秋を求めて 生石ヶ峰 へ
今年の紅葉はなかなか進んでいない。前回の北ア 槍 の時もそれほどの紅葉には出会えなかった。今回、紅葉のお山選択が難しかったので、ススキのお山を選定して秋を感じに行ってきた。ススキといえば曽爾高原や岩湧山だが、過去既に行っているので、今回は和歌山の生石高原(おいしこうげん)へ。ついでにサクッと登れる生石ヶ峰(関西百名山・近畿百名山:870m)に登ってきた。朝7時に自宅を出発し、恒例のワインディングロードを詰めて、10時前に生石高原Pに到着。P1が満車だったのでP2に駐車。すでにススキが出迎えてくれる。山の家でトイレを借りてスタート。岩の上に祠があり、右手に映えスポットの火上岩がある。祠の岩場からはあたり一面のススキ原が望めて秋を感じることができた。ススキの中を進むと10分ほどで生石ヶ峰山頂に着く。ここには一等三角点があり、360°の眺望がある。西側は紀伊水道が望め、東側は紀伊山地の眺望が広がる。さらに10分ほど下っていくと生石神社(これは しょうせき と読むらしい)に着く。大きな岩がご神体の立派な神社だ。帰りは生石ヶ峰を巻いて、途中の岩場でおにぎりを食べたのち、サクッと下山。生石高原のススキは広範囲に渡っており、ススキの中を縫うように歩けるので、曽爾や岩湧のそれより秋を身近に感じられて良かった。帰りは紀三井寺を参拝して、ポルトヨーロッパの黒潮市場でお寿司と和歌山ラーメンを食べて帰路についた。