あけましておめでとうございます
2022年も始まりはおせちから♡
2018年にブログを始めて1年間の毎日の料理記録が一巡した後は、数ヶ月に1回ほど思いついたように書いているだけだけど、やっぱり今年もしっかり料理したいと思います
♡2022年のおせち
さて、今回もやっぱり大変だったのは棒鱈。
新鮮な素材が料理の大原則とする魯山人も、棒だらはまっとうな料理人の手にかかれば至福の美味と称賛するほどで、干物といえども、棒だらの煮付けは関西おせちの華である。
昨年は棒鱈をサボっておせちにハレがなくなってしまったから、今年は何としてもいい棒鱈を手に入れねば!と張り切った。
いつもの愛用スーパーえぷろんは、某市に5店舗だけの地域密着スーパー。3年ほど前に全国区のゴールデンタイムで取り上げられてから、魚コーナーにぞくぞく若手社員が集まるようになった(気がする)
一番最初にいたベテランのおじいさんはとっくにやめ、その後、どんどん若返り、5店舗間での移動もあって次々担当が変わり、このところ私の行きつけ店は、なんとなくイジワルなお兄さんが主役を務めている。
魚のことを聞くと面倒くさそうな空気を醸しだしてちょっと聞きづらい人。。
11月末におせちのための棒鱈を注文しに行った時も、私は12月20日以降でと言うのに、「そんなんじゃ全然間に合わない!」と決めつけてくる
そこは負けず嫌いの私、「1日で戻る方法を考え出したから全然問題ない!」と切り返す。
(心の中で)「だいたいあんた作ったことあるの?」
棒鱈のサイズについて聞いてもよく分からないような反応。2年前に頼んだ時の店員さんはサイズのことで相談したら、問屋に「サイズ○○(多分、何号とか言っていたような記憶)のやつある?」と問い合わせてくれたのになあ
思ってたのと違う、なんてことになったらまた嫌な感じになりそうだし、どうしよう。
同じスーパーの別店舗に見に行くと、ちゃきちゃきした威勢のいい人が、僕が沢山買い付けてくるからサイズ選べるよ、と説明してくれたので、今年は別店舗で買う気になった。
しかし、1週間後、キャンセルするつもりでいきつけ店に行ったら、イジワル兄さんが「一番いいやつ取っといた!」と嬉しそうに見せてきた。
この人ツンデレ系か?古い...
ちゃーん!今年の棒鱈はとびきり立派。
イジワルな人が取っておいてくれたやつ
♡棒鱈の煮付け
棒だらの煮付けは飴色で美しいー
今年の棒鱈は今までの3回の中では最も大きく、長いポリ袋にも入りきらずに戻すのに3日かかった。
色々ある棒鱈の難関の中でも、包丁をいれて食べるサイズに切る、というところまでが最難関だと思う。そこをすっ飛ばしては調理に至らないのに、ほとんどのレシピに棒鱈の戻し方を書いてないのはどうしたわけだろう?
初回、密封して圧を高めたら干し鱈が早く戻ることを発見した私は、そのレシピを書いたところ、盆と正月に本当に閲覧数が多いのでびっくりしている。
♡棒鱈のレシピ
富豪の友人から届く食材が大活躍で、丹波の黒豆は小田垣商店、どんこは姫野一郎商店のブランドもの。
実は黒豆は昨年のもの...でもこの美しさ
どんこは肉厚で煮るのに1時間かかる。
母が作っていた時は私という手伝いがいたけど私は完全に独り仕事だから酷だと思いながらも、4回目となればだいぶ段取りが良くなり、それはそれで自己満足に浸れる。
初回の2019年はおせち奮闘記を書いてますが、完成形がこちら。
一見まるで同じように見えるけれど、若干進化してるの・・・
家族も喜んで食べてくれ、よい1年のスタートになった。
今年も料理ブログが書ける幸せな日々を過ごせますように。
皆様にも素敵な1年でありますよう。