5月下旬に続いていた雨や台風の影響か
ここ数日
私はお腹の調子が少し揺らいでいるのですが
みなさまはいかがでしょうか?
まだ気温差はあるものの
だんだんと湿度も高くなってきて
ジメジメとした肌感覚に
いよいよ梅雨の訪れを感じる今日この頃。
暦の上では
梅雨の季節に入ることを
入梅(にゅうばい)と言いますが
2024年は6/10(月)。
実際の梅雨入りとは異なり、
東京は6月下旬ごろから梅雨の本格化が予想されています。
以前、梅雨に向けての過ごし方をご紹介させていただきましたが
梅雨の時期は
胃もたれや食欲不振、吐き気、下痢などの
胃腸症状の不調が出やすくなる季節。
梅雨本番までに
しっかり胃腸の調子を整えておきたいところです。
毎日食事でケアできたらよいのですが
最近は少し
バタバタした日々を過ごしているため
きちんとお料理ができなくて…
そんなときは
忙しい中でも手軽にできる
みかんの皮を使った薬膳茶がおすすめです♡
みかんの皮?
そう思われた方もいるかもしれませんが
じつは
「陳皮(ちんぴ)」といって
生薬として
漢方薬の調合にも使われています。
陳皮とは
みかんの皮を乾燥させたもののことですが
陳は“古い”という意味で
寝かせれば寝かせるほど効果が高くなると言われています。
漢方薬だけでなく
スパイスとしても重宝されていて
身近なものだと
カレー粉や七味唐辛子の中にも含まれていますね。
他には
胃薬やお屠蘇など
さまざまなところで活躍しているので
知らず知らずのうちに口にしていた!
なんて方も多いかもしれません ^^
効能としては
胃腸の調子を整えて
からだの中の湿気を取り除いてくれるので
私は
湿度の高い時期のお腹の張りや胃もたれ
食欲不振などの症状を感じたときに飲んでいます。
湿気が強いことを
漢方の専門用語で「湿邪(しつじゃ)」といいますが
湿は胃腸にダメージを与えやすいと考えられていて
海に囲まれている日本は湿気が多く
からだの中にも湿がたまって
胃腸の不調を起こしやすくなる方が多いのです。
自分のからだが
湿邪の影響を受けているかどうかは
鏡で舌を見てみましょう!
舌の表面に
苔(こけ)がべったりと分厚く付いていることが
ひとつの目安。
これから梅雨に入ると
どんどん湿度が上がっていきます。
心地よく梅雨を乗り切るためにも
もうひと踏ん張り!!
しっかりと
胃腸の調子を整えておきましょう ^^
陳皮は
手づくりすることもできますが
ネット通販や漢方薬局でも購入することが可能なので
ぜひ試してみてくださいね✨
陳皮茶(チンピチャ)のつくり方
□材料、用意するもの
陳皮…小さじ1
熱湯…300ml
急須
□作り方
1. 急須に小さじ1杯の陳皮を入れる。
2. 熱湯300mlを注ぎ、5分ほど蒸らして、完成。
□飲み方
・出がらしの陳皮は、そのまま召し上がれます♪
・甘さが欲しい場合は、はちみつを加えると美味しいです。
※乳幼児はご注意ください。
急須をお持ちでない方は
コップに陳皮を入れて熱湯を注ぎ、5分ほど蒸らすだけでもOKです!
□アレンジ
紅茶やジャスミン茶など、お好みのお茶に陳皮をプラスしても◎
香りのよいリラックスタイムをお楽しみいただけます𓈒𓍯
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