『弥生時代』
イントロ
(年代設定には諸説あります)
<目次>
日本列島に本格的な農耕文化が根付いた時代を「弥生時代」と言います。縄文時代に主流だった狩猟や木の実採集から、稲作を始めとする農耕へと食料調達法が変化したことで、集落単位での大規模な共同生活が定着しました。しかし、穀物が食べ物の主体となり、備蓄が可能になったことにより、集落内外での格差が発生。集落同士の争いも勃発するようになるのです。弥生時代後期には戦乱の時代へと突入し、「邪馬台国」において女王「卑弥呼」が登場。やがて日本は、統一国家へと至る道を歩み始めました。
弥生時代と言えば「稲作・土器・金属(鉄)」が三大要素です。
しかし、近年「そうではないのではないのか?」という説が有力になってきました。
科学分析が進化し、弥生時代になってこれら三大要素が出揃ったというわけではないということが定説になりつつあります。
そして「弥生時代」というものの定義と時期が変わろうとしています。
(担当H)
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