狼狽売り再燃
マニアックな読者の皆様、お早うございます。米国市場とのカップリング相場から抜け出せない日本市場下落は予想していたが、ボラタイル過ぎる…それ程明確な方向性がないという事である。今日は先物主導もあるが、信用の狼狽売りが加速…学習能力がない。然し、ファーストリテイリングとソフトバンクの下げで100円は下落しているので、冷静に押し目買いをすれば対処できる。時間がないので推奨銘柄を案内したい。目先は中国関連で下げのきつい船舶関連の郵船(9101)と商社の三井物産(8031)どちらも信用倍率が高く、買いから入る投資家が多いので寄り付きは高いがデイトレード対象になり易く引けで売られて上値が重い。また、コマツなどと同様に直近では中国の相場にも関連するので非常にきつい下げが続いているが、騰落レシオやサイコロから売られ過ぎているのは明白で反転する可能性が高い。更にこの2企業は当然ではあるものの日経ダウ組み入れ銘柄なので、安い所では大口の買いが入るのでこれ以上の大きな下落は考えにくい。加えてTPP関連の代表的な銘柄なので、近い将来に見直されて中長期では上昇トレンドに移行する公算が高い。少し、気になるのがグリーとDeNAの株価だが、明らかに売られ過ぎである。俄か投資家の財務諸表を無視した信用取引での輪転売買が多いので無意味に下げているが、行き過ぎた下落の場合には、証券会社の自己売買部門が買いを大量に入れて来るので、今日明日に仕込むのがいいだろう。※但し、上記の分析は飽く迄も僕の個人的な見解の範疇であり、最終的な投資スタンスは自己の判断に委ねられますので御注意下さい。引け後追記(雑感)本日は、上下幅が600円程…先物夜間取引では、ヘッジファンドと国内証券のコールオプション攻防で13000円まで付けている。先物だけ見れば1日で900円動いている。正にUnbelievableである。下落で狼狽売りを誘い、今日は踏み上げで空売りを撃沈…素人が上手く売買できる相場ではない。無論、日銀黒田総裁のベースマネーを270兆に倍増するといった、飛んでもない悪魔の禁じ手発言によって市場はポジティブに反応した。それにしても、黒田日銀総裁は市場が反応してくれるなら何でも軽々しく発言する悪癖が有り、目立つのが好きな様で信用できない。これでは、輪転機で札を刷りまくるというバーナンキが言うところのヘリコプターマネー政策。僕から言わせれば、とち狂っている様にしか思えない。当然ながら円安に歯止めが掛からなくなり必需品目の値上げが加速して、コストプッシュと相まって、不況下のインフレに繋がる。正直に言って、日銀の暴走であり国家破綻を導く御法度の行為である。資産バブルを誘発する短絡的な金融政策であり、一時的には景気の高揚が垣間見られるだろうが、加速度的な円安でバブルはあっという間に弾けるであろう。さて、12750円と13000円のコールオプションを国内証券から大量に買っている投機筋は高速・高頻度取引(HFT)で、先物を吊り上げて利益を肥大化させる。何故、13000円近くで跳ね返されるのか?当然である…国内証券はヘッジファンドに負け続けているので、13000円ではコールヘッジを行う様な失態は免れたいので、売り浴びせで攻防している訳だ。詰まり、企業の業績がいいか悪いかなど関係なく先物でのトレードウォーが勃発しているだけである。ひょっとしたら、13000円を抜けるのではないかと言った楽観的で素人的な見解が多いが、現物で13000円を抜けるのは裁定取引における現物の買いと同時に同じ売買代金の先物の売りが入るので、そう簡単には届かない。ただ、万が一13000円を超えたなら、間違いなく天井なので、先物の売りや割高の株を空売りすれば莫大な利益を齎す絶好の機会になる。何度も言うが、実体経済は絶対に上向かない中での投機筋のお遊び(マネーゲーム)は、13000円を最終目的として達成したと同時に終焉を迎える。当然、推奨銘柄であるスズキ、IHI,郵船や三井物産、ニコンも反転して上値を追ってくるが、日経平均が13000円に達したなら、迷わずに利確しよう。また、GreeやDeNAは、日経ダウ銘柄でないので換金売りをされやすく、目下では意味不明の水準まで下落しているが、相場が落ち着いてきたら必ず見直しの買いが入るので、慌てずに安値で拾っていく事をお勧めする。兎に角、理由なき雰囲気だけのアトモスフィアーブルマーケットはあっという間に収束するので、乗り遅れまいという感情に駆られて高値で買う様な真似はしてはいけない。明日寄り付きで高ければ、少なくても買持ちの半分は手仕舞うのが正解である。 naniwa335