オーストラリアのリゾート地で、掃除に明け暮れる毎日。
↑前回の記事⑧
初めからは
【豪州ワーホリ日記③】 【豪州ワーホリ日記④】 【豪州ワーホリ日記⑤】 【豪州ワーホリ日記⑥】【豪州ワーホリ日記⑦】
数ヶ月経った頃、ようやく日本人が同じホテルに入ってきた
同年代の男性で、彼の存在は癒しだった
彼とペアを組めば、確実に仕事を終わらせれたし、日本語でたくさんお喋り出来て、仕事がうんと楽しくなった
やっぱり一緒に働く人って大事だなぁと痛感。
そして、日本人男性ってほんっと優しいのよね~細やかな氣遣いが
もちろん国籍とか関係なく彼の性格が良いから誰にでも優しいのだが。彼の体の倍ぐらいあるオージーガールの荷物(シーツやゴミなど)をさりげなく代わって持ってあげる
オーストラリア男性も優しいのだが、あえて違いを述べるとすれば、目立つ優しさ(人目やマナーや下心など)とさりげない優しさの違いかな
もちろん、オージーでさりげなく優しい人もいるし、あくまで私の体感です
彼は島で出会った可愛い日本人女性といい感じで、お互いの恋バナに花を咲かせたり(ここでもアイランドマジック健在)、男性と女性どちらの使用済みパンツの方がヤバイかを真面目に議論したり🫡キリッ楽しい時間を過ごした
私があの時の彼(夫)と今も一緒にいて、子供までいると知ったらきっと喜んでくれるだろうな床に転がった男3人分のパンツを喜んで洗ってるぜ!
英語環境を望んでいたけれど、やはり日本人と話す事でかなり癒された。それは何も言語だけでなく、日本人同士のあうんの呼吸というか、奥底で解り合える感覚が心地よかったのである。国際結婚にはないw
心地よいからと日本人だけで集まるだけじゃなく、現地や他国の人と積極的に交流するのは大切だ。
でも、外国で出会う日本人との時間やご縁も同様に大切なものだと思ったのだ
仕事は大変だったが、島はただただ美しかった
従業員割引で、ツアーに行ったり、レストランに行ったりもして、バカンス気分も味わえたりする。
ある仕事帰りの事だった。
その日も馬車馬の様に働いて
くたくたに疲れていた。
とぼとぼ歩きながらふと海の方を眺めると、
びっくりする程大きな夕日が見えたのである。
※時間前後するが、これは島に来て直ぐの出来事
え?なにオーストラリアの太陽ってサイズ違うの?って思う位大きいの
太陽が地平線(水平線)近くにある時に大きく見えるのは、目の錯覚らしい
私はしばらくガードレールに腰を掛けて夕日を眺めていた。いや、正確には見とれてその場から動けなかったのだ。
皆さんは、夕日を見て泣いたことはありますか?
私はその美しい夕日を眺めていたら
ぽろぽろと涙が
溢れ出てきたのだ
それは、ただただ夕日が美しかったのと、引き込まれそうな一体感と、安心感。
私の全てを肯定してくれている
そんな氣がした。
自然の偉大さの前に、
私は生きていて良いのだ、
ここにいて良いのだ、
私がしたいようにして良いのだと。
幼い頃は夕日が好きで良く眺めていた。
時には悔し涙を流した事や、悲しくて泣いた事はあったと思う。
だが、いつしかゆっくりと夕日を眺める事は少くなっていった。
実際、日本の都会に住んで、仕事に追われる毎日の中で、朝日と夕焼けを毎日ゆっくりと眺めている人はどれくらいるだろう?
少くとも以前の私は、そんなことに氣も止めていなかったなんならネオンにしか当たっていなかったぜ
ただただ、流れる毎日を当然の様に生きていたのだ。なんと畏れ多い…
オーストラリアに来る前に、何しに行くのと何人にもの人に言われた。30歳過ぎて就職はどうするの?と。私が心配していないことを心配してくれる
外国に行くのに、(帰国後の)何か目的や理由が必要と言わんばかりだった。
私の、オーストラリアの海が私を呼んでいるからなんて立派な理由にならない様だ
私はオーストラリアに来てかけがえのない経験を得た。何かが変わった、いや、大げさに言えば生まれ変わった位の人生の大きな節目になったとさえ思っている。
今から、海外やワーホリに、行ってみたいと思っている方に朗報
得るものは必ずある
ただし、それを活かすも活かさないも
貴方次第であること。
行きたいという氣持ちがあるのなら、行ってその真相を確かめに行くのもよし行って満足するのもよしだと思う。
と私は無責任に、ワーホリをゴリ推し続けるのだった
さて、島での生活も終盤に、6ヶ月の雇用期間が終えると私達(現夫と)は新天地に向けて動き出した。
このまま滞在すれば、別の仕事を紹介してくれるかもという話もあったのだが、私達二人は島への未練はなく、移動を決めていた。
夫は街に出て、中古車を買ってきた
ロードトリップで引っ越しするとな
とりあえず夫が以前住んでいた家まで戻り(友人と住んでいた家をまだ借りていたらしい)、荷造りをして新天地に向う事になった。
これが私達の記念すべき引っ越しの第一回となる。
まさか、この後何度も引っ越しを繰り返す、
引っ越し人生が始まるとは夢にも思わず…
引っ越しと掃除はプロの域🫡キリッ
新しい旅立ちに期待を膨らませる純粋なモリリンであった
夫と島での【馴れ初め①】 編も同時進行でお届けします
夫と一緒になって、大変な事もありましたが、この島での想い出があったからこそ、ここまでやってこれたと思っていますw
いつかまた島を訪れて一緒に夕日を眺めたいな
夕日に合掌
大地に讃頌
モリリンに健勝
最後まで読んで頂きありがとうございます
モリリン🥭