾向があるかも。
全品280円などのチェーン居酒屋が流行っているが、こういったたぐいのは
まずくて食べれない。これだったら自宅で自分でつくったほうがマシ。
最近は低価格を重要視するあまり、本来あるべきそのものの料理をもはや
逸脱しているレベルのものも見受けられる。こいうったことを平気でやる企業は
長期的に生き残ることはできないだろう。
こうやってまあ紹介してみると少ないが、業界が混沌としている反面、
歳を取って健康を考慮すると、それ自体が刹那的に見えてしまうこともある。
去年も伸びた新興飲食企業はいくつかあったが、彼らが3,4年後に成長を継続
できているかは私の興味深い関心事の1つである。
ここ最近は日本の飲食産業にとても興味を持っている。
参入するとかそういった事ではない。
単純に移り変わりの激しい面白い業界だなという考察的見地からである。
この業界は本当にアイデアと創造性の宝庫である、
しかしブラック企業の烙印を押されやすい業界でもある。
市場規模の上昇が見込めないわけであるからして、
新興企業が売上を上げれば、その分割りを食う企業がでるわけである。
この業界の変容が始まったのは、飲食産業の市場規模の下降が原因であることは
間違いない。ブラック的要因を誘発している原因は厳しい競争と、
市場の供給過多で消費者の厳しい選別にさらされているため、
利益を落とさざるをえない傾向にあり、またその他の経費削減効果も限界値に
近づいているため、利益を維持するために必然的に労働時間を超過せねばらないない
現象が起こっている。経営者が従業員の主体性の低さをあげたりするが、
従業員の権利もまたあり、法律で定められた雇用規則もある。
時間あたりの利益の現象は労働時間の長時間化に直結する。
現代の飲食業はこのバランスが崩れつつあるということだろう。
さらに店舗型の業種であるということ、飲食業はその都度
オーダーをうけたり、食器の洗浄、後片付け等単純に商品を販売して終わりという
形態とは全く異なる特殊性を持っていることがあげられる。
ゆえに一旦流行ってしまえば、その利益はかなり高いものとなるが、
開店時間と席数という縛りがあるため、一定以上の利益を超えることはない。
そのため企業としては他店舗展開が必須となる。
また店舗という現場での商行為で完結されることと、基本が対人サービスであるため
人間関係が構築されやすく、そこでの問題も起こりやすくもある。
現場力が有用な業態なので、中高価格帯の業態においては
人的資源の確保もまた最重要である。
料理の業態で言うとほぼすべて出尽くしているため、そこから+αのアイデアが
今では必要になっている。それは価格の優位性なのかサービスの優位性なのか、
味の優位性なのか、立地の優位性なのか、などなど。
その中で消費者に選別されることになる。
価格の優位性であれば、資本主義経済のセオリーに乗っ取って考えると、
スケールメリットということになる。味の優位性は高級店と比例するが、
個人店にも多く見受けられる。サービスの優位性は高級店にほぼ限られるだろう。
立地の優位性は駅の近くや人間の往来の多い地域となる。
食というものにはトレンドがあり、最近は商品の解釈を狭義に絞って
品質を高める傾向にある。例えば食材で見れば「比内地鶏」などの特産品を打ち出したり、
メニューで見れば、メニュー数を絞って、1品1品のクオリティをあげるなど。
しかし飲食業の難しいところは規模と品質が比例しないことである。
飲食業は「完成品」を仕入れることはできない。
「食材を調理した料理」を出すわけであるからして、複数の店舗を展開するほど
品質のブレがでる確立が高くなる。よってそういった部分の管理は最重要である。
ただ「食材を調理した料理」は個性が著しく反映される点は、アイデアと創造性1つで
資本がなくとも、十分にビジネスができる点はメリットであるといえる。
品質の安定という点に関してはセントラルキッチンの設置などにより解決できるが、
そこでは本当に美味しい味はつくれないという矛盾も存在する。
本物の味は素材と手間ひまのかかった仕事であり、効率化のみを目指した
オートメーションでは普遍的な味以上のものはつくれない。
またこれだけの飲食店が点在する状況ができあがり、以前にはなかった「低価格、高品質」
な商品も増えている。こういう状況下では、同じ業態で長期間継続することが
難しくなっている。ラーメンという業種では以前の有名店があっさり潰れたりといった
現象が顕著に見て取れる。
あと料理という商品は視覚に訴える要素が強いため、広告的な営業効果も大きいだろう。
しかし過剰になってしまうと逆効果になりかねない。
形態は異なるがNOVA的な手法は最終的には破滅する。
色々と書いてみたが、結局のところは単純でそれぞれ個人の価値観で
他と比べて何かが秀でていれば客が集まるお店になるんだろうと思う。
今の飲食業の経営者にはその先が見えるか見えないかの感覚の勝負になるんだろう。
それをビジネスとして構築し、レールの上に乗せられる人が勝者になるだろう。
飲食業においては価値と規模は反比例する。規模を拡大する際、それをどう
補うかがポイントとなってくるだろう。
あと自身が料理人でない経営者のお店はそうしても、規模と売上を重視するあまり
短期的な着地点で終わってしまう傾向にある。
企業=商売なのだから、とても重要なことなのであるが、
飲食店は単なる商品以上の価値を時として持ち得ることができるという点で
付加価値性の高い企業である事に気づく経営者は以外と少ない。
単純に数字だけを追うと、失う物は大きくなる。その価値はお金を落とす客によって
つくられていくわけであるから、企業の思惑と客の思いのギャップが大きいほど、
破錠は早まることとなる。
かくいう私はどういう食生活をしているかと言うと、
日本にいる際は基本は自宅で野菜中心の生活である。30までは外食も多かったが、
健康に関して色々とと知識を身につけるうちに、こうなった。
また外食の場合は、すでに食事をする方も決まって来ているせいか、
千葉県民なのに、場所はなぜか赤羽で、数件にしか行かない。
まずは◯◯。ここは制約が多いお店だが、信じられないくらいの価格と味である。
電話もない、予約もできない、店内にエアコンも無い。ルールに従う。
3年前にT社長に教えていただいてい依頼、お供しているお店である。
次は焼鳥のけむり。◯◯で隣にいた人と仲良くなり、その方がけむりの
社長さんということで、たまに顔を出している。石垣島生まれの店長小濱さんと
スキンヘッドの荒井さんの顔を見に行くためでもあるかな。
もう1つは赤バル。手軽にピザを食べるならここ。それくらいかな...
チェーン店にはあまり行かないし、ここ数年は制約はあるが、それを補う
優位性のあるお店にいく傾向があるかも。
全品280円などのチェーン居酒屋が流行っているが、こういったたぐいのは
まずくて食べれない。これだったら自宅で自分でつくったほうがマシ。
最近は低価格を重要視するあまり、本来あるべきそのものの料理をもはや
逸脱しているレベルのものも見受けられる。こいうったことを平気でやる企業は
長期的に生き残ることはできないだろう。
こうやってまあ紹介してみると少ないが、業界が混沌としている反面、
歳を取って健康を考慮すると、それ自体が刹那的に見えてしまうこともある。
去年も伸びた新興飲食企業はいくつかあったが、彼らが3,4年後に成長を継続
できているかは私の興味深い関心事の1つである。










