11話 軒下のモンスター
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/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ) ハイ、逮捕!
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/ ハイ、釈放!
| | ( ./ /
公式あらすじ
大怪我を負ったセレジアとメテオラ、板額を失った弥勒寺。アルタイルらと対峙するが彼女たちは満身創痍の状態だった。戦いを招いた責任を感じ塞ぎこんでい た颯太は、鹿屋に励まされ、全てを明かすことを決意する。皆が集まる場で、真実を打ち明ける颯太。そこで語られたのは、アルタイルの創造主であるシマザキ セツナとの出会いと、すでに彼女が亡くなっているという現実だった。
颯太 刹那の自殺は別の理由も?
軒下のモンスターって、まさか! 通り名はキャットウォークのモンスターこと颯太
島崎刹那を殺したと認識している颯太の理由は、思いのほか筋違いで軽いものだった。消極的にも関与しておらず、不作為といえる状況である。そのため、思い込みが強く自意識が過剰なようにも見えるる。
予想してた以上に関与の度合いが低いので、邪推ではあるが島崎刹那の自殺はネットで叩かれた事が原因ではなく、他の第三者による直接の引き金があったのかもしれない。刹那の憧れの人に理不尽で深刻な裏切りを受けていたなど、そういう展開であれば真の原因に気づいた颯太の主人公覚醒の契機になるかもしれない。
また、島崎刹那の颯太に対する意識は、今回の作中で見る限りは好きというところまではいってないと思うが、もし実際には刹那が颯太を好きだったが(性的な暴行を受けていたなどの)不可避の原因で颯太に顔を合わすような心境になれないような事情があった場合には、やはり颯太覚醒の契機にはなりそうである。だがあまりに悲しすぎる展開なので想像したくはない。
上記は全て想像に過ぎないが、颯太の関与の低さと、刹那と恋人というわけでもないし、何でも話し合っていたような距離感でもなさそうである事から、颯太は刹那の自殺を、自分の視界から見える景色のみで判断し想像してるに過ぎず、実際にはもっと根の深い別の原因があったのかもしれない。
セレジアと松原
セレジア「ねぇ、あなたの物語って凄く人気があるのね」
~中略~
松原「俺だって遊びで書いてるつもりはねえよ。お前らを書く事が俺が生きてたって証なんだ」
今回もよかったのはこの二人の関係。セレジアはこれまで、自分が登場する作品の事なんて見たくもないと言っていた。しかし、今回の松原の件で、松原が自分の作品やキャラにどういう思いと姿勢で向き合っているのかを知り、そしてそれを支持する人が大勢いるということ知ったことで心境に変化が生じた。
そして、これまでのセレジアを見て、作者である松原にも心境の変化があったようで、互いに向き合い胸襟を開くことで、初めて分かる気付きがあった。前回に引き続きこの二人の関係の深化を窺わせるいいシーンだった。
セレジアの具現化が短時間のみの発現だったことは、もしかしたら突然の設定の追加でファンには受け入れられなかったからではないかと前回予想したが、そういう事情ではなさそうである。共感の人数があの時点では少なかったのだろうか。いずれにせよあの大技がいつでも使えるように習得できていないとすれば惜しい。
その他
カノヤの声色は艶がありすぎて、颯太にお尻触られておかしなリアクションとったカノヤを見てると変な気持ちになるw
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/ || ̄ ̄|| ∧_∧ 今回も松原とセレジアのシーンだけで
|.....||__|| ( ) 見ていてよかったと思えた
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/ これで、セレジアが死んで松原号泣とかなったら
| | ( ./ / 確実に泣く自信ある
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