第19話 「やさしさに包まれたなら」
本格的な戦闘が始まり、主要キャラを含めた三人が一度に退場する。クライマックス本番という具合で、不満な点を差し引いても面白かった。特にセレジアの退場は思ったより早く、この時点で退場するのは予想外だった。
まだ19話ではあるが、全22話ということで実際クライマックス。つい全25話前後だと思ってしまうが、いよいよこの物語も決着が近いなとしみじみ。
マガネの協力により、承認力無しで創造物を現界させる事ができるようになった颯太。どういう状況で颯太の創作内容をマガネが知って、面白そうと感じ協力したかは不明だが、マガネが颯太の創作がアルタイルについ可愛い顔をさせると期待し面白がっているのは、どんでん返しを期待させる。
そのため、今回の話では動きがなかったが、颯太の創造物が残りの三回でどのように話を動かすのか興味がある。島崎刹那を復活させる鍵になりそうと前回視聴時は予想していたが、今回のエピソードを見る限りそれを超える展開を期待できそう。
メテオラ含め政府側の勢力が全滅する展開に保険をかけているような創作内容なのだろうか。前回ブリッツの娘が復活したこと、颯太が承認力なしで創作物を現界させられるようになった等、割と何でもありなお膳立ては済んでいる。
以下は不満
カロンがセレジアがこの世界に現界している事を知りながら、疲れたという理由でセレジアと接触をしようとしなかった点。世界を救うという大目標はまだ持っており絶望している様子には見えない。そして、セレジアの言葉に全く耳を貸そうとせず脳筋と化している。
会話多めのバトルに加え、思った通り戦闘中に挟むカロンの回想など、戦闘のテンポが悪い点。特にカロンについては、戦闘前のエピソードで掘り下げをして欲しかった。
同作品のキャラでありながら、作者に能力を強化して貰ったセレジアよりかなり強い設定というのは、何かその場のノリというものを感じる。これを前からそれくらい強いキャラだと紹介されていれば、カロンが敵対する関係に至った場合、より緊迫感と絶望感が強くなりセレジアが一緒に自爆するに足る理由として受け止めやすかった。
前回セレジア、カノヤ、アリスでの連携技にアルタイル打倒を見出しているような描写があったが、結局何に対して、何をどうしようとしていたのかがいまだによく分からない。
そして、アルタイルの能力が何でもありという状態に至る。アルタイルの能力については、これまでの作中で登場した技しか知らず、アルタイルがどのような能力を持っているか、それに対してメテオラ達はどのような対策を講じて戦いに臨んでいるのかその描写がなく、この場で突然無敵を思わせるような能力を発現されても閉口してしまう。
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/ \ 因果転変!ドヤァ
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/ \ 楽しそうだな
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