マニアックな読者の皆様、、こんばんは…
本日、二回目の投稿なので推奨銘柄や相場雑感に付いては前記事をご参照下さい。

大丈夫か、日本銀行?

黒田総裁は財政ファイナンスではないと言い切ったが、紛れもない財政ファイナンス…いい訳が苦しい。
40年国債を抱えて、インフレになった時にどうやってインフレを抑えるのか?出口戦略なしの超短絡的な発想。
経済音痴の甘利大臣や経団連の米倉会長は、あほ面丸出しで歓迎の意向を現したが間違いなく誤った政策である。

黒田新総裁はある意味竹中平蔵にも似た詭弁に塗れたペテン師の資質を持っている様だ。
市場を驚かすことによって、経済界から歓迎されていい気になっているが、その付けは国民が背負う事になる。
あれだけの無責任な大風呂敷が敷けるのは仮に失政に終わっても、「責任を取ります。」と言って辞めたら済むという微温湯的な官僚体質が後ろ盾にあるからで、民間企業なら通用しない。

さて、マネタリーベースは信用乗数を伴うマネーサプライと違い、ベースマネーを増やすという事は造幣局の輪転機で札を刷り、硬貨を造るという事である。
白川元日銀総裁や全うな経済学者から見ればやけくその政策としか言いようがないであろう。


無論、札を刷っただけでは市中に金は流れないが、国債を事実上買い入れる事で民間に金を直接供給しインフレに導けると言う魂胆であるが、この様な戦略なき国債買い入れは公共投資にしか使わない自民党のばら撒き政策に拍車をかけて財政赤字は雪だるま式に膨らむ。

一体、日銀は何を考えているのか?
答えは簡単である…1000兆を超える債務を削減するのは現実的に不可能であり、なんとかハイパーインフレに導いて最終的に借金を帳消しにしたい目論見がある。
どうせ、進むも地獄退くも地獄で死を待つのみの国家なら、早く創造的破壊を齎してゼロからリスタートした方がいいという思惑であろう。

兎に角、この様な博打打的な金融政策と際限なき借金財政で経済が復活するなら、欧米を初めとする先進国が真っ先に施行した筈で、昨今の様な財政緊縮に苦労する訳がないだろう。

際限なき赤字国債発行とそれを買い支えるベースマネーの闇雲な増加は麻薬患者がシャブ漬けになるのと全く同じ構図で、依存性が強く途中で止められなくなり、最後には廃人ならぬ廃国になるのは火を見るよりも明らかである。

個人的には相場が活気づいてくれればそれは幸いであるが、そんな事より国家存続の危機である現状で「どうせ、駄目元だ。」と言わんばかりの自民党経済政策と日銀金融政策に恐怖を禁じ得ないというのが本心である。                                                                                      naniwa335