いつか行ってみたくて…

 

長い間、胸にしまっていた願いを

打ち明けたところ

 

毎月恒例の女子会メンバーが

女子旅を企画してくれて

 

2025年

夏の終わりが近づいてきた頃に

やっと実現することができました ^^

 

木のぬくもりに癒されながら

薬膳メニューをいただける

ずっとずっと憧れていたお店が、こちら。

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

素敵な建物ーーーーー!!✨

 

入り口から

もう興奮が止まりません笑

 

群馬県の豊かな山々に囲まれた

四万温泉街にある、こちらのお店。

 

日本最古の木造湯宿建築として知られ

千と千尋の神隠しのモデルになったとも言われている

積善館の敷地内で

 

伝統と新しさを融合させた茶屋として

薬膳粥や薬膳ドリンクを楽しむことができます ^^

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

四万の病を治す霊泉として

古くから人々を癒してきた温泉と

 

薬食同源(やくしょくどうげん)が基本にある

健康な体づくりを促す食事、薬膳。

 

薬食同源については、こちら

 

この二つが癒す力で

からだの内側からも外側からも

満たされ温まる

 

そんなひとときを過ごしてほしいと

誕生した茶屋なのだそうです。

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

店内に入ると

薬膳茶葉や入浴剤など

おみやげに購入できる商品が

たくさん出迎えてくれて。

 

薬膳素材が綺麗に展示されているだけでなく

 

下の棚に並べられた

アルコールに漬けてある薬膳酒たちを見て

目の輝きが増していく、わたし笑

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

奥の棚には

自宅でも楽しめる薬膳粥キットなどがあって。

 

どのような商品なのか

なにを組み合わせてブレンドしているのか

夢中で見入っているわたしに

 

友人が「一旦座ろう!!」

と声をかけてくれて笑

 

こちらのお店は自由席のため

先に好きな席を自分で選ぶスタイル。

 

座席数は多くないのですが

窓側は積善館と赤い橋の景色を眺めることができる

とっても素敵な席✨

 

この日は天気も良くて

 

普段ならなるべく避けたい陽射しさえも

心地よい癒しの空間になっていました。

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

今回は3人で行ったので

真ん中にある大きな席に座ることに。

 

席を決めたら

券売機でチケットを購入し

レジの店員さんに渡すのですが

 

13:00過ぎていたため

売り切れ間近のメニューが多く

「お声かけください」のメモが…

 

何年も想い続けてきたお粥が

食べられないのは悲しい!!

 

急いでレジへ移動し

残数を確認しながら

無事に注文できたお粥がこちら。

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

美味しそーーーーーー✨

 

写真では分かりにくいかもしれませんが

メニューによってお粥の色が違います。

 

奥中央のお粥は

【赤】薬膳とまと+緑豆粥 ¥1,200(込)

 

手前左側のお粥は

【黄】薬膳かぼちゃ粥 ¥1,200(込)

 

右側のお粥は

【白金】薬膳サムゲタン粥 ¥1,700(込)

 

すべての薬膳お粥セットに

小鉢2品と薬膳茶が付きます。

 

他にも2種類あり

【緑】薬膳ほうれん草+そばの実粥 ¥1,200(込)

【黒】薬膳肉みそ黒米粥 ¥1,400(込)

 

食養生のベースとなる

漢方の五行説という考え方から生まれた

食材を緑、赤、黄、白、黒の五色に分類するという

"五色(ごしき)" の構成になっていて

 

おもしろいな~と

ひとりだけ口角が上がりっぱなし笑

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

わたしはこちらの

かぼちゃ粥をいただきました ^^

 

クコの実やナッツも入っていて

 

メニュー表によると

胃を丈夫にし、気を蓄えて体力をUP

むくみが気になる方にもおすすめ

とのこと。

 

薬膳では

からだを温め、胃腸の働きを整えて

パワーを補ってくれる食材と考えられている、かぼちゃ。

 

豊富に含まれているカリウムが

余分な塩分を外に出すのを助けてくれるので

むくみが気になる方にもぴったりなのですね✨

 

胃がほっこりするような

優しい味付けで

とっても美味しかったです♡

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

食べ終わったころには

店内も落ち着き始めていたので

 

せっかくだから…

と、2階へ行ってみることに。

 

一歩一歩

階段を上がるたびに感じる木のぬくもりが

 

普段忘れかけている

深い呼吸へと導いてくれる気がして

こころが満たされます♡

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

素敵な生薬箪笥のような棚✨

 

引き出しの中は

なにか入っていたのかな?

 

すごく気になったけれど

触るのは我慢しました笑

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

こちらはご家族でも楽しめそうな席。

 

高さのある家具がないので

圧迫感なく

お食事を楽しめますね ^^

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

こちらはソファの席。

 

景色も見れて

居心地がよすぎて

 

ついつい長居してしまいそうな空間です笑

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

座っている方がいらしたので

写真はないのですが

 

右側の角にも

テーブル席がひとつありました。

 

あたたかい光で包み込んでくれる

こちらのライトも

雰囲気に合っていて素敵✨

 

薬膳や 向新(むこうしん)

 

ディスプレイの一角に

可愛いうさぎちゃんも発見して、大満足♡

 

「来てよかったね」って

わくわく、きゅんきゅんしながら

 

わたしの大好きが詰まった場所で

最後まで楽しい時間を過ごすことができました✨

 

たくさん食べたあとは運動しよう!!

 

ということで

国の重要文化財である

日向見薬師堂へ行ったのですが

 

長くなってしまうので

また後日、改めて書きたいと思います。

 

次回、日向見薬師堂お散歩日記へつづく𓍯𓇠

 

 

《店舗情報》

薬膳や 向新(むこうしん)

〒377-0601

群馬県吾妻郡中之条町四万温泉

 

▸営業時間

11:00~15:00(L.O. 14:30) ※予約不可

▸定休日

月曜・火曜・水曜・木曜

※祝日及び連休除く

 

▿公式ホームページは画像をクリック▿

 

 

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「口内炎ができてしまって…」

 

友人の旦那様が

口内炎でビタミンC不足かもと

気にしていたとのお話を聞いて

 

内熱(ないねつ)かな…?

と思ったわたし。

 

"熱" というと

発熱を思い浮かべる方が多いかと思いますが

 

漢方では

からだの中にこもった余分な熱のことを

"内熱" と呼びます。

 

内熱にもいくつかタイプがありますが

 

疲れや睡眠不足だけでなく

脂っこいものや辛いもの、甘いものの食べすぎ

 

そしてアルコールの飲みすぎなどによって

からだの中に熱がたまりやすくなり

 

この蓄積された熱が

口の中の粘膜を刺激して

 

炎症となって

口内炎を引き起こしてしまうと

考えられているのです。

 

そのようなときは

今の時期なら


旬を迎えて、スーパーにたくさん並んでいる

柿がおすすめです✨

 

焼き柿レシピ

 

秋の味覚として知られる

わたしも大好きなフルーツ、柿。

 

粘膜の修復や免疫力維持に

欠かせない栄養素であるビタミンCは

柿1個で1日の必要量を満たせるほど豊富で

 

薬膳では

体にこもった熱を冷ましてくれると考えられていて

 

体内の熱バランスが乱れたときに起こりやすい

口内炎などのトラブルを

和らげたいときにおすすめの食材。

 

また、肺を潤して

乾燥による咳や喉の不快感を整えてくれるので

 

空気の乾燥があっという間に加速していく

涼燥(りょうそう)に入ったこの時期にぴったり ^^

 

みなさんは、皮をむくとき

当たり前のように捨ててしまうヘタを

じっくりと観察したことはありますか?

 

じつは

柿のヘタの部分は「柿蒂(してい)」という生薬のひとつ。

 

このことを知ったとき

「こんなものまで生薬になるの?!」

とヘタに失礼ながら驚いた記憶があるのですが

 

しゃっくり止めとして

柿蒂湯(していとう)という漢方薬にも調合されています。

 

さらに柿の葉には

加熱しても壊れにくい特徴を持つ

プロビタミンCが豊富で

 

熱を加えてもビタミンCがしっかり摂取できると

昔からお茶にして飲まれていて

 

余すところなく

美容や健康維持のために活用されてきた食材なのです✨

 

涼燥(りょうそう)について詳しくはこちら

 

ただし、からだにこもった熱を

クールダウンしてくれる柿は


"寒性(かんせい)" といって

からだを冷やす力が強い食材に分類されるため

 

冷えを感じやすい方や胃腸が弱い方は

注意が必要です。

 

友人の旦那様も

お腹を触ると冷たいとおっしゃっていたので

 

今回は、そのような方も安心して食べられる

焼き柿をご紹介したいと思います ^^

 

焼き柿レシピ

 

とろっとろ~~~♡

 

お皿に盛り付けているあいだも

我慢できないくらいの甘い香りに包まれて

鼻と口が忙しくなる、焼き柿✨

(わたしだけかも…笑)

 

初めてこの食べ方を教えていただいたときは

「あたたかい柿って…美味しいの?」

と半信半疑だったけれど

 

熱を加えることで甘みが増し

 

やわらかくなった果肉と

じゅわ~っと溢れる果汁が

とろけるように口の中いっぱいに広がって

 

生の柿では体験できない

こころまで癒されるデザートに大変身!!

 

しかも作り方は

トースターで焼くだけと

とってもシンプル✨

 

火を通したからといって

寒性の性質がなくなるわけではないのですが

 

加熱によってからだを冷やす力が穏やかになり

胃腸にもやさしくいただけるようになるので

 

ぜひ一度、試してみてくださいね ^^

 

 

トースターで簡単!!とろとろ焼き柿

 

 

焼き柿レシピ

 

 

材料(2人分)

 

柿(種なし) … 2個

 

事前準備

 

柿の皮を水でしっかりと洗っておく。

 

作り方

 

1. 上部1~2cmくらいをカットし、ヘタの部分を切り落とす。

 

焼き柿レシピ

 

 

2. 包丁の先を使って8等分に切り込みを入れる。

 

焼き柿レシピ

 

深めに切り込みを入れたほうが食べやすいです。

 

今回は皮と実の間に切り込みを入れ忘れてしまったのですが

こちらも入れておいたほうが

食べるときにスプーンですくいやすくなります。

 

 

3. アルミホイルを敷いた天板に柿を置き、トースターに入れて10~15分焼く。

 

焼き柿レシピ

 

大きさや熟れ具合によって加熱時間が変わるので

様子を見ながら調整してください。

 

 

4. 焼けたらお皿に移して、完成。

 

焼き柿レシピ

 

表面が乾き、果汁がにじみ出ていたら出来上がりです✨

 

 

アレンジ

 

お好みでバター、

冷えが強い方はシナモンパウダーや生姜をトッピングするのもおすすめ♡

 

 

注意

 

食べ過ぎると柿に含まれているタンニンの一種「シブオール」と胃酸が反応し

食物繊維などを巻き込んで石のような固い塊 "胃石(いせき)" ができてしまうことがあります。

 

胃の中にできた石が腸に流れて詰まると

腸閉塞になってしまい緊急手術が必要になりますので

1日1個を目安に、食べ過ぎにはご注意ください。

 

 

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久しぶりに

ゆっくりとブログを書く時間ができました。

 

7月末にブログを投稿してから

何度もパソコンを開いたけれど

 

この2か月間

タスクに追われて

 

夏にお伝えしたかった食養生についてなど

最後まで書ききれなかったブログが

いくつも残っていて…笑

 

続きはまた来年に

お伝えしたいなと思いながら

 

今回はこの2か月間の出来事を

書いてみようと思います ^^

 

薬膳茶つむぐ

 

先日、さまざまな特徴を持つ

薬膳素材をブレンドした

薬膳茶のお店をオープンしました。

 

といっても

実店舗は持たずに

 

パート勤務を続けながら

小さく始めたお店。

 

厚生労働省で食品に分類されている素材のみを使用して

 

漢方の考え方をもとに

心地よい毎日を過ごせますようにと

 

一つひとつ丁寧にブレンドした

薬膳茶をお作りしています。

 

食品に分類されている素材なので

 

薬膳茶は

医薬品ではなく、食品。

 

くすりを飲むほどではないけれど

なんとなく心やからだがすっきりしない…

 

そんな日々の養生に

そっと寄り添える存在になれたら嬉しいなと思っています。

 

薬膳茶つむぐ

 

いろいろなブレンドを考えて試飲する日々。

 

漢方には気血水(きけつすい)と呼ばれる

からだの状態を大きく6つのタイプに分類した

考え方があるのですが

 

まずは、こちらに合わせてブレンドした

6種類の薬膳茶をご用意。

 

販売する薬膳茶を決めたら

屋号を決めてロゴ作成。

 

ホームページとショップカードを

製作している間に

開業届と営業届を提出。

 

正解が分からずに

保健所に問い合わせしたりして

 

ずーっとバタバタしてました笑

 

いままでは

自分や友人のためにブレンドしていたけれど

 

これからは視野を広げて

お届けしていくので

 

薬機法の理解も深めながら

言葉を選ぶ力も身に付けていきたいな✨

 

薬膳茶つむぐ

 

薬剤師のもと

医薬品登録販売者として働き始めて4年目。

 

ずっと漢方薬という医薬品で

皆さまの健康をお支えしてきましたが

 

食養生という毎日の積み重ねで

サポートする方法もあるのではないかと

 

このような形で

新しいスタートを切る運びとなりました。

 

まだまだやることが山積みなのですが

 

今後はオンラインショップ開設や

マルシェ出店に向けて

少しずつ準備を進めていく予定です。

 

薬膳茶つむぐ

 

2024年から

漢方・薬膳のある暮らしが織りなす心地よさを

ひとりでも多くの方に知っていただけたら…

 

という想いで始めた

こちらのブログ。

 

わたしが食養生という薬膳に出会った頃は

詳しく教えてくれるブロガーさんや雑誌を見るのが

本当に楽しくて

 

このブログも

雑誌のように楽しみにしてくれて

 

ひとつでもいいから

漢方・薬膳の知恵を試してみようと

思ってくださる方がいてくれたら嬉しい

 

そんな想いを胸に

今日まで続けてきました。

 

この想いはこれからも変わらなくて

 

開業準備で2か月間お休みしてしまいましたが

また少しずつ漢方・薬膳について

ご紹介していきたいと思います ^^

 

幼いころから亀さんペースで

まわりから心配されることも多いわたしですが笑

 

自分が納得するものを

お届けしたいから

 

これからもわたしらしいペースで

ご縁をつむいでいけたら嬉しいです𓍯𓇠

 

 

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