海外の五ツ星ホテルで出会った人達【豪州ワーホリ日記⑭】 | 地球の裏側から愛を振りまく

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忙しいながらも、私は要領を得てなんとかメンバーの一員として働いていた。

前回の記事↓ 


初めからは右差し

【豪州ワーホリ日記①】 

【豪州ワーホリ日記②】 

【豪州ワーホリ日記③】 

【豪州ワーホリ日記④】 

【豪州ワーホリ日記⑤】 

【豪州ワーホリ日記⑥】
【豪州ワーホリ日記⑦】 

【豪州ワーホリ日記⑧】 

【豪州ワーホリ日記⑨】 

【豪州ワーホリ日記⑩】 

【豪州ワーホリ日記⑪】 



もちろん、英語で分からない事を聞かれたり、電話対応でテンパったり、受付業務のイレギュラー対応などで、焦ってしまうことも多々あったのだがキョロキョロ


英語も少し慣れてきたし、対面接客の際は元より人の氣持ちを汲み取るのが得意だったのが幸と成した。むしろ語学より予測ゲラゲラ


そして、日々誠心誠意働いた。
忙しい中でも、お客様により良いサービスを提供出来る様に心がけ、よりスピーディーに、より美しくラウンジ内を保った。


磨き上げられたグラスなどが綺麗に並んでいる、そんな整ったラウンジを眺めては自己満足する私照れ




素早くてきっちりしている、そんな日本人の真面目な特性とも言える仕事ぶりと勤務態度は徐々に評価されていった。日本人は基本働き者指差しよね?



ちなみに私の乙女座MCに火星がゆるく合
重箱の隅をつつくような細かい面もある(らしい)が、
ラウンジでは、そんな細やかな気遣いも重宝された。

立派な社畜に一直線泣き笑い


繁忙時以外は、お客様に寄り添ったサービスが出来る事も嬉しかった。


ラウンジには、オーストラリア人や海外からのお客様がほとんどで日本人は少なめだった。


見付けたら大喜びで接客笑


日本人のお客様からは、お喜びの声をいただいたり、わざわざ日本に帰国してから、お礼の手紙にハンカチを添えて送って下さったりお願い優しすぎる素敵なお客様に心底感動したラブラブ



やっぱり、ホスピタリティーってやりがいがあるわぁデレデレ私は、こうやってお客様と直に関わって、顧客満足度を高めるのが好き飛び出すハート

お客様が喜んでいる姿を見るのが好き飛び出すハート


天職かも飛び出すハート(良く言う台詞指差し)


ラウンジで働いてて良かったデレデレ
と日々やりがいを感じていた。


良い事ばかりではなく、時にはラウンジ外の日本人のお客様のクレーム対応に呼ばれる事もあった。もしくは、ホテルマネージャー直々にお詫びする際の通訳など。


大体中途半端な小金持ちが小さな事でクレームつけるんだよね🤫


クレーム対応は結構得意ひらめき
アドレナリンが放出されるw
怒っている人を見ると客観的に観察…目


神妙な面持ちで話を聞き、
謝り過ぎないのがコツw指差し


大抵のお客様は残念だった氣持ちに共感して欲しいのだ。


とにかくお客様の氣持ちに寄り添い出来る範囲でご要望に応える。どうしようもない場合は、やんわりその旨を伝える。


それでもご納得いただけない場合は代替え案を提案し、それもご希望に添えない場合は、お客様のご要望に叶うホテルをお探しするしかない。


もちろんこちらに不手際があった場合は全力でお詫びし、それ相応の返金なり、サービスや、グレードアップなりさせていただく。


そういったクレームもまれにあるが大抵の方は素晴らしいお客様だった。


特に、ラウンジの超VIP常連の方は
も広くていらっしゃるデレデレ


やはり、ご自身が満たされて
ゆとりのある方は
他者にも優しいのねと再認識イエローハート


そして、まあお歳を召していても
お美しいこと…キラキラ


お肌があまりにも綺麗で思わず、


私「どうやってそんな綺麗なお肌をキープされているのですか?」と聞いた。



お客様「そりゃ、お金が沢山かかっているもの」と。

グヌヌちょっと不満やはりお金なのか…

とちょっと思ったけどね爆笑

でも、今なら思う。お金だけじゃないよ!
お金持ちでもお世辞にも美しく歳を重ていると言えない方も沢山見てきたし…まあお金があれば、選択権が増えるのは確かだが。ストレスも減るし。



そして、美しいと言えば我がエグゼクティブラウンジ自慢のマネージャー



彼女は某有名エアラインの元ファーストクラスのキャビンアテンダントで、見目麗しく、かつ女神の様優しく、そして、そんな容姿性格なのに、完璧過ぎず人間味が溢れていると言う素晴らしい女性だった。




私が、異国の地で、拙い英語激務をこなすことが出来たのは間違いなく彼女の存在のお陰である。



スタッフもみなテキパキと仕事が出来る人が多かった。キャラも色濃く、真面目ちゃん、プリンセス仕切り屋さん、おっとり天然さんなど様々笑



皆優しくしてくれたが、特に仲良くしてくれた女性は、全てのバランスが良く聡明で、思慮深く明朗快活で、仕事がめちゃくちゃ出来た。ザ・出来る女



彼女と働くと、平等に役割を分担し、スムーズに仕事を終わらせることが出来たし、何より楽しかった。


彼女も私と働くのが一番好きだと言ってくれた。



そんな時、私はある失敗をしてしまう。
朝食のスムージーを入れるとても繊細なグラスジャグを、洗っている時に割ってしまったのだ。


しかも、ラウンジで既に3、4回割っていて(今までは私じゃない泣き笑い)、朝マネージャーから、これ以上割らない様にと厳重注意を受けた所だった(いや、むしろ割らないように意識したら割れるよね泣き笑い)
 


そんなプチパニックの中w、ホテルトップクラスのボスがラウンジに現れた。彼女は、厳しくて有名で、威厳のオーラが漂っていたびっくり皆が一様に、氣を遣っているのが伝わる。



彼女が接客以外で笑っているのを見たことないぞガーン



私は、彼女にグラスジャグの件を伝える事にしたちょっと不満


私が今言わなければ、マネージャーがまたお叱りを受けてしまう…


同僚がビビってw止めるのも聞かず…


私「申し訳ございません!氣を付ける様にと注意を受けていたにも関わらず、またジャグを割ってしまいました!!」


ボス「.....Again??」また? 


私「はい!本当に申し訳ございません!」ペコペコ


こ、恐い…((( ;゚Д゚)))  に、睨んでる…?


ボス「分かったわ。次から氣を付けて。」



私は、イタズラをして飼い主にたっぷりお叱りを受けた後のの様にしゅーーーんとなった泣き笑い


久々に緊張したわw


ところが、翌日予期せぬ事をマネージャーから告げられた。


私が、ボスに直々に謝った、勇気正直さ感心していたと言うのだ泣き笑い


勇気リンリンモリリンリン✊️



いや、良くわからんけど、結果オーライやん笑い泣き



災い転じて福となした 感じ!?



後にこのボスと話すことも増えたが、皆が恐れる程恐い人ではなかった。真面目で、キャリア一本でやってきたのであろう。たまの笑顔に優しさと温もりも感じた。仕事の為に厳しい事も言える芯の通った方と見受けられるニコニコ


そして、やっぱどんな人でも笑うとかわいーんだわキューン

(随分歳上でしたが) 



女性の笑顔は

皆を幸せにするね飛び出すハート




やはり、何事も正直に向き合えば報われるとも思った。それは、業務でも同様。



ちょっと意地悪な宴会場のマネージャーがいて、彼女は恐らく私より歳も若く、マネージャーとしての経験未熟だった。


普段は一緒に仕事する事はないのだが、突然自分の顧客を連れて来たり、宴会場のお客様をラウンジに送ってき仕事を増やしたり。



上司やお客様には良い顔をするが、部下や目下の者には偉そうにヒステリックな対応をするので、部下から嫌われていた。



そう、彼女はスラングで言う

アース・リッカー※だった。


ass licker は直訳すると「おケツお尻をなめる者」だが、「おべっか使い」のことを意味する。あまり品の良い言葉ではないが、結構使われている…



案の定、私の英語が幼稚園児並なので、格下認定され、理不尽な扱いを受けたりした。私だって日本でマネジメントの経験もあるんやぞ怒り




自分の失敗を、私に押し付けてきたりびっくり

半泣きで責め立ててきたりガーン なんか色々凄い…w




今となれば、彼女もキャパオーバーだったのねと、同情する氣持ちもあるようなないようなもぐもぐ



いや、そんな状況の時こそ人間性が現れるというか…

少女の様でカワイーのだが、仕事だと部下が気の毒というか…



でも、そんな事があっても、日々真っ当に生きていれば、見てくれている人は見てくれている。



お客様から名指しで、コメントをいただいたり、そんな事がマネージャーの耳に入って、ホテルから報酬を受けたり、少しづつボスやマネージャーからの信頼を積み重ねていった。



仕事をはじめて2、3ヶ月経った頃だろうか、マネージャーから正社員(フルタイム)にならないかと聞かれた。



私は、一つ返事で快諾した。



長く働きたい私は、保証が欲しかったのだ。



【フルタイム】

通常週38時間以上の労働

労働時間の保証は契約済み

病気休暇と有休の取得可

解雇前に通知あり(通常4週間前)


【カジュアル】

1週間の労働時間が未定

シフト変更の可能性

病気休暇と有休の取得が不可

理由もなく解雇される可能性


仕事状況が不安定で、その分フルタイム従業員より最低賃金が25%高く設定されている。