マニアックな読者の皆様、こんにちは…

投機バブル…根拠無き上昇はいいが、今から投資セミナーで唆されて投資信託を買うほど愚かな行為はない。
口座を今から開設?この30年間の相場をウオッチしてきたが、学習能力がなく何度となく同じ轍を踏む怖さ知らずの個人投資家。
業界やマスコミが煽りに煽って、漸く高値が近づいた時に日本株式投信を組成…仮に上がってもマッチポンプである。
500億の日本株関連投信が一気に50本組成されれば2.5兆円が市場に流入するからそれだけで日経ダウは300円は上昇するだろう。
然しながら、組成されて上がる度に投機筋はそこを狙って徐々に売り抜け、ピークアウトを狙って先物主導で同時に売り浴びせる。どうして、そんなに単純な構造が理解できないのか不思議でならない。

一昨日と教に分けて、顧客には推奨株も含めて殆どの株を売り抜けて貰った…トヨタやIHIなど大きく高騰して天井に近い段階では配当などどうでもいい訳だ。
売買益が配当の10倍くらい大きい。
エーザイなどは配当狙いで上昇しているが、毎年の様に配当落ち後は6月までに大幅下落する。

何度も言うが、昨年末から40%も根拠無き上昇をしてピークに近い段階で日本株投信を購入するのは証券会社の手数料を増加させるだけで、購入者の大半は利益を享受する事無く徐々に資産が目減りするのは歴然としている。正に金を溝に捨てるようなものである。

何故、この様な幼稚なトリックに引っ掛かるのか?やはり、金融や経済知識に疎い身の程知らずといったところか?
また、銀行や証券会社を未だに信用しているという人のいい国民性に寄るものなのか?
どちらにしても、島国のせいなのかリスク管理が皆無に等しい世間知らずの近欲が齎す悲劇が近い将来に待ち受けている事だけは確かである。

仮に間違えてトヨタが上昇しても5500円が限界…逆に今が天井なら4000円など簡単に割ってくる。
そんな時に、今更トヨタを組み入れる様な投資信託を購入するなど常軌を逸している。

この様なケースでは、先般案内した過小評価の堀場製作所やスズキ等、上値余地が大きい銘柄を中長期で買い増して行くのが賢い投資行動である。

兎に角、どの様な運用をしているか分からない投信こそ本来は素人が手を出してはいけないのに「プロが運用するから、分析や予想がしっかりしている筈だ。」などの妙な盲信が、自滅への始まりである。

昔、ITバブル絶頂期に組成された野村日本株式戦略ファンド(辛うじて現存はしているが…)というのがあったが、ピークに近い状況で鳴り物入りで数千億単位で販売された巨大投信。
然しながら、予想通りバブル崩壊で一瞬にして半値8掛け以下…これじゃ、プロが運用する意味はない。
当然、顧客のクレームは凄まじかったが、ファンドマネージャーを左遷した事で責任は果たしたとの事…意味不明である。

現在に至っても60%しか戻っていない詐欺ファンド…この名前を思い出したくもない高齢者が全国に何万人もいるのは容易に推察出来る。

アルゼンチン債はデフォルトするし、野村に全財産を奪われた投資家は御愁傷様としか言いようがない。
詐欺師の典型であるAIJ浅川などは、本質はやくざだが見た目や言葉遣いは野村の中ではましな方である。
野村カラーはどちらかと言えば稚拙で品格のないチンピラ集団と言っていい。

「そうだ、野村に聞いてみよう。」というCMや広告が流れたが、「そうさ、野村に聞いたら破産する。」というフレーズが業界内でも流行ったことを覚えている。

野村に関しての不正や過去の功罪を記述しだしたら数万字は必要なので、この辺りで終えたい。
まぁ~、インサイダーに大型顧客への利益供与、損失補填の額が半端でない事は確かである。

さて、本日は以前にも推奨銘柄に抜粋させて貰ったオムロン
日経ダウには無縁の大証銘柄だが、任天堂と共に大証銘柄の雄と言っていい。
消費税導入が確実になれば、システムの受注が例年の倍以上に膨らむ。
消費税増税で利益を享受する銘柄の代表であるオムロンが2400円前後というのは余りにも見逃すには惜しい銘柄。
暫くは2500円前後を推移するであろうが、消費税増税が議題に上る参院選以降は3000円を軽く抜いてくるのは確実である。

    10年チャート オムロン(6645)
チャート
チャートから見ても2500円が当面の上値抵抗線であるが、ここを抜けると3000円まで届くのに大商いを伴う様なエネルギーは要らない。詰まり、2500円までは重たいが、抵抗線を抜けると出来高を伴わずに軽く3000円まで到達するチャートである。
また、テクニカル的に信用倍率が1倍前後というのも絶好の買い場と言える。
ソニーやニコンは確かに上昇しているが、信用倍率が余りにも高いのでこれ以上の上値は間違いなく抑えられて、ピークアウトして下落し始めると止まらないリスクが高まっている。

日経ダウ銘柄を物色しても、最早遅すぎるし、マザーズやジャスダックも完全に過熱気味の段階では出遅れた中規模の大証銘柄に目を移すべきである。

無論、最終的投資スタンスは自己責任ですが、予想的中率70%で運用している僕の実績や経験則から推奨株の推移は当たらずとも遠からずの範疇で、参考程度にはなるかと自負しております。naniwa335