Re:CREATORS レクリエイターズ 10話 感想 アリスのキャラ下げは芸術の域 | ながめせしまに@無為

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これ知るを知るとなし、知らざるを知らざるとなす。これ知るなり。

第10話  動くな、死ね、甦れ!

 

 

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/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )    セレジアかっけー(惚) 
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/   松原さん株も大幅UP!
|    | ( ./     /      このシーンだけで全部水に流せた  
 

 

 

 

 

各登場人物の動向

主人公颯太

危ないから引っこんいる→政府に連絡→現場に戻る→話術サイド

・引き続きウジウジ  基本女々しい  

・話術サイドでアクションシーンの腰を折るが、作中的にはセレジア到着までの時間稼ぎに成功

 

 

アリステリア

メテオラ絶対殺すマン→弥勒寺、メテオラに有無を言わさず攻撃→颯太とメテオラの話術サイドを無効化する→セレジアと対決→アルタイルに戦いの邪魔をされセレジアに致命傷を与えると激しく動揺する→分が悪くなると尻尾を巻いて退散

・知能低いというより、脳みそ空っぽと表現するほうが適切。 話し合いには基本応じない  

・自分が信じたくない話は信じない。一度立ち止まって考える気もない

・思考停止しているので、たとえ事実でも完全無視、その上で相手を殺す

・相手に戦う意思がなくても、容赦なく殺す騎士道

・一撃で殺せる相手でも、恨みがある相手には嬲り殺しにする騎士道

・私は騎士のつもりだ!(いやいやいや・・・)

・被害者意識が強く、あらゆる事象が自分中心でまわっており独善的である

・殺したい相手が第三者を庇った結果、予期せず致命傷を与えると動揺し頭が真っ白になる

・戦いの邪魔をされ、相手に意図せず致命傷を与えると、それが最初から殺すつもりの相手だとしても動 揺し頭が真っ白になる

・都合がよければ、信条に反し嫌う相手とも共闘し利用する

・相手が嘘つきと知っていても、自分が信じたいことを聞かされると何故か信じてしまう

・セレジアに核心を突かれると発狂して絶叫する

・血を見ると頭真っ白になっちゃう

 

・弥勒寺に説教をする余裕があるほど戦い慣れている

・現代兵器のミサイルくらいなら腕一本で振り払える

・セレジアの大火力の炎攻撃も火傷さえせず、短距離走った程度のダメージ

・征服王の固有結界「王の軍勢」に類似したチート能力を持っている

 

 

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/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )    アリス、今頃めっちゃディスられてるだろうな
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/   
|    | ( ./     /
 

 

 

メテオラ

アリステリアと対決 → 話術サイドが無効化され大ダメージ、颯太をかばい死にかけ

・攻撃系の魔法は政府の制限を受ける

・話術サイドが効かないアリスは天敵、ミサイルもアリスに腕一本で弾かれ万策尽きる

 

 

弥勒寺

マガネと対決 → マガネの話術サイドに簡単に引っ掛かりハンガクを失う

 

・事前に警告を受けているにも関わらず話術サイドに簡単にのってしまう

・あまりに簡単に乗ってしまったので、さすがに何か裏がある可能性も。本人はハンガクを呪いと称してい たので、本当に不要だったのかもしれない。

・ハンガクが出せないとなると中途半端なヤンキーという印象が否めない

・白兵戦では強キャラ設定だったと思うが、体術や肉弾戦が不得意そうなマガネに翻弄される

 

・ブリッツに消されかけた仲間の危機に間一髪で間に合う主人公補正で面目躍如(しかし本来はラスボ  スキャラ)

・ブリッツの通常の銃弾は簡単に跳ね返せる

・マガネとの戦闘で大ダメージを負い、死にかけ

 

 

マガネ

弥勒寺と対決 → 目論見通り、弥勒寺からハンガクを強奪成功

・作中最高峰レベルの話術サイド

・発動条件を満たす相手の言質を取ると、嘘を現実化するというチートな特殊能力をもっている

・白兵戦の強キャラの攻撃も難なく避けてしまう身のこなし

・弥勒寺の能力(呪い)ハンガクを奪い取る

 

 

カノヤ

セレジアと共に遅れて到着するが、ギガスマキナの破壊規模の大きさに静観→痺れをきらして介入するもアルタイルがギガスマキナのコピーをだして足止めを受ける

・政府の管理下のもと制限があるので、なかなか戦闘に参加できない

・いよいよ仲間が危ない時は政府の制止を振り切って介入するなど状況判断ができる

・戦闘手段が規模が大きすぎるのでキャラをたたせるのが難しそう

 

 

アルタイル

マミカとの戦闘での負傷はない→セレジアの戦いに介入しアリスが致命傷を与えるのをサポート →

介入したカノヤのギガスマキナのコピーを生みだす

・フォロプシコーなる特殊能力で様々なものを創造できる

・御柱の様子を探っている → 戦いを継続すると弾かれるのは自分とし、撤収

・形而下での実像が綻んでいる → 他のキャラに比べて知名度が低い影響だろうか

 

 

ブリッツ

アルタイルの指示に従い後始末開始 → 弥勒寺に見つかりからまれる

・通常の銃弾はあまり威力がないらしい

・アルタイルの忠実な手駒になっている

・指示があれば弱っている女相手でも躊躇なく撃てる(本当に主人公キャラなのか)

 

 

政府

自衛隊特殊チーム投入

・メテオラらの行動を把握していない、随行員をつけないなどあり得ない無策ぶり

・「とりあえず耐えて」と、政府の対策の杜撰さの尻拭いを所望する

・近隣の被害拡大防止のためメテオラの攻撃手段を制限、カノヤの介入を制限

 

 

 

セジレアの作品の作者松原さん

『俺はな、そんなつまんねぇセリフを吐くキャラを書いた覚えはねぇんだよ!!』

『どこのどいつが描いたかわからねぇクソ落書きに殺されるとか、俺は死んでも認めねぇ!』

・ツイッターのフォロワーが多数 拡散速度がトランプ米国大統領並

・自分の作品のキャラへの愛が深い

・理屈じゃない魂の込められた雄たけび、主人公補正を持ち始めた

 

まさにこれが主人公という、いいシーンだった。松原さんかっけー。好きになった。

 

 

 

そして、ここからセレジアのターン!

 

アリスに致命傷レベルの深手を負わされたセレジアの命は風前の灯

 

 

松原の奥の手で新たな能力を獲得

このシーンは傷が回復するのではなく、キャラが新しく上書きされるかのように描かれており、印象的で格好良かった。痺れる見せ方でそれまでのアリスらによってためられたストレスも帳消しにする楽しさだった。

 

セレジアの炎を見ていると灼眼のシャナを思い出した。

 

腹にあいた傷も回復している

 

正面からの姿も格好いい

 

 

 

技名忘れたが、炎出す剣

 

 

 

向かって右は道路のアスファルトをマグマ状になるまでの高熱で恐ろしい高火力であることが分かる。

アリスは直撃するが一応ダメージは受けたみたいだが、見た目には走って疲れた程度にしかみえないw

道路の焼け具合はワンパンマンのジェノスVSサイタマを思い出す。

 

 

戦いが終わると上書き効果が切れてしまい再び命の危機に。ヤバイ・・・(焦

 

今回も絶妙のポジションで傍観に成功し上前(ハンガク)をはねていくマガネ。

 

考察要素としては

アルタイルのいう御柱の内容、セレジアの上書き補正がなぜきれたかという点

 

物語上の気になる点は

アリスの今後の動向、マガネの立ち位置、セレジアの命は無事か、颯太はいつ覚醒するのか、ハンガクを奪われた弥勒寺はどうなるのかなど。

 

感想

 

 セレジアの上書き補正が何故切れたのかは、投入時は話題が沸騰したが、作中の整合性やキャラの一貫性がぶれたために、冷静になったファンから拒否反応が出て認められなかったとかそんな理由だろうか。今回のセレジアは痺れるような格好良さだったので、ないとは思うが、このまま退場させられたら困る。アルタイルのいう御柱関連は不明。もう少しヒントとなる材料が出たら考える。

 

予想されていたことではあるが、アリスの脳無しぶりが本当やばいw 見事なまでに無能な馬鹿という感じで描かれており、ヘイトを集める意図とすれば完全に成功していると思う。見ていてストレスを超えて笑えてきてしまって、もうこの子はこういうキャラなんだなと諦めがついた。

 

この後、真実が分かった場合、アリスをどう行動させるかは興味深いものがある。マミカのように中立な勢力を維持しつつ、ピンチの時に助太刀しながら、次第に関係を改善していくのかな。

 

仮に味方勢力になるとしても、これほどサゲられると、認められるまで相当頑張らないと視聴者のヘイトは解消しなさそうである。個人的にはもう呆れて諦めたが、このサゲ様を見ると仲間にした上で死ぬ感じにする気なのだろうか。

 

物語の進行上の演出は、いわゆる昔からある見せ方で、各キャラの無策無能を利用して見せ場への布石としている。こうした演出は最近はあまり流行らないと思うし、個人的にも好きではないが、割り切って見ると今回のセレジアの(ご都合主義の)覚醒も楽しく見られた。ただ、やっぱりこういう見せ方は批判は多いだろうなとは思う。

アクションシーンはいいので、話術サイド少なめで、テンポ良く爽快感のあるバトルがみられると嬉しい。

 

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/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )    アリスのダメっぷりは芸術の域に昇華してる
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/   セレジアの見せ場は最高だった
|    | ( ./     /
 

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