連休はいろいろ忙しくて、15・16日しか空きがなく、考えた末に最近ご無沙汰の八ヶ岳方面を選定。

北か南か迷ったが、最南端から攻めることにして編笠山(2524m)に決定し、せっかくなので後泊のホテルを予約。

初盆を終えた14日の22時に自宅を出発。

2時過ぎに観音平Pに到着。

駐車台数が50台前後と限られているので早めに着いたがまだ半分程度。

しばし仮眠して5時過ぎに起床し、登山口で登山届を投函して出発。

しばしなだらかな樹林帯の登山道を進む。


時々陽がさすものの天候は曇り。

徐々に斜度が増すとゴロや岩も増え、1時間で雲海に、さらに1時間で押手川に着く。

押手川は山頂と青年小屋への分岐となっており、山頂方面に進む。

ここからは岩場が多くなりハシゴも1箇所出てくる。

終盤は岩場の急登となり、さすが八ヶ岳といった登山道となる。
森林限界を越えると山頂だ。 山頂は広い岩場となっていて腰掛ける場所にはことかかない。
編笠山山頂からの眺望は、お隣の赤岳、ご近所の南ア、ちょっと遠いが北ア、富士山と360°の展望があるのではるばるやってきたが、この日は真っ白け・・・。
結構な急登を登ってきたのにガッカリ💧。

待っても抜けそうにないので、おにぎりをモグっていると雨の追い打ちにあう始末。

傘をさしてやり過ごし、小雨になったタイミングで青年小屋へ向かう。

この下りも雨の岩場でスリッピーになっているから、かなり神経を使って下る。

小屋が見えてからは岩渡りゾーンとなり更に慎重に進み、ようやく到着。
この小屋は遠い飲み屋と言われており(というか赤提灯がぶら下がってる)ポン酒が豊富らしい。
ステッカーと🍺を購入して、やけ酒と食べ残しのおにぎりを食べて下山。

下山もスリッピーな岩場を慎重に下るものの、途中 雨にも降られ、夫婦で1回づつスッテンコロリン・・・情けない💧

心折れながらなんとか下山。

今回は八ヶ岳の絶景と遠い飲み屋での🍺を目的に登ったが、最大の目的は未達に終わった。

気温も曇っていたおかげでそれほど高くはなかったが、急登のおかげで行動中は汗まみれ。

ただ笹、苔、岩と八ヶ岳らしい登山道が楽しめた山行だった。

下山後は宿泊先の甲府 甲斐のホテルへ。

チェックインしてひと風呂浴びてからラウンジで甲州ワインを頂く。

晩ご飯はついてないので、迷った挙句 外に出るのもしんどかったのでコンビニ食材(というかつまみ)で済ませた。

21時からは夜泣き茶漬けが提供されるので、それを頂いてから爆睡。

朝食はビュッフェなので、いつものとおり昼ごはんもいらないほど食べて満腹に!!

少々雨が降っていたが、せっかくなので武田神社(信玄公の躑躅ヶ崎舘跡)を参拝して帰路についた。